ある秋の午後。 牛柄猫が仔猫を数匹連れてきました。 ただただ黙ってこちらを見ていたので、 少しだけ御飯をあげてみたら、 仔猫たちがものすごい勢いでバクバク食べました。 それから毎日。 母猫は、仔猫が食べ終わるまで見守り、 仔猫が残したものを食べてました。 動物の母性って感動的ですね。
仔猫たちが生後半年くらいになったとき、 可哀想だけど捕獲器で捕まえて、避妊・去勢。 うちの近所は猫嫌いな人が多かったので、 「地域猫活動」をしている方に連絡をして、 猫が生きていける地域に連れていきました。 やさしい街の人たちに可愛がられていることを 祈るばかりです。
また違う春の午後。 1匹の仔猫がやってきました。 数日ご飯の面倒をみていたら、タイミングよく 「猫を飼いたい」という方との出逢いがあり、 無事に引き取っていただくことができました。 とても優しいご家族に可愛がられて、 仔猫も幸せになれたと信じています。 どんな猫も、 みんなみんな幸せでありますように。