『補聴器愛用会』
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 聞こえについて
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 補聴器相談シート
  < 製 品 >
 調整不要型補聴器(NPシリーズ)
 超磁歪骨伝導ヘッドフォン(フィルチューン)
 ヘッドホン型補聴器(np606)
 聴覚援護機器(シルウオッチ)
 ラジオ(きき楽)
 振動腕時計(Wake V)
 不審者撃退(ロボドッグ)
補聴器電池
 補聴器用電池の寿命について
 電池倶楽部
関係者のあいさつ
ご意見、情報提供
(個人的なご相談には応じておりません
 のでご了承下さい。)

     

お知らせ
<2006年分>






     
163.補聴器の歴史 〜耳穴への道のり〜  その4
  1800年代も半ば以降になると様々な補聴器が作り出されるようになりますが、説明なくしてはその使い方の
  分からぬものもあります。

  女性に人気のあった補聴器とは、、、?

                                             <2006年12月20日> 




     
162.補聴器の歴史 〜耳穴への道のり〜  その3
  ラッパ型補聴器が広く普及するにつれ、不満も募ります。取分け、王侯貴族等の高貴な人達の不満には
  大きなものがあり、その不満を解消すべく工夫が施されます。

  王様の補聴器の登場です。

                                             <2006年12月 9日> 




    
161.補聴器の歴史 〜耳穴への道のり〜  その2
  ベートーベンも我々の仲間です。

  数々の不朽の名曲は耳を悪くした後に作曲されたもので、大作曲家が実際に用いた補聴器が登場します。

                                            <2006年12月 2日> 




    
160.補聴器の歴史 〜耳穴への道のり〜  その1
  見慣れ、聞き慣れ、使い慣れ、極当たり前の存在になっている物もその誕生から進化、発展の歴史を知れば、
  思わず立ち止まり、認識を新たにする事がままありますが、補聴器もその例外ではないようです。

  難聴と補聴器は長い歴史を持つにもかかわらず、意識せず、気軽に使いこなせる補聴器が完成したのは
  極々最近の事であった事実には新鮮な驚きを覚えます。その耳穴への道のりは遠く、険しく、使い物になる
  補聴器を持たなかった時代の聞えの不自由な人達の生活は如何であったかを想像するに難くありません。

  「補聴器の歴史」では中世時代の補聴器から近未来のものまでを200枚以上の写真やイラストを交え
  何回かに分けて紹介して行きますが、補聴器を敬遠し、拒絶反応を示す方々にも是非一読される事を
  お勧めしたいものです。

                                            <2006年11月26日> 




     
159.新製品、「みみ太郎:SX-008W」の試聴・評価
  もうすっかり、冬支度を終えたという奥平副会長から久々に製品試聴レポートが届きました。相変わらず
  耳は冴え、意欲満々です。

  最近発売された「みみ太郎」の姉妹機が対象となっていますが、耳を研ぎ澄ませ、自身愛用の補聴器と
  発売済みの「みみ太郎」とも比較しながら様々な角度から新製品の聞え具合を聞き試しています。
  車内販売の売り子も登場する耳と足で確かめた新製品の聞えの様が立体的に活写されており、その性能と
  特徴が浮き彫りされるレポートとなっています。

  「みみ太郎」は関東の耶馬渓とも呼ばれる妙義山があり、日本の近代化の生き証人として知られる富岡
  製糸場を持つ群馬県富岡市の豊かな自然に恵まれた環境の中で、従来よりユニークな補聴器の開発に
  取り組む潟Vマダ製作所が開発した製品です。


                                            <2006年11月20日> 




   
158.「これなぁ〜に?」
  これは何でしょう?
      Illustration showing sound amplification and transmission


  では、これは何でしょう?
      Vase Receptacle
      

  では、これは?
       


