かんげきろく

「オネーギン ー あるダンディの肖像」

東京公演(日本青年館) 

2010年10月15日~21日

お喜楽座掲示板に寄せられた 皆様からのかんげきご報告を、ほぼ全文のまま掲載させていただきました。

敬称略ゴメンくださいませ。


INDEX

親記事

題 名

≪1≫

ついに オネーギン 始まりました!

≪2≫

「オネーギン」青年館公演、千秋楽でした

≪3≫

本日のスポニチ



≪ 1 ≫

ついに オネーギン 始まりました! (親記事) - やうこ

 

皆さま、
 

待ち焦がれていた轟さまの舞台、お芝居も、歌も、ダンスも堪能できる舞台が ついに始まりました。
華やかな美しさも、切ない恋のゆらめきも、人の命の意義深さも・・・味わい、夢見て 考えて。
まさに、「心が震える」舞台が、幕を開けました!

と言っても、なにしろ「初日」ですから、大コウフンのまま、とにかくとにかく、ず~っと舞台に立っていらっしゃる

わけですからオネーギンさま、もう、見つめているだけで、何がどうだったか、ご報告もままなりませぬ。
そうなんですぅ。 も、ほとんどの場面に、さまざまな素敵な表情で出てらっしゃるんです。

あの、幕開きから、出来ればオペラグラスを舞台中央に しっかり向けてらっさることをオススメします。
( 終演後、お仲間さん達から「慌ててオペラを向けたら心の動揺に手振るえ、なかなか焦点が合わなかった」

とのご意見多数でございましたゆえ^^  )
で、ベットから降りる彼に「もう出かけるの?」って、カノジョが聞くと、「ああ」って、この言い方!そのお声!
思えば、こんな「男の声」、久しくお聞きしてなくて? もう、もう、もう、でございます。
ま、そんなこんなで(ワケ分からん!とお思いでしょうが)、

ダンスパーティのシーンになってご登場されるや、そのキザぶりも、そのカフスのあしらい方、“誘うマナザシ”、

何もかも 、罪なお方、なのでございました。
このとき、ちゃんと周りも見てましたら、雪組さん、素敵な方がいっぱいなんです。
もしや、今回の選抜は、まずお顔?と思うほど、男役さん達も美しい方々が揃ってらっしゃいました。
そして、やっぱり 美穂圭子さんの歌唱は素晴らしい!
タチヤーナ役の舞羽さんも役の雰囲気に合っていて、それに、( いきなりですが )フィナーレダンスなどでも、

美しい相手役さんが居て下さって良かったな~なんて、TOMさまファンモードで嬉しく思いました。

二部は、おヒゲのオネーギンさま。

一部での傷心(傷心のあまり自殺の衝動にかられる、そのピストルの扱いやらお姿が、場面の悲惨さを

置いといて素敵!と思ってしまったりもして、、 )から何年か経てのご登場ゆえ、その虚無的な雰囲気が

なんとも・・・素晴らしい演技というのもセンエツですが・・・、深いんです。

二部中盤から、この物語の核心ともいえる展開となって、「うっとり」とか言ってられない状況となり、

息を詰めて見入ってしまいます。

そんでもってのフィナーレのショーなんでございます。
暗闇から、ふと浮かび上がる紅(濃いピンク)の薄明かりの中を、女性達が踊るシーンから始まるんですが、

ちょっと大人ムードで、シックな雰囲気なんです。
そこに、奥から登場されるオネーギンTOMさま!
おヒゲを取って、一気に若々しく 颯爽と踊られる、この<チェンジ!>が、

「胸のすく思い」(って言うとちょっと違うかしら?)、とにかく、「きゃ~ これ これ!」なのでございます。
ダンスの場面はお芝居中にもあり、それもシビレますですが、ここでのアップテンポなダンスは「別もの」です。
で、「フッ!」って!

やっぱり「フッ!」は こうじゃなくっちゃ。
で 、で、その時の お目目が!!「きゃ~ これこれ!」なんて言ってる場合じゃなくなって。
どうしたかは、説明できないんですし、真似も出来ませんが。
それにしても、よく皆さま 辛抱なさいました。
後からお聞きすると、やはり皆さま、この目クバセ「フッ!」に きゃーって叫びそうになったとか。

それから、このフィナーレのバックに流れるピアノがとても効果的で素晴らしいのですが、
いったいどなたが弾いていらっしゃるのでしょう。

とりとめもなく、大変 お目汚しのご報告でごめんください。
後の方が 気楽に書き込みしてくださると嬉しいです。

明日からの進化も楽しみです。

         やうこ

[No.5984] 2010/10/16(Sat) 00:36:09

Re: オネーギン 始まりました! (No.5984への返信 ) - オブミー

 

やうこさま、皆さま

ご無沙汰しておりました、オブミーと申します。
いつもステキなお話を有難うございます。
時折、お邪魔しては  轟さまのお知らせに心躍らせて頂きました。

一年ぶりの日本青年館にて、期待と喜びで心なし緊張してましたが、
やうこさま、皆さまの笑顔にふれ、和みました。

> 待ち焦がれていた轟さまの舞台、
> まさに、「心が震える」舞台が、幕を開けました!


