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          ヘッドフォン型補聴器「np606」



          


                  
                    アドフォクス社「np606」



会話を楽しむ、音楽を楽しむ、人生を楽しむ聴力補助ヘッドホン


 ヘッドホン型補聴器をコンセプトとし、補聴器用の音声明瞭化回路「ニートプロセッサ」を搭載して、手軽に直ぐ使えるのが聴力補助ヘッドホン np606 です。

※ Neat Processor:美しく賢く動く回路の意味

■ 会話を楽しむ
np606で会話を楽しむ  np606 には補聴器に使われている音声明瞭化回路「ニートプロセッサ」が搭載されているので、男性の声から女性の声、子供の声まで自然なままに音声を明瞭にします。
 色々な補聴器を試したけれど、音がキンキンするなどで満足できずに使わなくなった方にご好評です。



■ 音楽を楽しむ
np606で音楽を楽しむ  自宅でオーディオを楽しむときや、映画鑑賞や観劇、音楽会に行ったときに以前ほど音を楽しめなくなった。そんな時には np606 を試して下さい。
 マイクからアンプ、スピーカに至るまでの総合的な歪率を0.5%以下と低歪率に抑えたので、台詞とBGM、演奏のパート毎など、音と音を分けて聴けます。 np606 で音楽の感動を再び味わって下さい。



■ ヘッドホンを楽しむ
ヘッドホンとしてnp606を楽しむ  携帯オーディオを良い音のヘッドホンで楽しみたい。np606 はそんな場面にも活躍します。
 np606 をチューニングしたのはオーディオの名器を生み出してきた熟練の職人達です。余分な音を足さず、長く聞いても嫌みが無くて疲れ難く、音の奥深くまで味わえます。
 音楽もニートプロセッサを通るので音量を抑えて楽しめる、耳に優しいヘッドホンです。



■ 病院・診療所の問診を楽に
np606で問診を楽に  診療所に来る患者さんの耳が遠く問診に苦労する。そんな時には np606 を使って下さい。
 従来の補聴器は使用者に合わせるフィッティングという作業が必要で、必要なときに直ぐ使うには不向きでした。しかし np606 では自動フィッティング機能を持つニートプロセッサを搭載するので、電源を入れてヘッドホンを装着し、ボリュームを調節するだけで直ぐに問診を始める事が出来ます。
 診療所に限らず介護現場やご家庭などでも、必要なときに直ぐ使いたい場面でご活用ください。




■ 仕様

  np606
形式 np606写真ヘッドホン型
適応 軽度〜中度
使用電池 単4型アルカリ乾電池(LR03)1.5V×2本
電池寿命 約70時間(連続使用)
ニートプロセッサ効果
(音に対して可変)
最大10dB
全高調波歪 0.5%以下
イヤホン ダイナミック型
マイクロホン エレクトレット・コンデンサ型
(風防付き)
外部入力 ステレオミニプラグ(3.5mm)
質量(電池含む) 約220g
付属品 外部入力ケーブル(ボリューム付き)×1本、機内用プラグアダプター×1本、変換ケーブル(RCAステレオ⇔ステレオミニジャック 5m)×1本、ケース×1個、単4アルカリ乾電池×2本
標準小売価格 78,750円(税込)
※ 当製品は医療機器ではありません。




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本製品開発に関わったアドフォクス社の方にお伺いしました。


■どんな切っ掛けでこの製品を開発されたのですか?
 np606開発のきっかけは当社補聴器の音を聞いたお医者様と、当社補聴器ユーザーの方からの
要望が切っ掛けです。

 当社でNP−1500というポケット型補聴器を開発した後の事、診療所の先生にNP−1500を聞いて
もらった時に「これをヘッドホンに入れて欲しい」と言われました。話を聞くと、診療所に来る患者さんの
高齢化が進み、耳が遠く問診に苦労する事が多くなってきたとの事です。耳穴に差し込む補聴器だと
耳穴の汚れがついてしまい、次の人に使う時に掃除に手間がかかる。しかし、ヘッドホン型であれば
汚れ難く、汚れても手拭いでサッと拭くだけで済むとのお話しでした。

 また、当社補聴器ユーザーの方からは「ヘッドホン型なら手軽に使え、ちゃぶ台の上に置いておいて
必要な時にパッと手に取って使えて便利です」と言われました。その方からは「私ならむしろ外出時の
時にもそれを使いますが」とも言われました。

 新製品企画の際にこれらの要望が上がり、手に取って直ぐに使えるヘッドホン型補聴器というコンセプト
は当社のニートプロセッサ技術の特徴を生かした製品になると考え、開発に着手しました。

■開発の苦労話やこぼれ話があればご披露下さい。
 平成17年の年末頃に最初の試作機が出来ました。ところが、テストを開始したところ「ハウリングが気に
なる」との意見が多く寄せられました。

1号機ではマイクがイヤーカップの前面に位置していたのですが、np606を使うときに大抵の人がマイクに
手がかかるようにイヤーカップを鷲掴みにして電源スイッチを入れるので、ハウリングが起きるのでした。
                   

 ハウリングを抑える手段は電気的な方法や信号処理、物理的な方法と何通りかが提案され、検討して
実験した結果、現在のようにマイク位置をイヤーカップの上部にして、なおかつ飛び出させる事でマイクの
部分を掴み難いようにする方法となりました。

 あとは実際に自分達でも様々な場面で使用し、音質をチェックしました。基本的には健聴者には補聴器の
性能を評価する事は出来ません。しかし、音質が悪いのは健聴者も難聴者も共通に悪く聞こえるので、音と
音が分かれて聞こえる性能や、嫌な音になる音が無いか等を家の中から街中、車の中、音が多い会場など、
あらゆる場所で使用して確認し、改良を積み重ねました。

 実際、屋外でテストしてみると風切り音が無視できない問題となりました。これは音楽を楽しめるようにと
帯域を広くしたので余計に問題となったのですが、風防を装着することで、帯域の広さと風切り音対策を
両立させることが出来ました。

■この製品に期待するものは何ですか?
 病院や診療所などで使って貰い、まずは困っている場面が解決される手助けになればと思っています。
そしてそのような場面から、補聴器にマイナスイメージを持つ人達の印象を変えて行くことが出来れば
というのがnp606に託している思いです。

 また実際に奥平様を始め多くの方に試して頂くと、更に色々な使い方が発見されます。使い方は自由なので、
音を楽しみ、生活を楽しんで頂ければと思います。

 最後になりますが、今回のnp606は必要最低限の機能で用意しました。当社ではnp606への機能追加や、
またこの機種に限らずご意見・ご提案を広く募集しておりますので、何かありましたら気軽にご連絡ください。


                                      東京都青梅市河辺町10-6-1 トミタワー7F
                                      アドフォクス株式会社 技術部
                                      成沢 崇志
                                      TEL : 0428-24-6042 / FAX : 0428-24-6069
                                      e-mail : adphox@aaa.email.ne.jp
                                      URL   : http://www.adphox.co.jp/




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                                                <2007年5月 3日>




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