  これは?
      Rhodes Audiphone  


  では?
      King Goa chair, 1820s


  予てより関心があり、気になっていたものですが、偶然海外の充実した資料を見つけ、これを切っ掛けに夏の
  終り頃から手元にある資料も含め少しづつ整理とまとめを始め、凡その輪郭が出来てきたので、いづれ皆さん
  にも紹介したく考えています。

  写真を眺め、説明を読んでいると「びっくり」するようなものがあったり、「まさか」と思うものがあったり、
  「いかがわしい」と思わされるようなものがあったり、又「感心させられる」ようなものもあったりで興味が尽きず、
  ついつい脇道に入り込み、筆は一向に進みません。

  かっての「補聴器愛用者への路」は使命感(?)もあり、本業そこのけで筆を進めたものですが、今回は楽しみ
  ながら、しかし片手では持てぬ辞書と首っ引きでの大仕事でいつ始められるか目途も立たず、自分を追い込む
  為にここで予めお知らせする次第です。

  かなりの数の写真もあり、到底一度にまとめては掲載し切れず、何度かに分けてご紹介していきますが、
  今月(年?)中には始めたいと思っています。 

  題して、

   「補聴器の歴史」
  〜耳穴への道のり〜


                                             <2006年11月12日>  




     
157.ゆっくり+はっきり話すテレビ
  かって、
       「ゆっくり」話してくれ、
      さらに、
       「はっきり」話してくれ、
      その上、
       「繰り返し」言ってくれる、
  「きき楽」ラジオをご紹介しましたが(お知らせ、144番)、今回はその機能を持つテレビです。

  本製品ご紹介の切っ掛けとなったのはお知らせ150番で「補聴器を取扱うお医者さん」をご紹介頂いた
  方よりのお便りです。

  お便りの主は当初は「目の付け所がシャープでしょう」と謳うメーカーのテレビを購入されるお考えであった
  のが、売り場で「きき楽」テレビを見つけ、検討した結果、軍配は「蓄音機に耳を傾ける忠犬、ニッパー君」に。

  ラジオに用いられている技術をテレビに応用する簡単なもので敢えて紹介には及ばないのではと考えて
  いましたが、関係者の開発話ではそう単純ではなさそうです。

                                             <2006年10月14日>




   
156.アメリカ便り(Dr.Mieko レポート その14)
  「今回はかなり、リラックスした文になっています」、とのお便りと共に最近のご活躍も交えたレポートが
  Mieko先生から届きました。

  補聴器は買って、耳に入れ、スイッチを入れれば、即、良く聞こえるとの考えが一般的なようですが、
  被写体に向けシャッターを押せば写るバカチョンカメラとは異なり、補聴器を使ってより良い聞こえを得る
  には先ず、聞こえの仕組みと難聴に対する知識を持ち、補聴器への十分な理解を持つことが求められます。
  そしてその上でより良い聞こえを得る為の心構えと意欲と準備と訓練と工夫と努力が必要です。

  今回は専門家の立場からの補聴器への理解と聞えの訓練の大切さについてのくつろいだ雰囲気での
  お話しです。

                                            <2006年10月 6日>




    
155.推薦電池の追試 その2
  賞味期限 
  食品を包装状態や所定の保存環境に置いたままの状態で、安全性や味・風味等の品質が維持されると
  製造者が保証する期限を示した日時で、この期限内に賞味するのが望ましいとされています。 そして、
  この期限が近づく、或いは直前になったものはスーパーマーケット等では処分品やタイムサービス品として
  安価に販売されているようです。

  使用推奨期限 
  JIS規定によれば「その期間内に使用を開始すれば電池は正常に作動し、JISに規定する持続時間等の
  性能を満足させる期間」と定めています。 そして、これが補聴器電池を購入する際の大切な選択基準の
  一つとなっています。

  では、使用推奨期限切れの補聴器電池は、、、? 
  使い物になるのか、ならないのか?  使い物になるとすればどの程度

  筆者は以前よりこの点に関心を持っており、物は試しで使用推奨期限切れの電池を実際に使ってみました。

  結果は、思ったほどではなく、、、、。

                                             <2006年 8月15日>




   
154.言語聴覚士、ツッチーの独り言 その8
  久しぶりにツッチーさんからお便りが届きました。

  今年で補聴器店勤務五年目に入ったというツッチーさんは相変わらず向学心に富み、勉強会にも積極的に
  参加され、知識、技術、接客の心構え等への研究に怠りがありません。

  今回はとある勉強会での補聴器装用者からの声がテーマとなっていますが、その内容には大きくうなずき、
  同感の意を表される方もおられるでしょう。

  販売店の方々にも一読願いたい内容となっています。

                                            <2006年 7月20日>



    
153.応援します 成城補聴器フィッティングルーム
  店内に入ると目の前のディスプレイには四季折々の飾り付けやお客様から頂いたという手作りのお人形、
  絵、写真等が飾られ、雰囲気は明るく、暖かで、女性スタッフにやさしく迎えられるお店。ディスプレイ下の
  店名表示プレートに気付かなければ補聴器専門店と認識するのに少し時間が掛かる筈です。