ほんとうに素晴らしかったです。
なんだか興奮醒めやらぬで、上手に表現が出来ません。
社交場での伊達男っぷり、ニ幕のお髭も堪らないのです。
男の激情と虚無、激高も悲しみも 魅せられすぎて、こちらの胸に突き刺さるのです。
もう、明日が待ちきれず、やうこさまの文章にふれ、また興奮が甦ります。

> 明日からの進化も楽しみです。

本当に楽しみでなりません。
また劇場にて、宜しくお願いします。
       オブミー

[No.5985] 2010/10/16(Sat) 16:05:20

Re: ついに オネーギン 始まりました! (No.5984への返信) - リラ

 

> 皆さま、
> 待ち焦がれていた轟さまの舞台、お芝居も、歌も、ダンスも堪能できる舞台が ついに始まりました。
> 華やかな美しさも、切ない恋のゆらめきも、人の命の意義深さも・・・味わい、夢見て 考えて。
> まさに、「心が震える」舞台が、幕を開けました!

 

やうこさま。
初日の観劇報告有難うございます。
大感激で大興奮いたしました。
出ずっぱりのオネーギンさまを、こんなに詳しく書いてくださるなんて、やうこさまって、凄いと思います。
私は明日が初日なので、方向音痴抜群ゆえ、帰り道を間違えないようにしなければと心配しております。
前夜祭のつもりで、先日届いたCDを聞いて居りましたら、秋の陽はつるべ落とし、

外は 真っ暗になっておりました。
明日が楽しみです。 若しかしてお目に掛かれるかも知れませんね。
     リラ

[No.5986] 2010/10/16(Sat) 18:00:22

Re: ついに オネーギン 始まりました! (No.5984への返信) - まみっこ

 

16日11時の部、観てきました~

轟さまのオネーギン素敵すぎます!

ただの二枚目ではないところがまた素敵で、

相手役のミミちゃんが純粋であればあるほど、そのすれ違う様が悲しいです~

雪組と専科の皆さんも熱演です!

下級生だと思っていた彩那さん緒月さんも立派になられて!

大劇場で観る芝居とはまた趣は違いますが良いものですね♪

楽までの進化楽しみです~
   まみっこ

[No.5987] 2010/10/16(Sat) 20:05:32

Re: ついに オネーギン 始まりました! (No.5984への返信) - 音姫

 

やうこ様はじめ 皆々様

 

ご無沙汰しております。お元気でいらっしゃいますか?
なかなか皆様とお会いする機会がなく寂しい限りです。
今日、観劇して参りました!
このところ色々観劇しておりますが、どこか消化不良の感がありました。
今日は久々に心ゆさぶられる観劇でした。


轟さまの素晴らしさは皆さんがお書きになられるので、ここではたくさん申し上げませんが
セリフがなくても、佇んでいらっしゃるだけでも(こう言う場面がたくさんでしたね。今回)、
多くを客席に発信するそのオーラは一言では表せないものがあります。
失うものと得るもの、出会いと別れ、色々な愛の形・・・・・凝縮された人生を二時間半で堪能いたしました。
明日も青年館へ・・・・・こんな感動を頂けるなんて「生きている証」ですね(ちょっと大げさかしら?)
皆様もくれぐれもご自愛の上、観劇をお続け下さいませ。

     音姫

[No.5988] 2010/10/16(Sat) 20:12:30

オネーギン二日目 (No.5984への返信)- トミー

 

行ってきました、マイ初日の16日!!。
やうこさまの感激報告にしっかりオペラグラスを握り締めて!。

今回は珍しくCSのNOW ON STAGEでも予習できたので、
幕開きのベッドシーンはニーナちゃんの手とかキスシーンやら、きゃっ、もん。

オペラグラスで見たほうがいいのか、舞台全体を見たほうがいいのか。

緒月さんのCSニュースで話してらした、タバコを吸うシーン。
あれって電子タバコでしょうか?。ラヴィック先生のタバコの先から煙が出るのと違って…。
めっさカッコいいです!!。

酔っ払って倒れこんだベッドでのオネーギンさまはちょっと可愛い?寝顔。
そこに、隣で寝ているご友人の緒月さんが、カノジョと間違えて、
オネーギンさまの腕を握って腰に手を回し、何と足をかけ。。。(@o@)。。
どっきどきのシーン満載です。

