AP工法では、完全プレミックスの「アフタープロテクション®」を使用します。 現場では水を入れて練り混ぜるだけで必要量を製造でき、配合管理も容易です。 |
試験項目 | 測定値(平均) | 管理値 | 試験方法 |
フロー単位容積質量 (mm) | 180 | 180±15 | JIS R 5201 準拠 |
単位容積質量 (t/m3) | 2.2 | 2.15以上 | JIS A 1171 準拠 |
圧縮強度 (N/mm2) | 48.0 | 34以上 | JIS A 1108 準拠 (φ50×100mm) |
項 目 | 特性値 |
せん断強度設計に用いる圧縮強度 (N/mm2) | 30 |
圧縮弾性率 (N/mm2) | 22,300 |
圧密度 (g/cm3) | 2.2 |
「AP工法」の品質・技術向上を目的としてAP工法協会を設立する。 本協会は、正会員(主として「AP工法」の施工を実施する施工業者、及び材料供給と品質管理を実施する材料メーカー)と、賛助会員(本会の目的、事業を賛助する法人または団体)で構成され、「AP工法」における実施・責任体制および指導範囲を以下のように定めている。 (1)「AP工法」の設計は、AP工法協会の会員のうち設計部門を有する会員で行うほか、「AP工法」の設計施工指針の内容を熟知し耐震診断、耐震補強設計の経験のある一級建築士事務所(設計者)が、「AP工法」の設計施工指針の内容を理解した上で設計を行うことができる。 「AP工法」の設計指導は、株式会社クラレと株式会社東京ソイルリサーチが共同で行い、その指導内容に対して責任を負う。 また設計された補強建物の設計に係る品質に対しては設計者が責任を負う。 (2)「AP工法」の施工は、施工技術指導を十分に受けた正会員が行う。 施工技術指導は株式会社クラレと昭和ライト株式会社が共同で行い、その指導内容に対して責任を負う。 また補強建物の施工に係る品質に対しては施工者が責任を負う。 (3)「AP工法」に使用する材料は、補強繊維の製造・供給、及びプレミックスモルタルを製造・供給する正会員が、品質に対する責任を負う。 |
<指導内容> 設計: ・増設壁に関する設計方法の指導 ・「AP工法」特有の施工手順や型枠・ダレ防止メッシュなどの設置等に関する設計図書・ 特記仕様書への反映・作成指導 ・設計監理および指導 施工: ・「AP工法」特有の施工方法・手順(「APモルタル」の材料特性、使用機材とその特徴、 準備段取り、吹付け方法、仕上げ・養生、安全など)の教育・指導 ・施工実技指導 ・技量度審査 |
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