エッソ・フォーミュラトヨタ 第5戦 結果報告


■大会開催日 7月 29・30日

■大会名称  フォーミュラニッポン 第6戦

■開催地   スポーツランド菅生(3.7km)

■観客数   予選日   8500人         決勝日 37600人



●5年ぶりのコースに悪戦苦闘!

●決勝27位からのスタート。22位でゴール 

(終わってみれば・・・またやってしまいましたの巻)


■予 選(27位)天候 曇り 


5年ぶりの菅生参戦でこのレースウィーク今一つリズムに乗れず、練習中にまさかのクラッシュ。
(またまたやってしまいました。フロントノーズとウイング一式。おまけにリヤウイングもなぎ倒しマフラーもグシャリ・・・トホホです。)
ハプニングもあり思うようにセットアップも決まらないまま予選を向かえてしまった。30台のグリッドに対して36台のエントリーとなり、予選通過には1分25秒台が必須。 にもかかわらず前日までのベストタイムが26秒台しかでていない私は予選落ちという最悪な状況までも頭によぎった。

7月29日 気温28度。20分間のタイムアタックがスタート。前回の予選での苦い失敗を繰り返さないよう、まずは自分のペースでタイムアタックを行う為に前後のマシンとの間隔を空けコースインを行う。
コースインとほぼ同時ぐらいにほんのわずか雨がパラつき、いつもなら計測1ラップ目からアタックに向かう所を1〜2ラップは慎重に周回。3周目のタイムは27秒台、この時点トップタイムはすでに24秒台突入。 次の周26秒台にタイムを乗せたところで、コース上、トラブルマシン発生で赤旗中断。(えっウソ−中断なの。まだアタックしてないのに・・・)
ピットに戻ると監督からこのままだと予選落ちだぜ・・・と告げられる。残り計測時間が11分である事が場内放送で流れた。 予選通過タイムは予想通り25秒台となり、ピットストップ中にセット変更を決断。
とにかくフロントのダウンフォースのみを残し、直線区間のトップスピードを上げる方向に、リヤウイングのセットをレスダウンフォースに変更。 監督にあとは自分が頑張るしかないぞと言い渡され、残り4〜5周にタイムアップを目指して再度コースイン。
セット変更後、タイヤの内圧も上がりマシンの動きも安定したことで、気合一発、各コーナーを必死にドライブ。
今までのタイムを1.2秒のタイムアップ。計測2周目25秒7で29位。さらにタイムアップを目指すも直前のマシンがスピン。これをかわすためタイムを落とす。
次の周のアタックラップ中、裏ストレートまでミスもなく良い感触でこれはイケル・・・と思ったのもつかの間、またしても赤旗中断となり、結局このまま予選終了となってしまった。 (あ〜あ・・・なんでうまく行ってる最後の周に、何でこうなるの・・・これもレースです。しょうがないか)
正式結果では失格車両とリタイア車両があり27位グリッドとなった。
(実はその後、またまたハプニングが・・・予戦中のピットロード速度違反で金3万円也の罰金徴収・・・前日のクラッシュでガードレール壊した修理代も3万円払ったばかりなのに・・・どーしてこんな貧乏人からばかりお金とって・・・もう!ついてないなぁ)





  ■決 勝 (22位)   天候 晴れ 


7月30日、晴天という予報を裏切るように、朝から霧が発生。雨でも降ってきそうな怪しげな空模様。 決勝直前には霧もはれ、決勝スタートの10時30分には陽も出てきた。
コース上にはいつも以上に応援してくれるファンが集まってくれ、決勝での好レースに期待を寄せてくれていた。 菅生の27番手グリッドは上り勾配の途中からのスタートで坂道スタートとなる。
1周のフォーメーションラップから戻り、グリッドにつき、後ろの3台がグリッドにつくと、 あっという間にスタート5秒前の表示。回転を合わせクラッチ調整をした瞬間マシンがスッと動き慌ててクラッチを切った瞬間にシグナルが青に。 またしてもタイミングを逃し、平凡なスタートとなってしまった。1コーナーを立ち上がった時点でポジションを29位に落とす。 前車28台を見ながら走行することになるが、私のマシンは序盤戦から各コーナーでアンダーステアが始まり思うようにアクセルを踏めず、 ペースを上げられず少しづつ遅れ始める。
結局終始攻めの走りをすることなく、17周のレースが終了。不完全燃焼のまま22位でのチェッカーとなってしまいました。 応援してくれていた皆さん。ゴメンナサイ・・・。




■コメント

6月の第4戦以来の2ケ月ぶりのレースの舞台は5年ぶりとなる菅生。 参戦が急に決定したことでテスト不足が影響してしまいました。
さらにアップダウンの多い中高速コーナーが続くコースは正直苦手でもあり、練習中から思うようにマシンセットが決まらず、さらにクラッシュによって練習時間を削ることに。 すべて後手にまわってしまいました。
今年は転戦ということで、昨年以上にセッティングの能力が試される中、今回の菅生はそれがほとんど出来なかったことが、悔しくもあり、今後の課題でもあります。 次回の9月第7戦の美祢は、ほぼセットも決まった慣れたコースでの戦いとなるので、自分の力を出し切れるようにがんばりたいと思います。
2戦消化したところで、振り返ってみると・・・やはり今シーズンは年頭から参戦出来るか出来ないか・・・という気持ちから精神的にも不安定で、いざ参戦となったらまわりが急にバタバタし始め、やはり参戦のスタートが出遅れなどもあって、気持ちが知らず知らずのうちにあせっているんだと思います。
これらがクラッシュばかりしたり、スランプみたいになっていってはまっていってるんだと、冷静に少し頭を冷やして気分転換が必要かな・・・なんて思っています。
あせってカラ回りばかりしてもしょうがない。ここは冷静に自分自身を見つめ、再度初心に戻って頑張ろうと思います。