  当サイトでご紹介する店々の経営者の方々の見方、考え方等は補聴器購入者への諸々のアドバイスにも
  その一端が表れますが今回ご紹介するお店の経営者の視点、視野には並みの店との違いが見て取れます。

  補聴器を選ぶポイントでは「指先の機能、視力、理解力なども大切なポイント」と指摘し、更に「機種が
  決まったら、後はお店の方を信頼して任せるしかない」と店(店員)選びの大切さを伝えると同時に、
  初めて補聴器を購入する人に対してはカタログ情報の限界を明快に述べ、値引きで誘い込む販売店の
  問題にも触れています。又病院で補聴器店の紹介を受けた際の注意点は知っておくに値するものと
  言えます。

  更に、ご本人の抱負、将来の夢には「補聴器の購入に保険が適用されるようになること」とあり、是非その
  実現を期待したいものです。

  成城補聴器フィッティングルームはお客様に対し細やかに気配りし、補聴器に息吹を与えるフィッティング
  にこだわり、且つ業界全体をも見つめる目を持つ経営者の下で、平成の時代と共に歩み続けるお店です。

                                            <2006年 6月26日>




    
152.アメリカ便り(Dr.Mieko レポート その13)
  待ち遠しかったお便りが届きました。

  久々のレポートは補聴器のマイクについてですが、専門家の技術的なコメントは非常にありがたいものです。

  今回の内容は補聴器の選択、購入に影響を与えるもので、購入者としては当然知っておくべき情報と考え
  られますが、残念ながらこの種の情報はメーカーのカタログや店頭でのやりとりで積極的に提供される
  ものではなさそうですね。

  今後共、今回のようなお話しを期待したいものです。

                                             <2006年 6月 4日>




     
151.掲示板の追加
  納得出来、満足いく調整型補聴器を得るには、適切な補聴器の選択とそれを扱う人の姿勢、知識、技術
  無くしては叶いません。

  昨今のデジタル補聴器に代表される調整型補聴器は製品間にはさしたる差はなく、殆どの製品は一定
  レベル以上の水準にあると考えられ、どのメーカーのどの器種の性能や機能がどうのこうのと目の色を変えて
  比較せずとも、希望する種類(耳掛けか耳穴タイプ)、増幅能力の度合い、特徴的な機能、価格で大雑把な
  目途をつければ事前の補聴器情報収集は一段落。

  払うべき最大限の関心、注意は、
    「どこの、誰がこのハイテク補聴器を私に最適に適合させてくれるのか」、
  というこの一点のみです。

  聞こえは主観的、感覚的なもので人それぞれ異なり、又如何なる第三者も補聴器使用者の聞こえが分から
  ないにもかかわらず、現状では調整型補聴器の調整は本人は一切出来ず、全て医師か補聴器店の店員に
  任さざるを得ず、その適合が不適切であれば、世界一高価な耳栓を買った事となり、机やタンスの引き出しの
  奥深くで永眠させる事になるのは間違いありません。

  納得出来、満足いく調整型補聴器を得るのは簡単です。
  患者、或いはお客様との接点に立つ医師や店員が難聴者を理解する姿勢を持ち、確実な耳型採りと補聴器
  本体作り(多くはメーカー)が出来、適切な聞こえの調整が出来れば済む事です。

  が、そう済まないのが現実です。残念ながらこのあるべき姿と現実の隔たりは想像以上に大きく、相応しい
  人物に巡り合える確率は高額宝くじの当選率にも引けをとらないのでは、、、。取分け、年間の補聴器出荷
  台数、470,847台(2005年)の71%をデジタル補聴器が占めるようになった今日、愛用出来る調整型の
  補聴器を得るのは容易でない事を教えられます。 (日本補聴器工業会資料より) 

  耳型採りの技術や調整能力、資質を示す客観的な物指しは存在せず、店内に業界認定の資格証を飾る店に
  於いても、その資格を疑わせるぞんざいな仕事をする店員がそれなりにいるのが現実で、ましてや何の資格も
  持たず、関係協会にも加入せず兼業で片手間に補聴器を取扱っている店の実体は推して知るべきでしょう。