2部のおひげのオネーギンさまもしゅてきで、

まるで毎朝手入れしているみたいにお似合いなんです~~。

もう、はえてるんじゃないかしらって(^^;;;


だけど、1日ぐらいはおひげを剃って出てらっしゃってもOKよん。
フィナーレはあまり見たことないアップテンポにダンスにくらくら。

さて、2回公演でしたので2回目はオペラをあまり使わずに舞台全体を見ていると
あの時代のロシアのかおりがするようなステージなんですよ。

轟さまは着せ替え人形みたいにいろんな衣装で出てらっしゃるんですけど、
周りのかたのセリフや歌でどんどん表情を変えられるんで、

そこをオペラでじっくり見たい誘惑はあるんですが、

そこをぐっと我慢して見ていると、「オネーギン」のストーリィが見えてくるんですよね~~。
雪組の若い役者さん達はきっとこれからどんどんうまくなって、

きっと舞台の深みが増していくんでしょうね。

「オネーギン」はいろんな見方で何回も楽しめる舞台ですね~~。
さ、今日も2回!!。
       トミー

[No.5989] 2010/10/17(Sun) 03:31:29

ありがとうございます (No.5984への返信) - ト音記号

 

やうこさま

お帰りになられて,じっくりと余韻に浸る間もなく
お留守番組の私達へのご報告,それもそれも,こんなに詳しい愛のお福わけをありがとうございました。
何度キャ~(> <)って叫びそうになり,ドキドキした事か!! 
ほんにお隣でご一緒に見ていた・・・そんな気分にさせていただきました(^ ^)

そして,オブミーさま,まみっこさま,音姫さま,トミーさま
た~くさん見どころを教えていただき,心にメモメモ_〆(´∀`●) させていただきました。
ほんに感謝でございますm(^ ^)m
ありがたいことに,スカイレポートとお稽古場のニュースもみせていただく事ができたのですが,
音楽がとっても良い! もうもう,何から何までと~~~っても楽しみです。

皆さまのご報告を読ませていただいて,
私も早く「心震える舞台」を拝見したい!!と思う気持ちがますます強くなりましたが,
ようやく私も明日,轟オネーギンさまに会いに行く事ができますす。
轟さまのステキなオネーギンに,そして、皆さまにお目にかかれるのを楽しみにしております。
            ト音記号♪

[No.5990] 2010/10/17(Sun) 15:34:01

有難うございます♪そして「Now On Stage」 (No.5984への返信) - R.

 

やうこ様

初日ご観劇でお疲れのところ、本当に有難うございますm(_ _)m

初日は朝から時計とにらめっこ…いよいよの時には皆様のお顔も浮かんで来て
「おねがいよ~~」とひたすらお祈り^^;

夕方4時からは「NowOnStage」の初回放送なども有ったので何とか1日を過ごし、

夜になるとまたまたソワソワソワソワ、お喜楽座を覗いたりあちらこちらに何か情報は無いかとウロウロ…

終演後はお仲間さん達とお集まりされたかも、きっとお疲れよね、ご報告下さるのは無理かも、と諦めて…

でも寝る前にもう一度と覗いた午前1時!
きゃ~~ご報告下さってるぅ~~
もうもう一言「良かった」でも充分でしたのに、こんなにいっぱいご報告下さって大感激!!
これで安心して眠れる、お礼は改めてゆっくり、と思いながらゆっくりし過ぎて今頃になってしまいました^^;

> あの、幕開きから、出来ればオペラグラスを舞台中央に しっかり向けてらっさることをオススメします。

はい!幕開きは舞台中央にしっかり照準をあわせ、心を沈めてご登場をお待ちします!

> で、ベットから降りる彼に、「もう出かけるの?」って、カノジョが聞くと「ああ」って、この言い方!そのお声!
> 思えば、こんな「男の声」、久しくお聞きしてなくて? もう、もう、もう、でございます。


はい、私も、「ああ」ではありませんが、初めてお稽古場風景の放送で聴いた時の第一声に、クラクラっと
来ちゃいました(久しぶりだわぁ~^^;)

> ま、そんなこんなで(ワケ分からん!とお思いでしょうが)

いえいえ、良く分かります、観劇前にこうしてお話をお聞きできて幸せです。
(トミーちゃんも仰ってますが Now On も先に見られて良かったです)

Now Onでは、役についてや見所を真剣に語っていらっしゃいます。

小道具扱いが下手で(他の皆様は、え~~と意外そうなお顔されてます)やる事が多すぎるので、
極力無しでやりたいと仰りつつ、グラスや羽ペンの持ち方など下級生にアドバイスもされて、
スマートにクールにやりたと研究されてるみたいです。

