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 電池倶楽部
関係者のあいさつ
ご意見、情報提供
(個人的なご相談には応じておりません
 のでご了承下さい。)
    

お知らせ
<2003年分>


 



   
64.言語聴覚士の常駐する補聴器販売店
  米国には聴覚専門ドクターとして「オーディオロジスト」が多数いますが、従来は専門の修士課程修了後、
  国家試験に合格し、9ヶ月のインターンを経て一人前になっていましたが、これからは大学  で4年学んだ後に
  更に4年間のDoctor of Audiologyのコースを修了しなければなれないという厳しいものです。

  一方、日本にも、同様に国家資格を持つ「言語聴覚士」がいますが、制度誕生の経緯、習得知識の範囲・内容、
  補聴器についての知識等の点で米国の「オーディオロジスト」と対等に比較出来るものではないですが、年々
  国家試験の合格者が増えています。

  他国の“補聴器事情”に指をくわえていても我らの実益に適わず、我国の現状を調べてみる必要があります。

           即ち、「言語聴覚士の常駐する補聴器販売店は有りや無しや」?


  となれば、この方の出番。軽快なフットワークと隈なく張り巡らせた情報網を持つ奥平副会長。

  で、どうでした?
   「調べた範囲では言語聴覚士の常駐店は二店、かってはいたが、既に退職した店一店という結果でした。」

  ご苦労様でした。ところで、言語聴覚士の実態について何か分かった事がありますか?
   「制度発足後未だ日は浅いにもかかわらず、国家試験の合格者数はそれなりに多いのは事実
   ですが、資格取得後の就労状態については把握されていない(把握していても公表していない)
   ようです。

    聞く話しでは、言語聴覚士は元々医療機関に勤務する事を前提として設けられた色合いの濃い資格のようで、
   言語聴覚士自身も医療機関等での活躍を念頭に置く人が多いのではないかと思われます。 その為、補聴器
   販売店で働くとなった場合、店頭での聞こえの相談や補聴器類の販売といった“現場の仕事”に馴染み、
   資格が十分に活かせるかという本人側の問題と、他方、経営者がこの人達の持つ知識と技量を十二分に
   活かしきれるかという補聴器販売店側の問題が考えられます。


   報告の中に、言語聴覚士が辞めてしまったケースがありますが、恐らく、その方自身、『こんなはずでは
   なかった!?』と理想と現実の落差を知り、辞められたのではないかとも思われます。

   その他、言語聴覚士についての一般的な情報としては次のようなものです。
      −国家試験を受験するには、言語聴覚士の養成カリキュラムのある専門学校、短期大学、大学の
       卒業資格が必要
      −因みに、北海道には該当する学校は二校のみ
      −多分野での幅広い高度な専門知識が必要
      −国家試験の合格率は約40%
      −専門的な研究成果を発表、聴講する学会あり
      −言語聴覚士を目指す人及び養成する学校とも医療機関への就職を目標としており補聴器の分野
       へは未だ余り目が向いていない」

  実態が少し見えてきましたね。ところで、報告にあった二店は皆さんに推薦出来そうですか?
   「『補聴器愛用会』として推薦出来る店は、一店のみ(姉妹店で一店として数えています。)」

  では、皆さんに紹介をお願いします。
   「皆さんに自信を持ってお薦め出来る言語聴覚士の常駐する店は、次の姉妹店です。」

         ☆補聴器プラザエクセア札幌店 
           〒007-0840 北海道札幌市東区北40条東1丁目1-31
              Tel::011-723-4133 Fax:011-723-2363

         ☆補聴器プラザエクセア北見店>
           〒090-0836 北海道北見市三輪54番地9-1   
              Tel:0157-22-4133 Fax:0157-23-7178 


  報告は以上ですが、現状は、「これから!」というところですね。
  しかし、今後は、言語聴覚士が経営する補聴器販売店や言語聴覚士の常駐する補聴器販売店が増える事が
  考えられ、これに備え「言語聴覚士のいる補聴器販売店」コーナーを新たに設けました。
  ここに登録される販売店の数が増える事を大いに期待したいものです。

  「お薦めします」コーナーの「言語聴覚士のいる補聴器販売店」をご覧下さい。

                                            2003年12月22日
 


   
63.アメリカ便り(Dr.Mieko レポート その4
  今回のお便りは「補聴器装用者の補聴器に対する満足度」の調査結果についてです。補聴器装用者は
  補聴器の何に満足し、何に不満を持っているかを調べたものですが、この調査で興味深いのは、10年前の
  同じ様な調査結果と比較している点です。

  補聴器関係のこの10年間での大きな出来事は、と言えば、デジタル補聴器の登場でしょう。
  「機能的に“進化”し、調整がし易くなり、より良く聞こえに合わせられるようになった」とは多くの補聴器取扱い
  者の認めるところです。そしてこの性能、品質の向上による恩恵が、調査結果の「満足度が上がった」とされる
  ものの中に多く見受けられます。

  難聴は恐らく人類の歴史と共にあったのでしょうが、より良い聞こえを得る為の試みも古くからなされています。
  しかし我々に馴染みのある電気回路式補聴器の原型が作り出されたのは凡そ100年前の1900年代の初めの
  頃で、その後の足取りは次のようなものです。
     1900年初頭  電池式
     1939年     真空管式
     1944年     電池内臓の真空管式
     1953年     トランジスター式
     1987年     デジタル式(実用には至らなかった)
     1996年     実用デジタル式

   こうして見ると、「良き時代に生まれけり!」と叫びたくなります。今後とも補聴器の性能は一層向上し続ける
   でしょうが、“完全自動調整機能”が開発されない限り、人による調整が必要となり、その調整次第で補聴器
   の持つ機能や能力、それに“聞こえ”が左右され続けます。

   自分の車は資格を持たない整備士には触らせたくないものです。自分の補聴器、いや、自分の「聞こえ」
   も無資格者にいじくり回されたくないものです。

  「Dr. Miekoコーナー:アメリカ便り」をご覧下さい。

                                            2003年12月20日



   
62.73対4,090,000

                      73     対       4,090,000
                     104     対       2,540,000
                     129     対      13,500,000
                   3,750     対            75,000
                  37,100     対          268,000

   この数字は何を表しているかお分かりになるでしょうか?同じ物を比べた結果とすればあまりにも大きな
   差があります。そう、文字通り桁違いの差があります。

   「補聴器市場・業界」の「難聴者や補聴器を取巻く環境」をご覧下さい。

                                            2003年11月22日



     
61.アメリカ便り(Dr.Mieko レポート その
   日本の補聴器関連のホームページでは、補聴器装用者の心理面や生活実態等の有り様を伝える情報は
   あまり見かけませんが、難聴者や補聴器装用者が最も知りたい事の一つです。