  更に、危惧されるのは、
    高齢化社会の到来 = 難聴者の増加 = 補聴器需要の伸び = 補聴器は儲かる商売
  と短絡的に考え、安易に補聴器店開店を目指す輩が雨後の竹の子のように出てくる事です。


  健全な補聴器市場の育成、発展には患者であり、お客様である補聴器愛用者が現実と市場を見つめ、情報を
  発信する必要があります。そこで、安心出来、信頼に足る病院・医院(医師)や補聴器店(店員)について
  情報交換出来る場があればこの一助になると考えられ、掲示板を改題、追加します。

     ◇ 私の自慢の/不満の病院(医師)

     ◇ 私の自慢の/不満の補聴器店(店員)

     ◇ 私の自慢の/不満のメーカー・補聴器

  皆さんの街の自慢のお医者さん、店員さんをご紹介下さい。  左、目次欄下の方の「掲示板」へどうぞ。

                                             <2006年 5月14日>




     
150.補聴器を取扱うお医者さんのご紹介
  殊勲賞   

   「掲示板」殿

     あなたが取り持つ縁で、医療への熱情と患者への愛情、並びに補聴器への深い理解と思い入れを
     持つお医者さんが見つかりました。

    よって、ここにその功績を称え、これを賞します。

                                   『補聴器愛用会』

  と、いうのが今回ご紹介するお医者さん“発掘”の切っ掛けです。


  設置後三ヶ月の掲示板に「飛行機に乗ってでも行く価値あり」と紹介されたお医者さんに興味が湧き、
  投稿者に色々とお話しを伺い、その後、先生ご自身ともやり取りを交わした結果、信頼出来、頼れる補聴器を
  取扱うお医者さんと考えられ、ご紹介する次第です。
   (現在、掲示板の当該部分は投稿者により削除された状態。)


  当医院で診察と補聴器の調整を受けた推薦者が見て、感じた医院と主人公、神田先生の姿です。
    ・診察室は小さく区切られていて、患者にとっては聞き取りに良い環境になっています。

    ・元ラガーマンらしく、きびきびした反応の早い先生です。
    ・診察では目を合わせて、腰を据えてきちんと会話をされます。
    ・補聴器の聞こえをチェックする時に、「聞こえますか?」などと陳腐なことを尋ねるのではなく、会話を
     しながら先生の方が移動して、話の理解度を確認されます。
      (こういうことは他でされたことがないので、ぐっと来ました。)
    ・伝わって来る熱意は他の耳鼻科医とは全く違い、自分の中で曖昧だった事柄に対してすぱっとした
     答えが返ってきました。(感激)
    ・これも気配りでしょうが、マスクをはずされているので、唇の動きが読みやすい。
    ・言うに言われぬ「細やかさ」を感じさせられました。
    ・「補聴器はメーカーや値段じゃありません。フィッティング(調整)です」、と言い切れるのは先生の努力と
     技術の賜でしょうか。

    ・スタッフは言語聴覚士を含めて沢山おられますが、皆聞こえについて細かく、いやがらず、飽きずに
     聞いてくれました。
    ・スタッフに「良かったですね〜、こんなに上がりましたよ」と検査結果の数字を見せられても最初は
     ピンと来なかったが、後になってじわ〜っと・・・。


  推薦された神田先生は院内での診察、治療に留まらず、大学病院へ出掛けての外来、手術、更には全国を
  飛び回っての講演にと超ご多忙のご様子。

  「補聴器外来を始め、もうすぐ20年になります。これまで約2000近く補聴器を適合してきました。やってみて
   思うのはそれこそ『経験』、『難聴者に対する真摯な愛情』、『一人一人の患者さんから教えていただくのが
   真実という謙虚な姿勢』が最も大事です」、とは神田先生の弁。
   この気持ちで患者さんに接し、この気概で全国で講演、講義をされています。

                                             <2006年 5月 7日>




    
149.“番犬”のご紹介
  最近は犬と縁があるようです。ず〜っと探していました。以前から。丁度このような番犬

  実は筆者の近所でここ数年の間に三度も泥棒に入られたお宅があり、三度目以降、あちこちの家のガラス
  戸や窓には昼間でもレースのカーテンが引かれ(内から外が見えるが、外から内が見えない為)、玄関口
  には警備会社のスティッカーや防犯器具が見られるようになりました。