> ちゃんと周りも見てましたら、雪組さん、素敵な方がいっぱいなんです。

専科の一樹さんは心に染み入るお芝居がしたいと仰ってられるとか、

美穂さんの歌唱力が素晴らしいと、他の出演者についても語っていらっしゃいます。

「オネーギンは周りの人の影響でドンドン変化していくので、それはみんなに掛かってる、何よりも、

きっちり集中して心をしっかり動かして表現すれば、お客様に伝わる。
劇場にきて下さるお客様が一番なので、感動して楽しんで帰っていただくのが私達の願いだから、

そう思うと、もっと集中できるはずだし、もっと自分のこころが動けるはず 。

雪組はおとなしいと聞いている(きっちりして賢い)、ジェンヌとしては素晴らしいけど 、舞台人としては

邪魔になる事も、今回のように最下級生に至るまで台詞が行き渡ってることなんて有り得ないので、

心から楽しんでやれば、この作品が終わって次の作品に取り組む時に、何かを得てる自分を感じられる。」

「プーシキンの難しい奥深い原作、検閲に引っかかった部分をタカラヅカのミュージカル版として、

しっかり台本に書かれた景子先生の熱意に上手く乗っかって出して行きたい、

甲斐先生の素晴らしい音楽にのせて、役が(プラスアルファの)どう表現がされていくかと言う部分、

一人一人の目が輝いている、出演者皆の顔が見所。」

幕(説明的部分) 、2幕のドンドン転がっていく人間達と言うものを含めたフィナーレナンバー

「ロシアの大地を思わせる、砂埃、氷の冷たさ、雪国の厳しさ、そしてお腹の中の情熱的な熱さ重さも

今回出演者のエネルギとして一つに持ってゆきたい」 

(ざっとまとめさせていただきましたが、上手くお伝えできたかどうか…)

轟さんについて、皆さんは、タチヤ-ナからの手紙を読むシーンが素晴らしいと。
「みんな穴が開いちゃうかと思うくらい見てます」 と 彩那さんが仰ると、

カメラ目線で姿勢を正して、「穴が開くほど見て下さい!」
轟さんが仰るまでもなく、皆様「穴が開くほど」ご覧になっていらっしゃった事でしょう^^;

お衣装は今回、女役さんはみんな新調でステキだそうですね(楽しみ^^)、男役さん達は有り物^^;
轟さんのお衣装にも有り物が含まれてるそうです^^;

その「Now On Stage」のお写真がスカイステージのHPでご覧になれますよ^^
≪添付のスカイステージHPは削除してあります≫

 

> そんでもってのフィナーレのショーなんでございます。
> おヒゲを取って、一気に若々しく 颯爽と踊られる、この“チェンジ!”が、

> 「胸のすく思い」(って言うとちょっと違うかしら?)・・・

>

> で、「フッ!」って!やっぱり「フッ!」は こうじゃなくっちゃ。
> で で、その時の お目目が!!「きゃ~ これこれ!」なんて言ってる場合じゃなくなって。
> どうしたかは、説明できないんですし、真似も出来ませんが。
> それにしても、よく皆さま 辛抱なさいました。


お稽古風景のチョッとの映像でも「きゃ~~きゃ~~」の連続なのにぃ…我慢できるでしょうか^^;

> 後からお聞きすると、やはり皆さま、この目クバセ「フッ!」に きゃーって叫びそうになったとか。

皆様、必死に堪えられたんですね^^;(皆様を見習って頑張ります!)

> 明日からの進化も楽しみです。

バウまでまだ11日もあるT_T
何処まで進化しているんのでしょうか、楽しみで待ちきれません!!

    R.

[No.5991] 2010/10/17(Sun) 15:47:23

Re: ついに オネーギン 始まりました! (No.5984への返信) - ヨーコさん

 

皆様お元気で観劇楽しんでいらっしゃることでしょうか。
私はこの3日間、夢と現実を行き来して、明日からの社会復帰が危ういです。

今回のマイツボは、1幕の終わり、

絶望のあまり自殺を試みるもかなわずにエフゲーニイが膝からまさに崩れ落ちるそのときに、

ドーンと鳴り響く曲がマイツボでございます。

演技と高鳴る音楽があいまって、毎回変態スイッチが入ってしまう私でございます。

皆様のツボ、ぜひお聞かせください!