   今回のお便りには、クリニックの患者さんの例が示されていますが、補聴器装用者の心理や生活態度は
   何処も同じとの思いを強くさせられます。

   興味を惹かれるのは、補聴器が意識面で人に与える印象です。補聴器は“老化の象徴”とのイメージが
   強いようですが、これは「希求する若さへの障害物」と映る事に大きな抵抗を覚える人々が多いという事で、
   日米双方の人々に共通する事と言えます。しかし、補聴器が“ハンディキャップ”や“身障者”と結びつけると
   いう点になると、両国では少し趣が異なってくるようです。

   これらは、「難聴を人に知られたくない」、「補聴器を人に見られたくない」という心理に根ざしていると考えられ、
   ここに、難聴者を周りの人や環境から孤立させ、補聴器に背を向けさせる原因が潜んでいるはずで、この
   心理は研究に値するものと言えるでしょう。

   今までのレポートを踏まえ両国の実情を比較してみると、我国の実態が浮かび上がってきます。

- 日 本 アメリカ
難聴や補聴器に対する
難聴者や人の意識,行動
大きな差異なし 大きな差異なし
耳の診断・治療 大きな差異なし 大きな差異なし
聴こえの相談の環境 劣 悪 良 好
補聴器の販売・調整環境 劣 悪 良 好


   Dr. Miekoコーナー:アメリカ便り」をご覧下さい。

                                            2003年11月16日



    
60.アメリカ便り(Dr.Mieko レポート その2)
   Mieko先生からの第二信が届きました。今回は、難聴がアメリカ社会でどのように受け止められているかを
   知る興味深い内容となっています。

   海外旅行の楽しみは、ところ、人種が違っても同じ事柄に対する考え方や行動様式に相違点や類似点を
   見つけ、思わずホッとしたり、にやっとしたり、エッっとびっくりさせられること。

   今回のレポートは難聴に対する人々の考え方、受け止め方、それに反応が報告されており、アメリカは
   “補聴器先進国”との先入観を持っていたせいか、読んで思わず「エッっとびっくりし、何故かホッとした」
   というのが実感です。

   Dr.Miekoレポートを通し太平洋を挟む両国の現状を概観すると次のようになるのではないでしょうか。
   そして、先行くアメリカと後追う日本の差は20年〜30年


- 日  本 アメリカ
耳の診断・治療 医 師 医 師
聴こえの相談 オーディオロジスト
(言語聴覚士*)
業界認定補聴器技能者 ヒアリングスペシャリスト
無資格補聴器販売店店主、店員
補聴器の選択・調整・販売 オーディオロジスト
(言語聴覚士*)
業界認定補聴器技能者 ヒアリングスペシャリスト
無資格補聴器販売店店主、店員

                                     *:身近な存在になるのはまだ先

   「Dr. Miekoコーナー:アメリカ便り」をご覧下さい。

                                            2003年10月11日


    
59.「みみ太郎」の追試
   副会長とその仲間から面白い実験レポートが届きました。 「みみ太郎」対動く音源。
   視界の効く道路上で車を走らせ、そのエンジン音を「みみ太郎」で追跡してみようという趣向で、余禄も
   付き、所期の目的は達せられたようです。

   テスト、実験、試聴を重ね、データを積み上げて行けば皆が判断する際の客観的な基準が出来上がり
   ます。電池一つとっても、副会長の実験(「製品テスト」の補聴器用電池)が無ければ、恐らく補聴器
   装用者の大多数が電池の品質、性能等一切分からないまま(知らされないまま)只、価格及びメーカー名
   のみで判断する事となり、非常に大きな経済的な損失を被る結果となるところでした。当会推薦の電池は
   現時点では、並みの電池に比べ寿命は5割増しで、両耳装用で20、30年と使い続けるとすれば、定価で
   計算すると優に100万円超の違いが出ます。

   『補聴器愛用会』は、実用的な知識と知恵を求め、現実的にマーケットを見、実験的に補聴機器をテスト
   する事に腐心していますが、その企画、実施に当たり指揮をとるのは副会長さん。
   補聴器を愛する事この上なく、好奇心と探究心旺盛、口よりも手足が先行。いや〜ぁ、良くやってます。
   (少々補聴器にハマリ気味ですが、、、。)

   「補聴機器評価・試聴報告」、「みみ太郎」と動く音源確認テストをご覧下さい。

   追伸
   前回の補聴機器テスト(「補聴機器評価・試聴報告」、「みみ太郎」の「みみ太郎、補聴器、集音器の性能
   比較」)に登場した「小鳥一家」のヒナも大きく育ち、飛べるようになり、生きた、自然の音源としての“大役”
   を終え、無事巣立ったとのお便りもありました。

                                             2003年9月27日


    
58.アメリカ便り(Dr.Mieko レポート その1)
   皆さん、ご紹介します。    Dr.Mieko Tanakaです。
   正真正銘のオーディオロジスト(聴こえのお医者さん)です。

   Dr. Miekoはアメリカ在住22年で、現在は東部のノースカロライナ州(首都ワシントンの南、フロリダ州の北)で
   補聴器専門のクリニックを経営されている、ドクターの資格を持つオーディオロジストです。

   先月、『補聴器愛用会』へ「徹底的にリサーチされた内容ですね。参考になります。」とのお便りが突然舞込み、
   これが切っ掛けとなり、重ねたやり取りの中で、日本の難聴者の為にアメリカの難聴者や補聴器事情等に
   ついてテーマ自由、分量制限なし、締切りなしで情報提供をお願いしたところ、お返事は、「やってみましょう
   そして、先日、第一回目として「自己紹介」と「アメリカの現状等」についての報告が寄せられました。

   現在、日本では聴こえの相談も補聴機器の購入、調整等殆ど全てを商いを業とする補聴器販売店の店員に
   頼る実態となっています。アメリカも30年程前迄は日本と同じ状態であったようですが、今は国家資格を持つ
   オーディオロジストが数も多く(約13,500人)、中心的役割を担っており、補聴器販売店のヒアリング
   スペシャリストも存在する(約6,000人)状態となっています。

   日本では、1997年12月に理学療法、作業療法と並ぶ医療の資格として言語聴覚士法が制定され、1998年
   9月に施行、1999年3月に第一回国家試験が行われ、過去5回の合格者は累計で7,767名となって
   いますが、如何せん未だ日が浅く、十分な経験を積み、全国各地で身近な存在となるにはまだまだ時間が
   必要で、この点だけをとっても、日本はアメリカに遅れる事、30年と言えそうです。

   他国の難聴者の実態や補聴器環境は自国のそれらを映し出す鏡となります。その意味で、日本の事情も
   理解され、アメリカでオーディオロジストとして第一線で活躍されているDr.Miekoの報告は我々の目を見開かせ、
   日本の現実、現状をより良く知る為の願っても無い鏡になると考えられます。

   今後とも、折に触れレポートを頂けるとの事で、Dr. Miekoコーナー:アメリカ便り」を新たに設けましたので、
   そちらをご覧下さい。尚、ご本人のクリニック(Family Hearing Care)についてはホームページをご覧下さい。   

