エッソ・フォーミュラトヨタ 第4戦 結果報告
■大会開催日 7月28.29日
■大会名称 全日本フォーミュラ日本
■開催地 スポーツランド 菅生
●マシンとドライバーのシェイクダウンにいざ出撃!!
●結果よりレースの勘を・・どころかホントに大丈夫か。が今回のテーマ・・・
7月26・27日(練習)
サーキットには木曜日入りし練習開始。前回の筑波の体の後遺症と言えば・・・腰の傷みが少し残っていて、シップとコルセットで固定してマシンに大丈夫かなァっとチョット不安になりつつも乗ってみた。
事前に監督より、体調の事もあり4走行の練習時間が有るものの、2回だけというお達しが出る。
練習開始早々より先ずギアが抜けるトラブルが発生。さらにタコメーターが動かなくなる。おまけにコーションランプが突如点燈しっぱなしになるし・・・
翌日の練習でもアクセルワイヤーが切れるなど、やはり筑波でのクラッシュの影響がマシンを襲う。
ひょっとして何か悪いものにでも取りつかれているのかしら・・・などとマジで思ってしまいましたよ。
勿論、最初からマシンにも何か不都合が発生する可能性があるからとは言われていたので、まぁコンなもんでしょって気もするが・・・いゃひょっとして、なんちゃって(笑)
しかし今回はドライバー&マシンとも病み上がりということもあり、まったく満足いく練習をこなすことが出来なかったのが、残念というしかない。
■予 選(22位 )天候 曇り
7月28日(予選)11時10分〜
曇り空が広がる中で20分の予選が始まった。NEWタイヤの感触がつかめていなかったので、少し慎重にアタックを開始。
2〜3ラップした時点でトップは既に24秒台をマーク。さらにコースはラバーグリップの影響でタイムはアップしていく。この時点で私のタイムはやっと25秒台(2秒差)
走り込みの少なさから思い切ったアタックが出来ずペースが上がらない。4・5周目と同じタイムが続く。焦りから1コーナーでスピン。
あーやってしまったよ・・・って思ってももう遅い。
なんて未熟もんなんだろうと後悔しても始まらず。。。
練習不足や体調不良も重なって、まったくリズミカルな走行が出来ずギクシャクしてて、なんかイマイチ。
後半もリズムが戻らず、さらに遅いマシンにもひっかかりタイムアップは出来ず予選終了となる。
みんなそんなにがっかりしないで、体調だって完全じゃないだしさーって言ってくれるけど・・・確かに腰も鈍くいたくて1コーナーとかフルブレーキングするのも辛いのはあるけどさ。
最終的にポジションは25台中22番手となる。あーぁ・・・ため息ばかり。やっぱ調子わるーっていう雰囲気100%でした。
■決 勝(17位)天候 小雨・曇り
7月29日(決勝)9時〜
週間予報でも全く雨の心配は無かったはずが・・・
仙台地方(菅生だけかも)は朝から霧雨。降ったり止んだり気温も18度とかなり肌寒い天候の中で決勝を向かえた。
レース直前になってもスリックかレインタイヤかを悩む状況。監督はレインで勝負しろということで、チームはレインを選択。
(コース上で雨は強くなり、結局全チームレインタイヤとなった)
1周のフォーメーションから戻り17周の決勝スタート。シグナルが変わったと同時のクラッチミートでマシンは1列前まで捕えたが、1コーナーは前でハーフスピンのマシンがコース上を防ぎ、行き場を失う。
なんとか接触は避けられたが・・・両サイドからパスされ順位を落とす。あーここでもついてないというか調子悪いぞって実感するね。
滑りやすい路面でコースアウトやスピンのマシンが続出する中、3周目にはクラッシュマシンがコース脇に停まりセーフティーカーがコースに入る。
ペースカーの先導で3ラップし、再びレース開始。再スタート後もポジションを上げることが出来ず、逆に自分のミスでウエット路面に足元を取られ、3コーナーでスピン。
もうホントにダサダサ状態。自分でもマジでヤンなっちゃうし情けないって感じ。
でもそんな事、言い訳にもならないし。いたらなくて済みませんでしたって素直にあやまっちゃいます。
その後、何とかコースに復帰するも17位でチェッカーを受ける。今回は良いとこなしのただ完走だけでした。
■コメント
レースを終えて・・・
今回の目的であったドライバー&マシンのシェイクダウンという意味では、とりあえず第一の目的はクリアしたって感じです。
確かに体調も本調子ではないものの、人間やる気になればなんとか出来るもんだと言う事を実感しましたし、良く他のスポーツなんかでも選手が怪我や故障を、
無理して出場してるなんて話を聞きますが、実際自分でそうなって人には言えない苦労なんかが良くわかりましたね。
また出場予定ではなかった菅生でのレースに、急遽マシンを大急ぎで修理し出場させてくれたチームには、びっくりすると同時に感謝してます。
自分のミスで完走という結果しか残せなくて残念でしたが、今回は様々なマイナスな状況下で自分なりに頑張ったと思っています。
自分としては少し苦手な菅生の突然の出場でしたが、それなりに次につながる収穫はありましたので、次戦の9月。得意な美祢サーキットなので今から楽しみにしてます。