この公演をきっかけに、これまで考えるのを避けていた「何のために生まれて生きているのか」に、

じっくり向き合ってみようかなと思います。
「享楽的にただ日々を過ごす」のではなく、

「せっかくこの世に生まれ出たからには何かを成し遂げたい」です。
轟さんの完成された美しさはそれはもう筆舌に尽くしがたいもので、舞台もすばらしいものになっていますが、

今回はそれに加えて、いろいろと考えさせられてしまう深いテーマを持った作品だと思いました。

     ヨーコさん

[No.5992] 2010/10/17(Sun) 22:58:18

三日目 (No.5984への返信) - やうこ

 

皆さま~~~

 

いっぱいのご報告、Now On Stage情報などなど ほんに ほんにありがとうございます。
初日の私のご報告、頭に血がのぼり過ぎて、勘違いやら、妄想やらで、

かえって皆さまにご迷惑をおかけしなければ良いのですけれど、と、

ちゃんとお断りしておかなくてはいけなかったかと反省しつつ・・・
(ま、いつもの事なので、わかって頂けますよね。どうもどうも ペコペコ)

と言いながら、今日(17日・三日目3時公演)も また 頭に血がのぼったまま、お姿に見とれ、

お声にカナシバリ状態で帰って参りました。
いや~参った参った。素敵過ぎますぅ。
あ、そうそう、舞台の最後に、TOMさまが 愛の投げkissを!!!
もちろん、客席から、「キャ!」「え~(羨望!)」「やん(嫉妬?)」などの声が上がり、

いったいどなたに?と 私の周辺でも大騒動。
でも それって、同期の方以外には決してなさらないものですよね。
後からお聞きしましたら、まみちゃんとタモさんがご観劇だったそうです。

それはともかく、今日の舞台は、(私の個人的感想です)

時の経過を、ものすご~く緻密に計算してらっしゃる、当たり前といえばそうかもですが、

それがさすがに素晴らしいと思いました。
年齢や、時代背景の変化が、人を見る目や、しぐさのひとつひとつに現れるような。
もともと冷静で、老成したような面を前面に出している人物を 時の経過にしたがって、

もっともっと虚無感に満ちた人物に見せるというのは、かなり難しいと思うのですが。
しかも、その氷のような冷たさの中で、実は、真の生命の価値や 情熱の燃やし場所を求め続けている男、

そういう人物像が しっかりと、しかも自然に伝わってきました。
どこを どう演じてらっしゃるから、という事は出来ないのですけど、でも、ちゃんと伝わってくる、って、

すごいんじゃないでしょうか、それって。
それだけに、その人物像の深さを味わえた分、ラストのオネーギンの輝く瞳が切なくて感動的でした。

それから、個人的なツボ、たぶん毎回違ってきそうな予感なんですが(オネーギンさまは全てツボですし)
(1)亡くなった叔父様が 愛する甥に託した手紙、として歌われる曲。
それを聞き、無償の深い愛を しっかりと胸に受け止めるオネーギンの表情。
なんだか ウチの頑固な父(まだ生きてますが)と重なってしまったり。
(2)二部で、元恋人のニーナとの再会シーン。
いいです。特にニーナのセリフが。
彼女が、冷たい彼の愛を ひたすら待っていた頃の自分を 今は 心から愛しく思い、どんな辛い悲恋も

人生を輝かせる素晴らしい思い出になっている、と話すあたり。共感できたりして。
その時のオネーギンの いたわるような、感慨深げな表情も とってもいいですわん。

> 暗闇から、ふと浮かび上がる紅(濃いピンク)の薄明かりの中を 女性達が踊るシーンから始まるんですが

> ちょっと大人ムードで、シックな雰囲気なんです。
>
ごめんください。ここは、舞羽タチアーナさんを中心とした男女のダンスでした。
でも、大人ムードでシックな雰囲気は間違いなしです。
そして、抑えたようなピアノソロが 次第にたかまって たかまって・・・
轟オネーギンさまを先頭に踊るこの群舞。
暗闇に浮かび上がったオーロラのきらめきのような。
神秘的な躍動感に圧倒されます。

さてさて、
私は しばし浮世に流されて 観劇はお預けです。
皆さまの 感激観劇のお声などお待ちしています。

   やうこ

[No.5993] 2010/10/18(Mon) 01:51:33

Re: ついに オネーギン 始まりました! (No.5984への返信 ) - ミラクル

 

やうこ様、皆様

私も16、17日の二日間行ってきました!

轟さんといえば、皆さまご存じの凱旋門という素晴らしい作品があります。
私は映像でしか観ていないのですが、観るたびの心が震え、
もう一度凱旋門のような作品を観たい!という強い思いがありました。

あれから10年ほど経て上演された今回のオネーギン。
観劇で泣くことなどほとんどない私ですが、今回は涙が溢れました。
号泣ではなくて、静かに頬をつたうような涙。。。
やっと巡り会えた嬉しさも。

タチヤーナに自分は相応しくないと告げるオネーギン。
彼女に諭しながら、自分にも強く言い聞かせているような・・・。
歌も演技も深くて切なくて、でも熱い部分もあって感動しました。

傲慢で享楽的な日々をおくる仮面の下には、ガラスのように繊細で、
深い愛情を欲している心があったのではないかと。
轟さんのオネーギンにはそういった二面性を感じました。