                                             2003年9月20日


    
57.「トミーさんちの赤ちゃん」、その後
   赤ちゃんはみみ太郎を背中に背負い、ハイハイを始め、声に合わせ「いないいないばあ」も出来るように
   なり、健やかに成長。そして、その傍には観察を怠らず、手話の練習にも励むお母さんが寄り添っています。

   今年5月に赤ちゃんとみみ太郎の件で問合せを頂いたトミーさんから、久しぶりにお便りがあり、お母さん
   は手探り状態で赤ちゃんの聞こえと取組み中で、又赤ちゃんの聞こえの様の描写もあり、ご紹介します。

   米国の関連サイトを見てみると、米国の場合、1000人に3〜4人の赤ちゃんに聴覚障害が見受けられる
   とあります。我国との決定的な違いは、この実態に対し、誕生直後の聴力検査が推奨され、多くの州で
   この検査が実施され、早期発見に努め、該当者には成長する過程で色々なケアやプログラムが提供されて
   いる事です。

   赤ちゃんはお母さんの声を聞くことによりお母さんに愛着を感じ、情緒的な安定を得、又呼びかけに対し
   呼応する事で人とのコミュニケーションの基礎を作るという大切な訓練を行っています。  

   難聴で3歳頃までに言葉による母子のコミュニケーションを十分に経験出来ない幼児は「言葉が少ない」、
   「うまく会話が出来ない」や「人に対する関心が乏しい」子供となる可能性が指摘されています。ですから、
   0歳〜3歳頃までの間に補聴器具を用い、普通の赤ちゃんと同じ様にお母さんの声を十分に聞かせて
   あげる必要があります。

   トミーさんちの赤ちゃんはこれからも補聴器具を友とし、お母さんの声をたっぷり聞き、会話を楽しみながら
   すくすくと成長される事でしょう。
  
   『体験談:「みみ太郎」と乳幼児』の『「みみ太郎」使用開始後約3ヶ月目のお便り』をご覧下さい。

                                             2003年9月14日


      
56.音響技術が光る補聴器
  『補聴器愛用会』では、相応しい補聴機器類、メーカーや補聴器販売店の“発掘”に努め、それぞれ、推薦し、
  或いは応援しています。

  従来よりアドフォックス(株)社製の補聴器を紹介していましたが、製品の評価がなされていない事が気掛かり
  だったと言う奥平さんより、詳細な試聴結果の報告があり、それによれば当該メーカーの製品には同社独自の
  音響技術が活かされ、既存製品とは異なる切り口での研究と開発がなされており、今後、更なる成果が期待
  出来るとの事です。

  アドフォクス(株)社は元オーディオマニア向け高級音響機器メーカーの技術者が中心となり、音に関する
  精密機器を製造する会社として1991年に設立されています。補聴器開発の切っ掛けは、既存の補聴器の
  「音の悪さ」が“音の匠達”を憤慨、発奮させた結果だそうです。
  さすが 音にうるさい技術者のあっぱれな心掛け
  (筆者もかって同社の製品に憧れたものの、高嶺の花でとてもとても、、、カタログ集めに終始。)

  技術部の方とのやりとりを通し、同社は音にこだわる“匠集団”で、これからも補聴器開発に取り組みたいと
  意欲的であり、補聴器装用者にとっては選択肢が広がり、新たな聞えが得られる事を意味し、歓迎すべき事
  であり、『補聴器愛用会』としては同社を応援したく、「応援します」コーナーにてご紹介します。

  難聴者は、誰一人として「聞えればどんな音でも良い」などとは決して思っていません。より自然で、より良い
  音を望んでいます。音響技術が光り輝く「アナログで、明瞭度の高い、美しい音」を聞かせる補聴器の開発を
  大いに期待します。

  同社の音響技術が作る補聴器の無料試聴が出来ます。絶好の機会です。この機会を利用し、一つでも多くの
  補聴機器を試し、“自分の音域”を広げ、“自分の好みの音”を探してみては
  
  会社については「応援します」コーナー、製品NP-1200の試聴結果については「補聴機器評価・試聴報告
  コーナーをご覧下さい。

                                              2003年9月 7日


         
55.「お知らせ54番」への追記
   お母さんに「みみ太郎」を贈られた息子さんよりの使用後の様子をご紹介しましたが、掲載のお知らせをした
   ところ、頂いたお返事に近況が綴られており、その部分を追加しました。

   今では、「みみ太郎」はすっかりお母さんの耳となり、更には、聞こえの能力向上にも成功しつつあるようです。

   「補聴機器評価・試聴報告」コーナー、「みみ太郎」の『お薦めしません、「みみ太郎」vs.お薦めします、
   「みみ太郎」』の最下段をご覧下さい。

                                               2003年8月31日


      
54.お薦めしません、「みみ太郎」 vs. お薦めします、「みみ太郎」
  「みみ太郎」推薦以来、それなりに情報を提供してまいりましたが、前回の性能比較 (「お知らせ」53番)、
  及び今回の問合せ内容や使用後のコメントを御覧になれば、 「みみ太郎」の“泣き所”と“得意技”、それに
  “聞かせ方”の把握が出来、客観的な評価も可能かと思います。

  「補聴機器など碌なものはないだろうが、騙されたつもりで、、、」と巷(ちまた)に氾濫する戸籍不明、正体不明、
  性能不明、試聴不可、返品不可、一見安価風の“通販もの”に手を出し、「耳を痛めたり」、「やっぱり無駄遣い
  だった」と悔しい思いをするのなら、「みみ太郎」に騙されてみてはいかが? 日本国籍保有、開発者の顔が見え、
  性能テスト済み、試聴可、返品可、価格まぁまぁ(『補聴器愛用会』割引あり)。>騙され甲斐がありませんか?

  補聴器未経験者や補聴器忌避者にとっては、“より良い聞こえへの挑戦/再挑戦”となり、聞こえでお困りの
  ご両親へは“音のある楽しい生活”の贈り物となり、補聴器装用者には“使い分け用のもう1台”と、種々活躍
  する可能性は十分あると考えられます。補聴機器購入時には、検討の対象に加えてみて下さい。

  メーカーさんの方でも最近は「みみ太郎」に手応えを感じておられるようですが、これに満足せず、“ノーベル賞”
  もの「みみ太郎」への挑戦を期待したいもの。
     人工耳介の機能を持つイヤホンコードのない耳掛け・耳穴式「みみ太郎」

  補聴機器評価・試聴報告」コーナー、「みみ太郎」の『お薦めしません、「みみ太郎」vs.お薦めします、
  「みみ太郎」』をご覧下さい。

                                              2003年8月30日



    
53.“第三の補聴器” 〜 「みみ太郎」
  「みみ太郎」で音楽を聴きながらパソコン作業。お気に入りの一時。ふと気が付くと、「みみ太郎」はスピーカーに
  背を向け、知らん顔。 されど、聞こえる音に変わりなし。