  こんなご時世、今回ここに登場するのが不審者見張り役の“番犬”。365日、24時間、一睡もせずひたすら
  忠実に見張り役に徹しますが、全く手のかかぬ、優れもの。先端技術の産物で、食事、散歩、手入れ、遊び
  相手等一切不要。

  “番犬”の生みの親の会社は、と見るにその製品は、
    表面実装機器、検査機器製造、電子回路応用設計、海上表示灯、産業用電子タイマー、マイコン制御機器、
    バッテリー応用商品、超音波センサー等の応用商品等々、
  と、列挙するにかなり堅そうなイメージ。

  でもこんな堅い会社から何故、こんな気の利いた“番犬”が?、と更に、見てみるに、
    ネコやモグラ侵入防止機、ソーラー庭園灯やラジコン模型用急速充電器、安定化電源、始動用電源、
    計測機器、アクセサリー等々。

  ン?、ちょっと面白そうな会社。

  補聴器愛用者の必須品的ペットとも言えそうな役立つ“番犬”をご紹介しましょう。

                                              <2006年 4月19日>




    
148.嬉しいお知らせ
  あの可愛く、皆が良く知っているニッパー君が嬉しい知らせを届けてくれました。ニーパー君? 
  そう、ビクターさんちのあの愛犬。

  先々月にご紹介したビクター社の「きき楽」ラジオをサイトで見た知人が、早速、両親の楽しみにとプレゼント。
  言葉がはっきり聞き取れるようになり、今では片時も手放さないとか。好きな落語に耳を傾け、笑顔も見られる
  ようになり、今まで殆ど聞くことのなかったニュースもよく聞くようになったと本人も嬉しそう。

  あの「ゆっくり+はっきり+繰り返し」言ってくれる機能には感心していたものの、給料前で財布には少々負担に
  なったとか。こっそり聞くと、全国規模の電化製品量販店で出した二枚(二人?)の福沢諭吉さんと入れ替わりに
  戻ってきたのは百円硬貨が二枚だったとか。

  そこで、『補聴器愛用会』では補聴器愛用者がもっと気軽に「きき楽」ラジオで情報、知識を得、音楽、演芸や
  テレビの音声が楽しめるようにと廉価で「きき楽」ラジオが購入出来る段取りを整えました。(関係者の方々の
  ご理解とご協力に感謝致します。)

  「きき楽」ラジオの廉価での購入を希望される方は「きき楽」ラジオ紹介ページ下段の「割引販売について」を
  ご一読下さい。

                                             <2006年 4月 7日>




   
147.「電池倶楽部」よりのお知らせ
  「電池倶楽部」発足後、半年余りが経ちましたが、多くの方々がご利用され、好評であり、一部内容を
  見直した上で今後共、継続してまいります。

  内容の見直しには価格も含まれますが、これは一度の申し込みが5〜10パックのケースが多く、送料の
  負担が大きくなっている(持ち出し)為です。取り分け、PR48やPR44のような重量級を10パック発送すると
  なると当初見込みの一件当りの80円ではとうてい賄えない事への対応です。

  又、中には「電池倶楽部」会員にはなりたくないが、同様の取り扱いをお願い出来ないものかとの声も
  聞かれる為、会員価格と非会員価格を設けました。

  寄せられる多くの声から、本倶楽部の目的である「経済的負担を気にせず、気軽に補聴器を愛用する」
  という目的は十分に達せられていると考えられ、今後共、関係者のご理解とご協力を賜り、取り組みを
  行っていきます。

  詳細は、こちらをご覧下さい。

                                             <2006年 3月 2日>


   
146.言語聴覚士、ツッチーの独り言 その7
  先週、ゆっくり+はっきり+繰り返し機能付き「きき楽」ラジオのご紹介をしましたが、間髪を入れずにお馴染み
  のツッチーさんより反応があり、今回はこのテーマでの「独り言」をお寄せ頂きました。

  頂いた掲載文についてやり取りしていた中で聞かれたツッチーさんの「つぶやき」、二つ。

  つぶやき その1

  「書き込みに生の声が早く聞けたらいいな、、、。」

    言語聴覚士の資格を持ち、補聴器店にお勤めのツッチーさんは職業柄お客様の来店動機や補聴器
    装用に至る経緯に深い関心をお持ちで、補聴器を求める人や愛用する人の声を聞きたく首を長くして
    掲示板への書き込みをお待ちかね。