その深さをより感動的に伝えてくれたのが、美しい楽曲の数々と洗練された演出です。
ここまでこだわりを感じた演出はめったに巡り会えません。
私は大好きなミュージカルがあるのですが、それに匹敵するくらいの作品だと思いました。

まだうぶ声を上げたばかりの作品ですが、宝塚から素晴らしい作品が生まれたようです。
おそらくこれからどんどん成長し、進化していくでしょう。
できるだけたくさんの演劇好きな人に知ってもらいたい。観てもらいたい。
日本だけではなく海外の人にも。

そしてやっぱり轟さんは凄いですね。天才的です。
なぜここまでできるのか不思議なくらい。
華奢な体から想像もできないような膨大なエネルギーを感じます。
この方ももっとたくさんの人に知ってもらいたい。

かなり思い込みの激しい文章になってすみません。私はドカーンときましたが、
そうでない人ももちろんいらっしゃいます。いろんな感想を聞くのも楽しいです。
私はバウまでしばらくお預けですので、皆様のご報告を楽しみに待っています。

 ミラクル

[No.5995] 2010/10/18(Mon) 22:21:33

Re: ついに オネーギン 始まりました! (No.5984への返信 ) - ヨーコさん

 

本日 前楽を観劇感激してまいりました。

わたくし、エフゲーニイ様にぞっこんです。(この表現で歳がばれそうですが...)
今日のエフゲーニイ様は、えっらいセクシーでした。
どうやっても言葉では表現できませんが、抜け感入れ感がそれは絶妙で、

帰宅後も変態スイッチオフになりません。 

大変です。 私が、「心からの愛を捧げます」、です。

表情やしぐさのひとつひとつが、決して大袈裟ではなく静かな中に深いものがあって、

それが素敵な曲と混ざり合って、壮大な歴史の中の人間達のひとコマを垣間見させてくれているという

感じです。

どちらかというと静かなお芝居ですから、心の動きの表現が浮き彫りにされて、

それが、演出やなんかとマッチしたときは本当に観る側の心が揺さぶられますね。

皆様それぞれの思いでご覧になっていると思いますが、これから大阪でご覧になる方も、

大阪でもご覧になる方も、素敵な観劇になるようお祈りしています。
私は明日が最後です、残念。

朝の身支度場面、あれって本当に香水らしい液体をつけてらっしゃいますよねぇ。
数日前、液体がぽたぽたと床にたれるところを目撃、そしてエフゲーニイ様が動くたびに

いい匂いがふわ~っと...。
ああ、これからまた妄想タイムです。

    ヨーコさん

[No.5997] 2010/10/20(Wed) 23:38:45

前楽でした (No.5997への返信 ) - やうこ

 

ヨーコさん(様)と同じく、私も20日18時30分公演を感激観劇してまいりました~♪

まぁ素晴らしい舞台!いやはやスゴイ舞台でした。
ヨーコさまが書いて下さっている事にも「うんうん そうそう」
その前に ミラクルさまが書いて下さったことにも、そして、その前に・・・
と、皆さまがおっしゃることの全てに、うなずきっぱなしです。

劇場でお会いしたお仲間さん達とも、

あの場面が最高に良かった 、、』『ここが泣けてね~ 』『 あのウナリがタマラナイの・・』

今日のあの場面のセクシーさったら! 』『こんなふうにするでしょ、素敵過ぎ!。。』などなど

尽きることなく話が盛り上がっています。
だけど、それでも なお 言い尽くせないんですね。
そこいらの言葉では表現できない、どこがどうとか、とも説明が追いつかない。 そんな感じ。

轟オネーギンさまは、すっかりオネーギンその人で、なおかつ、

その内面、決して人に見せない心の内側の深い部分までを、客席に見せ、伝え、同化させる。
<求心力>というか、こう、見る人の心の琴線をかき鳴らす 不思議な磁力?を 放ち続けて、

輝き続けていらっしゃいます。
お顔の表情や 声色、姿勢、手の動かし方から・・・

肉体の全てを 完璧に操って、目に見えない精神世界を表現する。 そんな感じ なんです。

それに、雪組生さん達の進化も素晴らしかったです。
センエツな言い方ですが、ほぼ全員、目を見張る進化をとげてらして、

良い意味でまとまり勢いが感じられます。
そして、なんといってもやっぱり、植田景子先生の脚本・演出が素晴らしいと思います。
言葉のひとつひとつ、物語の展開方法、登場人物の設定 などなど、吟味されて、それに、

女心のツボを心得てらっしゃるかも^^。
音楽もいいです。 歌もそうですが、全体を流れる曲も、ストーリーの波にそって効果的に流れて。
それに出演者さん達の衣装も、色合いの繊細さや 統一感があり、品があります。大好き。
舞台装置も、 白樺の林に 白亜の館のイメージなどなど、ロマンティック。