  「う?」、本体を上下、左右、ぐるぐる。聞こえに変わりなし。 「?」、、「」、、、「?」、、、、。 
                      「う〜、おぬし、やるのぅ

  が、1万アクセス記念で皆さんに「みみ太郎」を紹介する事になった切っ掛け。

  その後、多くの方々の感想や体験談でもその活躍ぶりは知らされるものの、真の実力を示すデータに裏付け
  られた客観的な評価が欲しいと思い奥平さんに声を掛けたところ、なんと、既に彼の研究はかなり進んでおり、
  早速、その成果をまとめて頂きました。

  同じ者が、同じ環境下で、同じ要領と同じ判断基準により補聴器、集音器と比較した結果で、それぞれの性能や
  長所、短所を具体的に把握して頂けると思います。補聴機器選びの際の目安として参考にして下さい。

  補聴機器評価・試聴報告」コーナー、「みみ太郎」の「みみ太郎、補聴器、集音器の性能比較」をご覧下さい。

   (現在、当会に寄せられたコメントを整理中です。近日中に掲載しますので、「みみ太郎」の購入を
    お考えの方、暫くお待ち下さい。)

                                            2003年8月23日


    
52.“業務連絡”(ホームページ「カウンター」について)
   カウンターの不具合に気付き、調べてみるとサーバー改修中との事で、下記情報が掲載されていました。

   以下のサービスが、8月14日(木)10:00終了となり、終了後は、動作保証およびサポートは行いませんので
   ご了承ください。
   「掲示板(ツリー型・スレッド型)」、「ゲストブック」 、「カウンタ設置ツール」
   ※カウンタは8月19日(火)14:00以降再度ご利用可能になる予定です。

   以上、“業務連絡”でした。

                                             2003年8月17日


    
51.補聴器市場・業界動向報告
  2002年秋の全国の補聴器販売店調査より間もなく1年になりますが、これを切っ掛けに副会長はその後も
  補聴器の性能確認、販売店調査、メーカーや業界動向の注視をこつこつと行っています。

  今回、副会長が耳と足でかき集めた様々な情報と、全国から“奥平アンテナ”に発信される報告等を整理、
  分析し、現状を簡単にまとめた「現状報告:2003年夏」版が届きました。 少し辛口のコメントもありますが、
  これは、関係者に注意を喚起し、努力と改善を促すもので、補聴機器を取り巻く環境全体の向上を願うが
  故のものです。

  製品やサービスは利用者、購入者の“関心”と“声”で育てられ、改善され、成長します。皆さんも補聴機器に
  関る身近などんな事柄でも結構です、声をお寄せ下さい。『補聴器愛用会』は補聴器装用者の良き“声”で
  ありたいと願っています。

  「補聴器市場・業界」コーナー、「現状報告:2003年夏」をご覧下さい。

                                             2003年8月16日


   
50.“みみ太郎”を使ってみて:M氏の報告 その4
  今まで3度の報告を頂いたM氏より“みみ太郎”の近況を知らせるお便りを頂きました。それによれば“みみ太郎”
  もM氏と生活を始めて二月半。今では十分に役割を果たし、すっかり自分の居場所を確保しているようです。

  「出番」と「控え」をわきまえ、「得手」と「不得手」を知ってもらい、家庭、職場内でご主人の良き耳となり忠誠を
  尽した結果、ご主人様には聞こえや考え方、そして生活態度に対する自信がうかがえるようになりました。

  使用開始後から使いこなすまでの一連の報告を拝見すると、補聴機器の状況・目的に応じた使い分け、聞こえに
  対する執着心、補聴器具を“自分流”に使いこなす為の努力と工夫の必要性を教えられると同時に、聞こえ具合が
  変化して行く様子や、更には内面的な葛藤とそれを克服しながら成長して行く様が描き出されています。生きた
  お手本となる貴重な体験談をありがとうございました。 

  「体験談:みみ太郎と40歳台男性」欄をご覧下さい。

                                             2003年8月9日


   
49.ホームページの見直し
  今までにお寄せ頂いた情報、報告、お便り等も相当な分量となり、又一つの報告に異なる内容が含まれている等、
  希望する内容を探し出すのが一仕事となって来ました。更に、今後共増え続ける情報を“交通整理”する必要を
  感じ、ホームページの見直しを行いました。

  内容を見つけ易くする為、「目次」欄を内容別に再編し、中項目を増やし、素早く、直接希望する頁へ進めるよう
  変更しました。

  この結果、一部、「お知らせ」の中の表現や案内内容としっくり行かない部分も見受けられますが、この点は
  ご了承下さい。

                                             2003年8月3日


    
48.「一輪の花」、昨日、今日 
  予期せぬ時の、予期せぬ方からのお便りは嬉しいもの。文面が明るければ、更に良し。文中に
  (’△`;)、(^^;)、(^▽^)、(^^)/が踊っていれば、尚更良し。

  どなたかと思うに、「お知らせ、28番」でご紹介した花の女子大生。「予期せぬ」とは当方の勘違い、物忘れ。
  かってのお便りに「補聴器の具合や感想をそのうちにご報告」、とあったものの、これは外交辞令、、、、と
  本棚の奥深くへ。 m(_ _)m

  さて、メニエール病と真正面から渡り合うご本人の昨日、今日をカツラやエステ広告風に表せば、

                    Before (2月頃)        After (7 月
            色        灰〜黒色             黄〜赤色
            曲        鎮魂曲               行進曲
            天気       曇り、時々暴風雨        快晴、所により一条の雲

  ご一読下さい。自分を見据え、自分を理解し、自分を立て直した近況報告を。そして、味わって下さい。
  若さ溢れ、リズムと表情ある“若者言葉”を。

  されど、この陰には、娘を温かく見守り、嫌がる本人の足を補聴器販売店へ運ばせたご家族の支えと、
  「あの時は、これから自分がどうなってしまうのか考えるばかりで、単位は落すし、帰宅すればいきなり
  泣き出した事もあったが、こんなになっても自分というものを失いたくなく、どんなに苦しくても、人に対
  する心構えや気持ちを忘れず、頑張った」、自分を支えた本人の存在あり。

                                             2003年7月26日


         
47.募る、アイディア
  新たな船出から一夜明けたばかりというのに、早や“お仕事”のお話し。「二つの頭で考えるよりは、皆さんの
  お知恵を拝借しては」、とは副会長。

  流石、眼鏡に適った人材、とは納得するものの、少しは、ゆっくりすれば、、、、、。早々のこの第一球からすると、
  これから先が少し心配。

  とまれ、新生『補聴器愛用会』には相応しい提案。体制も充実し、これからは皆さんの「声」や「手」の参加が
  当会の活動には不可欠。そして、その第一弾。

  皆さんのお考え、アイディア、企画、ご要望等々を募ります。「えぇ!」と云うようなもの、「ふぅ〜ん!」と云う
  ようなもの、「うん、うん!」と云うようなもの等何でも結構です。実現性があれば。
  