    是非、あれこれ書き込んで下さい。ツッチーさんからコメントがもらえるかも、、、。


  つぶやき その2
  「マスメディアでも広告でも最近はタレントを使うなどして多くの人が目にするようになり補聴器の認知度も
  上がっていますね。ただ、宣伝されている良い面ばかりを求めて、実際使用してがっかりということも少なく
  ありません。。。  」

    このつぶやきには今日の補聴器が内包する問題が凝縮されています。特に、デジタル補聴器に代表される
    調整を必要とするタイプの補聴器では要注意。

    過度な期待は補聴器に対する不必要な落胆と憤りと絶縁を生む結果となり、“補聴器愛用者への路”を
    閉ざすことになります。

    結論
      残念ながら、補聴器で難聴は治せません。
      残念ながら、どんな補聴器ででも健聴時の聞こえは取り戻せません。
      残念ながら、絶対や完璧や万能や理想の補聴器は地球上に存在しません。

    宣伝、広告の読み方
      コピーライターがひねり出す歯の浮くような、或いはバラ色的、或いはほんとかな的表現部分を全て
      消し去り、その後に残るものがその補聴器の“実力”、“真価”と考えればよいでしょう。

    補聴器の性能や機能
      聞こえには感覚的、主観的、音の好み、性格、使用条件や環境等々数値では表せない要因が多々
      あり、大きく作用します。カタログを見比べての性能、機能比べは程々に。
      数字や機能に溺れず、この製品はこちらのものよりは「まぁ、少しはましかな」程度に特徴を大雑把に
      捉え、控えめに評価しておくのが無難でしょう。

    愛用器獲得への路
      時間と労力を費やし、長期戦も覚悟し、信頼出来る販売店、店員さん探し(調整型補聴器では必須)
      額に汗し、「この店」、又は「この人」といえる相手を見つければ、ゴールイン。 
      遠回りのようで、これが愛用器探しの王道、近道です。

    信頼店
      例え“み〜んなお任せ”コースを選んでも後悔する事はないでしょう。
      納得いく相談、適切な器機の選択、程よい調整、永続性ある親身のケアー、満足と安心が購入出来
      ます。(販売店を見分けるコツやポイントは「補聴器愛用者への路」を参照して下さい。)

    愛用器
      聴力検査の結果は、自身の聞こえ具合の全てを表わすものではなく、数値や言葉では表せない
      要因が支配する面があり、愛用器を知るには、信頼店でよく相談し、財布とも相談し、候補器を選び、
      自分の耳で、一定期間、様々な状況、環境の中で、納得いくまで聞き試し、答えを出す以外にあり
      ません。

    補聴器と言う耳栓
      使用者の聞こえにハイテク補聴器を適合させる販売店の調整技術が伴わねば、その調整型補聴器は
      世界で一つの、オーダーメイドの、本人専用の、数十万円もする高価な耳栓となります。
      購入者は渋面、メーカーと販売店は笑顔。

    補聴器愛用者への路
      補聴器を購入すれば、即、期待する(していた)聞こえが得られるものではありません。
      補聴器に慣れ、親しみ、使いこなす為の意志、意欲、忍耐、努力、工夫が必要です。

    お薦め
      「補聴器愛用者への路」:聞こえについてや補聴器選び、販売店選び等々のヒントが得られます。
      「補聴器相談シート」   :補聴器購入時に役立ちます。


  ツッチーさんのつぶやきにも心を留めながら「独り言」に耳を傾けましょう。

                                             <2006年 2月19日>




    
145.アメリカ便り(Dr.Miekoレポート その12)
  少し前に、帰宅。
  食後、メールをおもむろに開く。

  少し気になるメールを一読。
  次に、Mieko先生よりのお久しぶりのアメリカ便りを開封。

  お便りを拝読。
  「あっ」と大慌て。

  時、2月14日、午後9時25分。
  賞味期限切れ2時間35分前で滑り込み、セーフ。

                                             <2006年 2月14日>





    
144.ゆっくり+はっきり+繰り返し話すラジオ
  補聴器による聞こえを手助けしてくれる製品の一つとして、今回、聞こえに役立つ製品をご紹介しましょう。

  開発者の苦心と高度な技術の結晶が生み出した逸品で、聞いた感じを強いて言葉で表せば「おぬし、
  やるのう」と言わせる、いや〜ぁ、なかなかのものです。

  その昔からどの家庭にもあり、日常生活でも身近に存在しているものですが、通常の製品では話し声が
  はっきり聞こえない人でも、これで聞くと世の中の動きや、教養、娯楽等も今まで以上に楽に聞け、楽しめる
  筈です。