なぁんて、なんか褒めっぱなしで、ご覧になっていない方のは、そらぞらしく思われそうなんですけど、

でも、ほんと、そうなんですもの困っちゃう。

で、そんなものですから、つい見とれて、多分、イスの上で固まってるわけで、

その挙句のフィナーレのダンスですよ。 溶けてしまいそうに熱くて素敵なダンス。
なので、幕が下りると ぐったり。固体から液体になった後 立ち上がるのはエライことです。
でも、立ち上がって、お仲間さんを見つけたら、またまた絶え間ないオシャベリせずにいられない。
そんな感じでございます。

カーテンコールのご挨拶で TOMさまが 「明日で (青年館公演も)最後です」と仰っるのを聞いて、

なんともったいない!と つくづく思いました。

> 朝の身支度場面、あれって本当に香水らしい液体をつけてらっしゃいますよねぇ。
> 数日前、液体がぽたぽたと床にたれるところを目撃、そしてエフゲーニイ様が動く
> たびにいい匂いがふわ~っと...。

>
はい。今日 気がつきました~♪
コロン?を手に取ってお首の下のあたり、シャツをちょっと開いて左右に ささっと塗られるんですよね。
その後、いい~香りがしてきました。

> ああ、これからまた妄想タイムです。
>
ですよね。私もそうしよっと。

   やうこ

[No.5998] 2010/10/21(Thu) 01:38:28

ロシアと日本 (No.5998への返信) - Kazuko

 

日がたつのが 時間がたつのが  

あの2時間余りが あまりに速くて
ずっと 夢を見ているのじゃないかと 

思うほどです。
 

エフゲニーさまは 確かにいらして  

その存在感はすごく 

現実に舞台を観ているのだと思える。
でも終わるとやはり 全てが  

過去と未来のはざまで・・・

本当にすべてが終わったとき 

どうなるのか  

私の中の凱旋門をこえる予感がします。

エフゲニーの絶望 

初日はそれに泣きました。

そして 決してなくならない希望 

トムさまの舞台がある 

そのうれしさ ありがたさに
また・・・
       Kazuko

[No.5999] 2010/10/21(Thu) 09:15:58

≪ 2 ≫

「オネーギン」青年館公演、千秋楽でした (親記事) - やうこ

 

開演時には 小雨に濡れていた神宮外苑あたりも、

公演終了後には雨上がりの爽やかな秋の空気に満ちて、帰路を往く人々に満足の笑みがあふれ・・・。

幸せな千秋楽でした。

わざわざ新規ツリーを立てるほどのご報告もないのですが、あっというまに千秋楽を迎えてしまったこの公演、

お別れしがたく、未練たっぷりに語り合いたいと思って新規ツリーを立てさせていただきました。

千秋楽といっても、格別のアドリブは無く、

とにかく、出演者の方々の渾身の舞台に を呑んで見入っている間に幕が下りる、これまで通りの公演です。
それでもやっぱり、この地で、二度と出会うことない舞台。
劇場内は 千秋楽特有の「気」に満ちていて、程よい緊張感や、熱い拍手に包まれていたように思います。

幕が上がり、倦怠感いっぱいのエフゲーニンさまが、

時を経て、革命に命を投じる決意をする、その輝く微笑を見送りながら幕が下りる時まで、

観客として時を共有できたことを しみじみ有りがたく思いました。

28日からのバウホール公演で、また「あれがウワサのオネーギン」さまにお会いし、

時の砂時計のひとつぶを 輝かせることが出来ますように。
それまで、人生を無駄にせず、頑張らなくっちゃ、ですね。

     やうこ

[No.6000] 2010/10/22(Fri) 01:43:24

Re: 「オネーギン」青年館公演、千秋楽でした (No.6000への返信 ) - ヨーコさん

 

タチヤーナからの手紙を読んでいるときのエフゲーニー様の表情を彼女にみせてあげれば、

こんな展開にもあんな展開にもなったのに。
お茶の支度ができて、お茶の席でどんな会話が繰り広げられていたのかな。
などと、お馬鹿な妄想ばっかりしております。

本当にあっという間の公演でしたね。
あっという間に絶望的なほどまでにフォーリンラブさせておいて、あっという間に去られてしまいました。
本当に何年かぶりに若き日の失恋の痛みを思い出している次第です。

また大阪でご覧になった皆様のふわふわの感想、こちらで拝見できるのを楽しみにしております。

そうそう、千秋楽の御挨拶は、
「過ぎ行くときの中で(ぐるっと後ろの雪組の生徒さん達を見回して)思い悩む日々っ!」

といったような感じでしたね。愛情いっぱいの雰囲気で、こちらも暖かい気持ちになりました。

皆さん得手不得手がおありでしょうから、それはいろいろと悩まれたことと思いますが、

バウホールでもきっと素晴らしい舞台をつくってくださるでしょう。

帰りに、「今日の轟さんはすっぽり包みこんで本当に優しい雰囲気だったわね」とお話されている方が

いらっしゃいましてとても嬉しかったです。(盗み聞きスミマセン)。
セピア風の照明が子供オネーギンと大人オネーギンが巧くリンクするように見せてくれたり、

最後の手紙で、緒月さんと轟さんがお互いの名前のところで互いに声に強弱をつけられていたり、

プチ演出やプチ工夫があちこちに配されていて、今更ながらうまく創られたな~と感心しています。

本当に素敵な公演でした。
万歳、オネーギン!