      テーマ: 「『補聴器愛用会』に期待すること」
 

  こちらへ声をお寄せ下さい。
    お便りには氏名、住所:県、市のみ、性別、年代をお書き下さい。尚、ホームページ上でご紹介する場合の
    お名前(実名又はニックネーム)も書き添えて下さい。
                    
                                             2003年7月19日


     
46.新たな旅立ち - 『補聴器愛用会』の一千日と“明日” −
  本日、『補聴器愛用会』は千日目を迎えました。

  これを機に、今まで見聞きし、体験した事を整理、分析し、今後、如何にあるべきかを考え、まとめてみました。

  先ず、より良い明日を目指す為には、今日の足元の現実、真実を知る必要があり、補聴器装用者の観点から
  メーカーを始めとして販売店に到るまでの、好ましくない、或いは問題と考えられる種々の事柄を書き出して
  みました。特定の対象者を非難する意図は無く、現状の姿を有りのまま映し出すのが目的です。

  この現状から脱却するには、関係者全てにそれぞれの立場での積極的、且つ、建設的な取り組みをお願い
  する必要があり、『補聴器愛用会』としての考えや要望、希望等を記しました。

  そして、『補聴器愛用会』としては、補聴器装用者の立場で出来得る事をなす為に、体制を強化し活動を
  活発化させ、海外の風にも吹かれ、情報を集め、提供したく考えています。そして、皆様へは、積極的な
  御参加と、広く、浅い援助をお願い致したく考えています。

  皆さんと共に、補聴器装用者と補聴機器のより良い明日を願いつつ、、、
                  
                                             2003年7月18日


     
45.“20,000”がダメなら、、、
  2と四つの0が行儀よく並ぶ姿を眺めて見たいと思い、頃合、と見るに、過ぎ去ったあと。
  1万に続き、今回も拝せず。

  その瞬間を今月中旬〜下旬と予測したものの、数が先走り、ハズレ。“鴨の流れとサイの目”で思うに任せず。
  アクセス数2万に合わせ「今後の取組み」の発表、と日々増え続ける数字に負担を感じつつ準備を進めて
  来たものを、、、。

  困ったなぁ、ともたもた準備する最中、気の利いた数字の届け物あり。
                     累計数    達成までの所用日数
      最初の5,000     (5,000)       約14ヶ月と20日
     2度目の5,000    (10,000)       約10ヶ月と10日
     3度目の5,000    (15,000)       約4ヶ月と10日
     4度目の5,000    (20,000)       約3ヶ月と10日

  理工学部学生さん(健聴者)で、『補聴器愛用会』のファンとか。これで、若き男女のカウント記録係が揃い踏み。

  そして、思わぬプレゼントが、これ。

      「『補聴器愛用会』は2003年7月18日をもって、千日目を迎えます。」

                                             平成15年7月11日


     
44.“20,000”、接近中
   それにしてもよく回りますね、、、カウンターがホームページ開設当初はゆったり、のんびり,悠々ペース。

   日々の来訪者数は一桁数字の行進、申し訳程度に二桁数字がチラホラ。
   “1,000”なる数字の偉大さを実感。

   やがて二桁時代に。と、いっても10台数字の周りを一桁と20台数字が飛び跳ねる低空飛行。
   32、忘れ得ぬ数字。唯の一度の30超えの大記録、一年と数ヶ月の長き時の間で。
   遥かなる旅路“5,000”に溜息。

   時が経ち、気が付けば20台数字が主役。そして、その時、来る。
   “翼よ、あれが10,000だ!”

   当初は、“ぼちぼち”やり、“そこそこ”いけば、“ほどほど”のところで、“そろそろ”御免を、、、のつもりが、
   「最近は、なぁ〜んか、めっちゃ回ってるみたい。20台は、もう、出てこなくってぇ、70,80台もあったりぃ、
   40,50台がふつ〜うみたい」とはカウント嬢の言。

   今では、『補聴器愛用会』来訪者数記録管理担当女学生嬢も心強い華の応援団。旅路のそこここで、
   多くの声なき声に励まされた手探りの旅。

   “20,000”、光速で接近中。

   この補聴器の現状、この来訪者数では“まだまだ”御免被れそうになく、“さてさて”もう少しやらざるを
   得ないのか、、、と、思案するこの頃。

   この機会に仕切り直しを、、、と、考えるものの、更なる旅、新たなる旅には旅装を調え直す要あり。
   しばしの時が必要。

   暫くは控え目に、カウンターは

                                             平成15年6月20日


    
43.「幼児へのみみ太郎の使用について」(41番)へお答します。
   難聴を持つ乳児のお母さんが「補聴器か? みみ太郎か?」、でお悩みでお尋ねがありましたが、これに対し、
   副会長より、長年の研究と鋭い考察がキラリと光るお答えを頂きました。

   前段では、結論を導く為に、日本人に多い感音性難聴に触れ、何故「“遠足”が“オンソク”と聞こえるのか」、
   の説明から、「通販もの補聴機器類は安くて、お買い得なのか」等、幼児を持たない方々も必読の一文と
   なっています。
  
   本論では、「幼児が音を聞くことの意味合い」を説き、「その為には、補聴用具はどうあるべきか」、との観点から
   「補聴器とみみ太郎を比較」させ、「実例を挙げ」、結論を導き出しています。
   
   さて、軍配はどちらに?

                                             平成15年6月14日


    
42.応援します、将来有望な補聴器販売店 
   「はじめまして。昨年8月に調布に補聴器専門店『アルプス補聴器』を開店いたしました。開店の動機は難聴者に
   対して心づくしのカウンセリングと販売をしている店が少なく、この業界で少しでもお役に立とうと思ったからでも
   あります。現在妻と二人でやっております、、、、。」

   先月、元気のよいお便りが届きました。開業後、間もなく1年という方からで、お便りの行間には意欲と積極さが
   溢れ出ていました。

   良き補聴器販売店の発掘を従来より目標としていますが、最初は、誰しも一からのスタートです。将来有望な
   「これからの販売店」を“情報収集、ひやかし、お手並み拝見、励まし”などを含め応援しようではありませんか。
   
   この為の「応援します」コーナーを設けました。目次欄も改めましたので、そちらよりお入り下さい。

                                             平成15年5月25日


    
41.「幼児へのみみ太郎の使用について」のお尋ね
   「初めて授かった子が、難聴を持って生まれてきました」、と感音性難聴の0歳児の育児に奮闘中の主婦の方
   からお尋ねのお便りを頂きました。

   現在、みみ太郎を試聴用としてお使いですが、主治医に相談されたところ、補聴器で訓練を続ける方がよいとの
   ことですが、ご本人は補聴器とみみ太郎の併用を考えておられます。

   どなたか同じ様な問題、経験をお持ちの方やお子様がみみ太郎を使用されている方からのお便りをお待ち
   しています。

                                             平成15年5月18日


      
40.“みみ太郎”を使ってみて:M氏の報告 その3
   “みみ太郎”君、いよいよ職場に登場! 静かな環境下、家族との会話が中心となる自宅での予行演習を終え、
   いよいよ他流試合。 少々ドタバタもあったようですが、、、。