  開発、製造、販売元は天下に聞こえた“音に生きる”メーカー。目下、本製品の技術を利用して更なる製品の
  開発が進んでいるようですが、今後共、1、900万人以上といわれる我国の難聴者のみならず、世界の
  難聴者が思わず振り向き、満足げに大きく頷くこのような製品の開発に一層力を入れて頂きたいものです。

                                             <2006年 2月12日>





     
143.推薦電池の追試 その1
  補聴器電池に関心を持たぬ補聴器愛用者はいないと言っても過言ではないでしょう。
  そして、その関心は品質(電池寿命)と価格へ向かう筈です。

  今回、筆者が一年弱に渡り、使用中の電池の寿命を記録した結果をご紹介したいと思います。従来の
  奥平副会長が行う徹底した製品テストとは異なり、唯、電池の使い始めと、寿命の尽きた時を記録したに
  過ぎないものですが、11ヶ月の長期間の記録となり、参考資料の一つにはなるのではないかとまとめて
  みました。

  皆さんも使用中の電池の品質(寿命)を知る為にも、記録をとられてはいかがですか。

                                             <2006年 2月 5日>





   
142.“聴覚援護製品”発掘への取組み
  補聴器愛用者は不完全、不十分な聞こえの為に意識するにしろ、しないにしろ音に対し、声に対し、
  相手に対し、周りに対し、環境に対し神経を研ぎ澄まし、呼びかけや話し声、電話の着信音、ドアチャイム、
  諸々の生活音等を聞き逃すまいと常に緊張を強いられています。

  そして、この緊張感や聞こえに対する不安を少しでも和らげてくれる製品や器具を捜し求め、さ迷い歩く
  事になり、当会へも、従来より、「補聴器による聞こえの不十分さを補う便利で役立つ製品の紹介を希望
  する声」として届いています。

  そして、又、これらの寄せられる声は優れた製品の紹介を求めると同時に、補聴関係の製品や器具に対する
  経済的負担の大きさへの不満を声高に物語っています。曰く、「聴覚関係の製品は補聴器や電池にしろ、
  その他の関連製品にしろ総じて高い(高すぎる)。人の弱みにつけ込むような売り方が腹立たしい。その意味で
  『電池倶楽部』は快挙である」。

  補聴器1台、補聴器電池1パック単位で考えると「まぁ〜、こんなものか、、、仕方ないか」と考えがちですが、
  試算してみると、20才〜80才まで両耳でデジタル補聴器を使用すると概算で700万円の負担となります。
  (補聴器1台25万円、5年で買い換え、電池は1粒の寿命10日間、1パック1,260円で計算)

  この問題への取組みとして、『補聴器愛用会』は今後、補聴器(医療品を除く)と平行して役立つ“聴覚援
  護製品”の発掘にも力を入れたいと考えていますが、同時に皆さんからの“わたしのお勧めの逸品♪”の
  ご紹介もお待ちしています。「う〜ん、なかなかのもの」や「ほぉ、こりゃぁ〜面白い」というようなものを期待
  しています。試して、「おぉ、こりゃいける」となれば、広く皆さんにもご紹介します。

  更に、補聴器愛用者の経済的負担を軽減する為に、製造メーカーにお願いし、割引が得られれば皆さんに
  提供します。


  『電池倶楽部』は上述の趣旨に沿って設立され、同様に先月ご紹介した「“聴覚援護製品”のご紹介」
  (お知らせ、139番)もこの延長上のものでしたが、今般、ここでご紹介したシルウオッチやパンチング
  ウオッチ等を当サイトをご覧になる方々へと割引のご提供を頂きましたので、希望される方は
  「推薦品の割引販売」よりお申し込み下さい。

  追記
   現在、“ちょいと面白そうな(?)”製品をテスト中です。結果よければ、いずれご紹介しますので、乞うご期待

                                             <2006年 1月22日>





    
141.掲示板の設置
  掲示板を設置しましたのでご自由にお使い下さい。

  内容別に幾つかの掲示板を設けるのが相応しいと思われますが、余り細分化しても見づらく、かと言って
  全てを一つにまとめるのもこれ又見づらく、二つに分けました。
  何か良い案があればご提案下さい。

