開   幕   戦

開催地:MINEサーキット


4月3日 予選順位: 4位  天候:くもり 観客数:3,400名 

予選は1時45分から15分間の計測が行われた。前日までブレーキトラブルがあり、不安を抱えてアタックへ向かった。
幸いにもトラブルは解消されていてひとまず安心。1周目はマシンの状態などのチェックの為、タイムは上がらず8番手。2、3周目と徐々にタイムアップを重ね、5位までジャンプアップ。
4周目のアタックラップでは前のマシンにひっかかりポジション変わらず。タイヤの状態やコースコンディションから次のラップが勝負だと思い、気持ちを集中して1コーナーへ向かう。
100%納得できる周回ではなかったがポジションは2位へと一気にジャンプ。まずまずのポジションを確保。
しかしながら残り時間5分。後半アタックを試みるが、コース上でクリアなラップが取れずタイムは打ち止め。その間にうまく最終アタックを決めた2台のマシンにタイムアップされ予選4位で時間切れ。
ポールタイムより0.5秒遅れの4番手、2列目からの決勝レースに臨むことになった。


4月4日 決勝順位:11位  天候:晴れ 観客数:28,900名 

10時ちょうどより15周の決勝レーススタート。スタートでは気合が入りすぎ若干ホイルスピンを起こし2コーナーまでにポジションを1つ落とし、5位で1周目を戻る。
トップ集団5台が入り乱れての激しいデッドヒートが始まり、3周目の1コーナーで1台のマシンがコースアウト。
トップを走行するマシンのペースが上がらず後方集団のマシンが背後へと接近。かなり強引な走行で私のマシンに接触しながら抜いて行き、次の1コーナーでまさかのアクシデントが起こる。
ストレートのアウト側を走行する私に、さっき強引に抜いていったマシンが私へ向かっていきなりの幅寄せ!
走行ラインを一瞬にしてふさがれた私は行き場を失いダートへコースアウト。かろうじてコースへ復帰するもホイルやウイングは曲がり、サイドポンツーンも潰れ傷つきマシンはボロボロ。
思った以上にマシンダメージが大きくやむなくピットイン。応急修理だけしコースには戻るがチェッカーを受けるのが精一杯。11位でのコールとなってしまった。


コメント:

開幕戦なので確実に結果を残したかったのに残念でした。今回私に対して危険な行為をしたドライバーは、レース失格プラス10万円の罰金という非常に厳しいジャッジが下されましたが・・・
私もチームも結果以上に納得がいかない悲しい結果に終わってしまいました。特に今回のような開幕戦では新人ドライバーが多いためアクシデントやリスクが多いこともあります。
けれどもこのレースウィークを通じて様々の所で、これからも気持ちを引き締め頑張っていけば、表彰台を充分意識できる結果や手応えを感じました。
レースですからいい時もあればついてない時もありますよ。気持ちを入れ替えて次回のレースを頑張ります!
次回のレースは、5月2日 富士スピードウェイで開催される全日本GT選手権レースです。