   「その後のお付合い具合」をお尋ねしたところ、タイミング良く職場への進出時期と重なりその体験談をまとめて
   頂きました。 

   尚、頂いたお便りにMさんより次のコメントがあり、ここに紹介しておきます。
   「小生の難聴の程度は中程度であり、高度難聴の方や軽度の方にそのまま当てはまるのではないこと、更に
   中度といっ ても、高域は比較的感度が良く、老人性のものとは少し違うタイプという点をお含み置き下さい。」
   また、医療に関心をお持ちで、「これを機会に音響工学など何らかの勉強をしてみようと思っていますが、、、、 」、
  とあります。

   この一連の報告は、補聴機器を使う事により聞こえ方がどう変化し、そしてそれが人間関係や日常生活に
   どんな影響を与えるのか、またこれを通し、補聴機器との付き合い方も学べるという貴重な記録です。 
   Mさん、ありがとうございます。

                                             平成15年5月11日


     
39.“みみ太郎”を使ってみて:M氏の報告 その2 
   「“みみ太郎”を使ってみて」のアンケート回答中にイヤホンについてのコメントがあり、メーカーへ照会しました。 
   その結果を回答者へお知らせしたところ、折り返しお便りを頂き、「みみ太郎を使ってみて:その2(使用開始
   8日後)」に書き加えました。

   「“みみ太郎”使用開始後5日目で感じた聞こえ方も使い続け、時間が経てば少し異なってきた」とのことです。
   更に使いこなした後のレポートも期待したいものです。

   補聴機器が提供する本来の音や聞こえを耳や脳・聴覚神経が感じ、理解するには時間がかかりますが、人が
   それに慣れていく過程を示しているようです。

   「この補聴器は、、、!」という評価は最低1ヶ月程は使い続けた後にすべきでしょう。使い始めの“焦りと短気は
   禁物”です。

                                             平成15年5月3日


     
38.“みみ太郎”を使ってみて:M氏の報告 その1
   「高性能のマイクでステレオ録音しながらモニタしているような感じで自然。 聞きやすい。  いつまでも聞いて
   いたい。」

   「何よりも会話のテンポが速くなり、話をするのが楽しくなってきました。 こちらからも積極的に話し掛ける
   機会が増えたようです。」

   その結果、ご家族との会話が増え、今までの“話も聞いてくれない嫌な親父”イメージも変わりつつあるとの
   声が寄せられました。 (“みみ太郎”購入後のアンケート回答より) 

   より良い聞こえが日常生活や家族(人間)関係の基本である事を物語っています。

   今までに、予想よりも多くの方々からの問合せや申込みがありましたが、意外なのは(当方の勝手な先入観
   ですが)子が親に贈るケースが非常に多い事で、7割ほどは「ご両親に何とか良い聞こえを味わって欲しい」
   というお子様の気持ちを込めた贈り物として申し込まれています。

   家庭内で、静かに、豊かな時を過ごされる年配の方々への安心出来る“音のプレゼント”のようです。

                                             平成15年4月27日


      
37.“みみ太郎”評価と聞こえについて
   1万アクセス記念の“みみ太郎”特集より4ヶ月が経ちました。そろそろ“みみ太郎”君の活躍ぶりを調べる
   頃と考え、使った方々や販売店の方々、それに愛用中の奥平さんの声も集めました。

   補聴機器類の「使用経験あり」、「なし」、「かって使った経験あり」の三グループに分け、まとめてみました。
   十分な数ではないですが、それぞれの特徴が表れているように思われます。

   「試して聞こえないと、直ぐあきらめる」、「聞こえる音や声が本来のものか戸惑っている」、「聞えるまでに時間
   がかかる」等々は初めて補聴機器類を用いる方々に共通して見受けられる特徴です。

   装着、スイッチオンで、望む音や声が即座に聞こえて来れば問題は無いのですが、、、、。しかし、聞えや
   補聴器についてのしっかりした基本的な知識を身に付ければ、こんな反応や戸惑いはご無用。そして補聴器
   類とのお付き合いも気軽に、楽しく出来るようになります。

       ★ 聞くということは?
       ★ 難聴とは?
       ★ 補聴器の働きとは?
       ★ 難聴と補聴器の関係とは?

                                             平成15年4月6日


     
36.「補聴器相談シート」についてのお知らせ
   「補聴器相談シート」上に書き込み、それを印刷すれば簡単と考え、書き込み式のものを作成しましたが、
   上手く印刷が出来ないとの連絡を受け、記入式の「補聴器相談シート」も作成しました。

   どちらの「補聴器相談シート」も内容は全く同じですが、

    ○書き込み式は、書き込む前に必ず印刷できるかどうか試してしてみて下さい。

    ○記入式は、先ず印刷し、その後、紙の上にペンで記入して下さい。

                                             平成15年4月5日


    
35.「耳鳴りでお困りの方からのお尋ね」へ(23番と関連)
   「お知らせの23番で耳鳴りと補聴器に関する問合せがありましたが、補聴器店で教わったことがお役に
   立てば」、とお便りを頂きました。

   お便りの主は、目下“お友達募集中”(お知らせ28番)のご本人ですが、当初は精神的にも打ち負かされ
   そうな日々もあったものの、最近は手話サークルに通ったり、補聴器に挑戦したりと持ち前の明るさと行動力
   で積極的に自分の人生と取組み始められたようです。

   共に語り合えるお友達募集中  “キリンのように首を長くして待ってまぁ〜す!!

                                             平成15年4月3日
 

       
34.「補聴器相談シート」
   「近づくにつれ歩調は落ち、鼓動は高鳴り、脈は駆け足。前に立てば覗き込み、“また次にするか”、としばし
   考える人。やおら勇気を奮い起こし、呼吸を整え、武者震い、、、“いざ突入”」、と言うのが補聴器販売店に
   一歩足を踏み入れる瞬間の状態ではないでしょうか。

   「どんな店かなぁ?」、と考える前に、「思う事が上手く言え、相手の言う事が分かるだろうか?」、と自信の
   無さと不安が脳裏をよぎるからかもしれません。 

   「自分の聞こえや補聴器についての表現力が乏しい」、「基本的な用語も分からず、お互いの理解を妨げて
   いる」、とは全国補聴器販売店調査報告書が指摘するところ。 これは補聴器販売店を非難するのみでは
   解決出来ない問題です。自分の聞こえの問題や補聴器に望むことを正しく、十分に相手に伝えることは
   補聴器を求める者の責任です。

   『補聴器愛用会』ではこの最も基本的な問題への一つの答えとして、「補聴器相談シート」を作成しました。 

   聞こえで抱える問題、望む補聴器や相手に聞きたいこと等のまとめが出来、販売店での相談や購入時に
   利用すれば、伝えるべきは伝わり、聞くべきは聞ける作りとなっています。又、これにより販売店の方々に
    とっても、あなたの問題の理解と相応しい補聴器の選択が容易となる筈です。 