  尚、書き込む際は内容に責任を持ってお書き下さい。当会の趣旨にそぐわないものは削除させて頂きます。

  ●私の自慢の/不満の補聴器
    現在お使いの、又はかってお使いになった補聴器について次のような事柄を盛り込みあれこれご紹介
    下さい。
    ・お名前は匿名、イニシャル、ニックネーム何でも結構です。
    ・支障のない範囲でご自身の聞こえ具合について
    ・対象となる補聴器のメーカー名と器種
    ・その補聴器の特徴、使い勝手、優れた点、難点
    ・メーカーや購入された販売店について

  ●おしゃべりコーナー
    聞こえに関する疑問や問題点、補聴器について、補聴器メーカーについて、販売店について等々何でも
    ご自由にお書き下さい。
    ・お名前は匿名、イニシャル、ニックネーム何でも結構です。


  左、目次欄下の方の「掲示板」からどうぞ。

                                            <2006年 1月14日>





     
140.「みみより会」のご紹介
  先日、外出先で、昼食後バッタリ知人に会い、立ち話の最中に「最近は歳をとったせいか耳も遠くなり、、、」の
  相手の一言に触発され話が弾み、喫茶店にて延長戦、、、、、、、。 「いやぁ、こんな話は誰にでも出来るもの
  ではなく、良い話し相手が見つかった。これからは、たまにはメシでも、、、」とのセリフを耳に店を出たのが
  三時過ぎ。

  帰り道、考えさせられたのは難聴者や家族が抱える様々な疑問や問題を話し合える相手を身近に見つける
  のは容易ではなく、結局は本人自ら悶々とする日々を強いられているのが現実の姿か、と、考えた時、ふと、
  難聴者、ろう者、健聴者が交流と親睦を重ねて50年という「みみより会」を思い浮かべました。

  昨秋、朝日新聞に載った「聴覚障害者の『みみより会』、記事きっかけに結成」の記事を通し、同会をご紹介
  したいと思います。「みみより会」は昨年で会設立50年目との事で紹介記事の大意は次のようになっています。


  「昭和54年8月。京都市の清水昭雄さん(故人)が寄せた手紙が朝日新聞の記事で取り上げられた。難聴者
  十数人が返事を書き、文通が始まった。昭和55年、交流をもっと深めようと、みみより会が誕生した。シンボル
  マークは四つ葉のクローバー。『ろう』、『中途失聴者』、『難聴者』、『健聴者』がそろう会との意味をこめた。」
  との事です。

  会員の一人は「聴覚障害者への差別が根強かった時代で、『みなひとりぼっち。交流が楽しかった』と述懐
  されています。

  同会のテーマは「昭和30年に創設され、中途失調聴者・難聴者・ろう者・健聴者が幸せを呼ぶ四つ葉の
  クローバーのもとに結集した会」となっており、現在、会員数は約600名で、年10回の会誌、『みみより』の
  発行を通し、生活記録や諸活動、文芸作品の発表等の情報を提供し、毎月の例会では講演会や座談会を催し、
  食べ歩きのハイキングや旅行等の行事、更には諸クラブ活動もありで会員の方々は交流を重ね、親睦を深めて
  おられます。


  補聴器や聴覚補助器具の性能や品質、限られた通信手段、今以上に社会的な偏見の強い環境の中で聴覚
  障害者の方々が味わった難渋、困苦は今日の比ではなかった筈です。その一片は同会のホームページに
  寄せられている多くの声を通しても伝わってきます。コミュニケーションの大きな比重を占める聴覚機能が
  損なわれることで、人間関係の構築や日常生活、社会活動等で支障をきたし、ややもすれば落ち込み、自らの
  殻に閉じこもりがちですが、これらの声には大いに励まされ、力付けられます。

  未だご覧になっていない方は、是非一度諸先輩の方々の声に耳を傾けてみてはいかがでしょう。
  「みみより会」ホームページ  http://www8.plala.or.jp/mimiyorikai/index.html


  追記
  これに触発され、『補聴器愛用会』でも皆の声を寄せ合える場を設けたく考え、掲示板の設置を準備中です。

                                               <2006年 1月12日>


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