   是非、「補聴器相談シート」をあなたのお供にしてみて下さい。

                                             平成15年3月29日


     
33.“手作りヘッドホン補聴器”のご紹介
   身近にある素材二つを、一捻りした発想で組合せれば、手軽に手製の補聴器に早や変り。
   
   以前、「ポケット型補聴器のイアホンについて」(皆のコーナー、メーカーへの注文欄参照)お便りを頂いた方
   ですが、その後も研究に取組んでこられ、今回、その内容の発表です。

   更なる改良への取り組みの意欲が行間に満ちており、今後の追加発表を大いに期待し、ここでは結果発表
   とはせず、「内容発表」という表現に留めておきたいと思います。

                                             平成15年3月22日


     
32.補聴器用電池の性能テスト(その2)
   副会長から、継続実施中であった補聴器用電池の性能テストの報告が寄せられました。

   先ずは、結果を拝見。どこででも見られる普及製品を基準に、日常生活状態でのテスト結果をみると
   寿命の長さは次の様になります。昨今、スーパーで「○○%増量サービス」の謳い文句を良く見かけ
   ますが、この増量は只事ではありませんよ。

    大手メーカー国産製品   従来品 <基準として使用>   「お知らせ25」で報告済み
    大手メーカー国産製品   新型品     約1.4〜1.7倍   「お知らせ25」で報告済み
    某外国メーカー輸入製品  従来品   約1.8〜  2倍
    某外国メーカー輸入製品  新型品   約  2〜2.5倍   「お知らせ30」の“エクセア電池”

   
   理由は本文中で説明されていますが、メーカー名は非公開との事で、当会でこのメーカーについて少し
   調べてみました。

   創業1906年とほぼ100年近い歴史を有し、1933年には最初の携帯可能な真空管補聴器で特許を
   取り、また1937年には最初のポータブルHI-FIラジオでも特許を取得、1939年には世界で初めての
   液漏れしない電池を開発、1949年に補聴器用のアルカリ電池を製造等々。現在従業員3,300名余、
   欧米では補聴器用電池では圧倒的なシェアーを誇っており、正に世界レベルの会社が作る世界的レベル
   の電池といえそうです。

   「でも、どこで購入出来るの?」との声が聞こえて来ますが、「お知らせ」30番でご紹介した“Next One”
   オーナーが選んだ“エクセア電池”がこの電池です。

   最後に、強制連続使用テストなるものが行われていますが、これは入浴時を除き、就寝中も丁度親鳥が
   卵を抱き続けるように補聴器を“温め続ける”テストとか。本当にお疲れ様でした。お陰様で、電池への
   関心が高まり、又電池選択時の客観的な判断基準が得られました。ありがとうございました。

   「補聴器装用者の皆さん、ご起立をお願い致します。 副会長に『 礼 』」

                                             平成15年3月14日


    
31.『補聴器愛用会』は推薦し、応援しています!
   信頼出来る補聴器販売店やよりよい製品を紹介する為に、目次に新たに「『補聴器愛用会』がお薦めする
   販売店、補聴機器、電池」の項目を設けました。

   ホームページ上の情報も随分増えました。新たにご覧になる方が全てに目を通すのは大変な事で、必要性
   の高いこれらの情報を一目で分かるようにまとめました。

   推薦に値する販売店の数の少ないことが最も悲しい事です。適切に補聴器を選び、正しく使用するには
   販売店での相応しい応対、豊かな経験に基づくカウンセリング、的確な調整、十分なアフターケアのどれ
   一つも欠かせません。

   九州の方が“自分の補聴器探し”の為に、飛行機で北海道まで行かねばならぬ等は異常事態以外の
   何ものでもないでしょう。皆さんの周りで意欲的に、前向きに補聴器に取組んでおられる販売店を是非
   ご紹介下さい。自薦、他薦を問わず、情報の提供をお待ちしています。

                                             平成15年3月9日

       
30.“横綱電池”、エクセア店より登場
  北の花道よりさっそうと世界レベルの高性能電池登場。お披露目は3月3日、耳の日。
   「最も優れた電池が、皆さんに提供する電池」とは麻生補聴器プラザエクセア(札幌)社長の言。「今日最高の
  A社電池も、明日はB社が凌駕する。性能、品質のみを基準に選ぶ。」今回、エクセア店が自信を持って選んだ
  「エクセア推薦レイオバック社製電池」を『補聴器愛用会』の皆さんへも、と提供して下さいます。

  この電池の実力を知るため、継続実施中の電池性能テストの経過結果を取寄せ、確認するに、 「お知らせ」
  25番でテストした電池等は寄せ付けず、悠々首位独走。
  通常状態での使用で、従来電池の約2倍。その実力は正に世界レベル。さすがはプロの見立て。脱帽。

   □経 緯
    人工内耳装用者は1日約2個の電池を必要とし、3日で1ケース、年間出費額は約13万円と大きな負担に
    なり、全国の方々に救いの手を差し伸べたいと電池の廉価通信販売を始められたとのこと。
    これを知り、「補聴器装用者にも、、、」との当会のお願いを快諾、今回の割引販売が実現しました。

   □エクセア店について
    詳細は「言語聴覚士の常駐する補聴器販売店」コーナーにゆずり、その横顔を。
    *経営者は妥協を許さぬNext One”タイプ。「皆さんが求めるのは性能と品質、それに価格。今後ももっと
     良い電池を発掘し、皆さんに喜んでもらうのが楽しみ。」“Next One!”とは「自分の作品でどれが最高
     傑作とお考えですか?」と問われた無声映画時代の大スター・監督チャップリンの答え。
     「次の作品だよ!」
     過去、現在にとらわれず、もっともっと良いものを、と常に最善、最高のものを求め続ける意気込みが凝縮
     された言葉。

    *「この調整、いじらないで下さい!!」とは、補聴器店を渡り歩き、諦めの気持ちでたどり着き、最初の
     調整から次の微調整へかからんとした時に発した装用者の叫び。
     「この素晴らしい聞こえをもう少し味わいたいです」、には調整者も面食らったとか。

    当会ホームページで紹介後、関西、四国、果ては九州より来訪者あり。“満足”を土産に皆さん帰途に
    つかれるとか。目線で応対、わかり易く説明、的確に調整、適切にアドバイス、それに親しみある雰囲気。
    お客様はついつい長居。最近スタッフを増やしたもののさばき切れず、食事時間を削っての応対。「でも、
    皆さんの笑顔と感謝の念が何よりのご馳走です。」  (必ずご予約を。)

   □通信販売について
    メーカー:レイオバック社
    種 類:同社の新型電池PR41、PR44、PR48、PR536の4種類
    価 格:1ケース6個入り   550円(税込み)
    送 料:1〜4ケース     200円<
          5ケース以上 無料
    不良品:万が一不良品があれば、1ケースでも店側送料負担で交換。
    注 文:ファックスのみ    011 723−2363 
    支払い:商品と共に郵便振替用紙が送られますので、これで支払って下さい。

   □『補聴器愛用会』は「エクセア推薦レイオバック社製電池」を推薦し、応援します。
     ・信頼できるプロが、メーカーにこだわらず選ぶ世界レベルの高性能電池が常に手に入る。
     ・消費者にはありがたい廉価と責任ある保証体制での販売。
     ・通信販売で全国何処からでも入手できる。(販売個所が限られている電池の入手も容易)
     ・今回採用の電池は性能テストで実証済み。
     ・本メーカーは従来型と新型電池を販売しているが、エクセア推薦電池は全て新型のみ。
                                             平成15年2月25日

    
29.奥平レポート後日談
  “奥平レポート”掲載より、三ヵ月。同レポートは『補聴器愛用会』にとっても大きな転機をもたらすものでした。
  また、時間が経つにつれその内容が多くの方々に伝わり、少しづつその効果、影響と思しきものも感じられる
  ようになりました。同レポートにまつわる後日談です。

  尚、「補聴器業界への一言」は、別頁に納めました。目次を参照して下さい。

                                             平成15年2月21日

     
28.一輪の花
  額にしわ寄せ、眉しかめる話題の多いホームページに咲く一輪の花

  サムシングエルスに聞き惚れ、将来は教壇に立つ自分を夢みる、明るく、活発な女子大生が、あなたのような
  人をお友達に、と探しています。

  昨年、めまいと耳の圧迫感の自覚症状でメニエール病と診断され、現在治療中の方ですが、同じ様な病気を
  持つ方や、この病気に理解のある方と色々お話が出来ればお互いの励みになるはず、とお便りを頂きました。

  横浜市金沢区に在住の方で、こんなお友達を探しておられます。
     ★ 横浜近郊の方でこの病気をお持ちの方、或いはこの病気をご存知の方
     ★ 文通が出来、たまにはお会いし、おしゃべりが出来れば素敵
     ★ 男女を問いませんが、明るく、年齢はなるべく近い方(笑) 

   <ご本人のプロフィール>
     ☆現在 :日本大学一年生 19才
     ☆ 身長 :157cm 中肉中背
     ☆ 髪型 :ショートカット
     ☆ 性格 :明朗
     ☆ タイプ:ボーイッシュ
     ☆ 特技 :少しばかりの手話(1,2度手話通訳の経験あり)
     ☆ 趣味 :読書(現在、星進一氏のショートショート編を読書中)、文通、買い物、
     ☆ 好きなアーティスト:サムシングエルス
     ☆ 将来の夢:理科・生物の教師


   共に語り合うお友達になりたい方は『補聴器愛用会』までご一報下さい。

                                             平成15年2月21日

      
27.補聴器用電池について(25番と関連)
   補聴機器類をスターとすると電池は脇役、といったところが実態でしょうが、今回の性能テストはその縁の下の
   力持ちの働きの大切さを教えてくれました。

   「このメーカーの電池、なぁ〜んか性能にムラがあって、駄目っぽい」という経験的なコメントは けっこう的を
  得ているようです。今少し、電池について副会長に伺ってみました。

   電池自体に問題があり、性能が一定せずにムラを起すものがあり、これが「駄目っぽい」といわれる電池です。
   「同じパックの電池を同じ環境で使っているのに電池のもちがバラバラで、すぐ無くなってしまうものもある」と
   販売店へ持ち込まれる苦情の原因となっています。

   性能ムラの他の原因は、補聴器の電極や回路の材質や金属の成分により微量ですが金属自体が電気を帯電
   して滞らせてしまう現象も考えられます。器械の性能には何ら問題が無くとも電池のもちには微妙に差が出て
   来ます。
  
   それに、気温の影響も大きく、高温或いは低温、いずれも電池の性能の劣化の原因となります。また、補聴器と
   電池の相性というものも考えられますが、この研究はなされていません。

   “駄目っぽい”電池対策とご自身の補聴器と電池の相性を試す為にも機会があれば幾つかのメーカーの電池を
   使用し、実験されては如何でしょう。最も納得いくものが、ご自身の補聴器に相応しい電池と言えます。

   最後に、一言お断りですが、補聴器用電池性能テスト(25番)で使用したメーカーの電池が決して最も優れた
   電池という意味ではありません。同社が新型電池を発売したとの報を得て、テストに使用し、その結果を同
   レポートでお知らせしたものです。

   この性能テストを切っ掛けに、現在も継続してより性能の良い電池を捜し求めています。更なる“優れもの”
   見つかれば改めてお知らせします。

                                             平成15年2月8日 

  
26.耳鳴りと補聴器使用についてのお尋ね(23番と関連)
   耳鳴りは現代の医学的技術もお手上げの状態のようですが、耳鳴りの問題を抱えながら補聴器を使って
   おられる方のコメントをお待ちしています。一部内容を追加しました。

                                             平成15年2月2日 

  
25.補聴器用電池の性能テスト(その1)
    車はガソリンで、電気製品は電気で、補聴器は電池で機能します。車の“燃費が良いか、悪いか”、電気製品の
   “消費電力量が多いか、少ないか”は製品の性能確認や購入の際の大切な基準です。

   最近、より寿命の長い新型電池が発売されたとのニュースを耳にし、早速、研究熱心な副会長に声をかけて
   みました。 「さて、結果は?」 

   なかなかの実力の持ち主のようです。「補聴器用電池の性能テスト(その1)」をご覧下さい。

                                             平成15年2月1日 

   
24.補聴器用電池の割引販売
   お知らせ 「30.“横綱電池”、エクセア店より登場」をご覧下さい。

    “皆のコーナー”、“最寄の販売店評価”で紹介中の「補聴器プラザエクセア」さんが上記25の電池性能テスト
   に使用された新型電池を通信販売で提供して下さいます。

   「麻生補聴器プラザエクセア」さんは、従来より全国におられる人工内耳装用者の方々の為(通常の補聴器より
   大きな負担を伴う)に補聴器用電池を安価に提供されていましたが、この度、 『補聴器愛用会』のお願いにも
   お応え頂き、補聴器装用者へも同じ条件(1ケース、550円)で提供して下さいます。 (電池は使わなくても
   放電します。電池を買い置きする場合は、半年で使い切る量を目安にしましょう。)

   【お詫び】
   掲載前の確認が不十分で、ご迷惑をお掛けしました。
   新型電池の通信販売の取扱いは来月、3月3日よりとなりますので、ご注意下さい。

                                              平成15年2月1日 


  
23.耳鳴りでお困りの方からのお尋ね
    耳鳴りに対する補聴器の効果についてのお問合せですが、どなたか情報をお持ちではないでしょうか。
   詳細は「お尋ね/お答えします」コーナーをご覧下さい。(現在このコーナーはありません。)

                                             平成15年1月26日  


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