            ヨーコさん

[No.6001] 2010/10/22(Fri) 20:28:18

「ご挨拶」そうでしたね (No.6001への返信 ) - やうこ

 

ヨーコさん! そうなんですよね~~~~うんうん。

> タチヤーナからの手紙を読んでいるときのエフゲーニー様の表情を彼女にみせてあげれば、

> こんな展開にもあんな展開にもなったのに。
> お茶の支度ができて、お茶の席でどんな会話が繰り広げられていたのかな。
> などと、お馬鹿な妄想ばっかりしております。


はいはい。私も 妄想は 大得意なもので、ま、いつもながらといえばそうですが、
今回の「オネーギン」は、特に です~。
それだけ、舞台に入り込み、人物に感情移入する度合いが大きいということかもしれませんね。

> 本当にあっという間の公演でしたね。
> あっという間に絶望的なほどまでにフォーリンラブさせておいて、あっという間に去られてしまいました。
> 本当に何年かぶりに若き日の失恋の痛みを思い出している次第です。


ふふふ^^ わかります~。
私の場合は、二幕、 夕暮れの港で ニーナと、かつての恋を語り合うあたりが、

けっこうグッとくるものがありますです。
恋に限らず、過去の、たとえ人から見たら辛く悲しい記憶も、

自分にとっては夢に生きる幸せな時間だったり、思い返せば愛しい日々だったり。

そして、千秋楽のTOMさまのご挨拶、ご紹介下さってありがとうございます。

> 「過ぎ行くときの中で、
> (ぐるっと後ろの雪組の生徒さん達を見回して)思い悩む日々っ!」


まだ 舞台をご覧になっていない方のために、無粋ながら ちょっと説明を加えさせていただくと、
主に 二幕では、過去を追憶したり、人生の目的や使命を問いかけるような構成になっていて、
「過ぎ行く時の中で♪」という出だしで始まる素敵な歌が印象的なんです。
それで、ご挨拶に前に出られたTOMさまが おごそかに「過ぎ行く時の 流れの 中で」と始められた、

かと思ったら、急に振り返り、後ろの出演者さん達に手をさしのべるかのようにしつつ「思い悩んだ日々!」

とかおっしゃって。
緒月さんがご自身を指差しながら大きくうなずいていらして、他のかたがたもお互いに「ね、ね」という感じで。

ほっこりと笑いに包まれました。
ほんとうに、皆様 遅くまでお稽古され、舞台が始まってからも どんどん進化して行かれましたものね。

> といったような感じでしたね。愛情いっぱいの雰囲気で、こちらも暖かい気持ちになりました。

> 皆さん得手不得手がおありでしょうからそれはいろいろと悩まれたことと思いますが、

> バウホールでもきっと素晴らしい舞台をつくってくださるでしょう。
>
> 帰りに、「今日の轟さんはすっぽり包みこんで本当に優しい雰囲気だったわね」とお話されている方が

> いらっしゃいましてとても嬉しかったです。(盗み聞きスミマセン)。

嬉しいですね~♪
なんとなく これまで私が観て来た公演の中で ですが、

終演後のロビーの雰囲気が 優しい空気に包まれているような気がしました。

みんな 穏やかな笑顔で。
いい時間を過ごした満足感、きっと そうだったと思います皆さま。

> セピア風の照明が子供オネーギンと大人オネーギンが巧くリンクするように見せてくれたり、

> 最後の手紙で、緒月さんと轟さんがお互いの名前のところで互いに声に強弱をつけられていたり、

> プチ演出やプチ工夫があちこちに配されていて、今更ながらうまく創られたな~と感心しています。
> 本当に素敵な公演でした。
> 万歳、オネーギン!


ほんとうに。
舞台装置も素敵でしたね。
今も、淡い光の色で変化する白樺林や、ロマンティックなお部屋の雰囲気、
屋敷の中でのスポットライトの当たり方、などなど・・・
また、それに合った衣装の数々。思い出して うっとりしています。

バウ公演が とっても楽しみです。

     やうこ

[No.6003] 2010/10/22(Fri) 23:53:31

Re: 「オネーギン」青年館公演、千秋楽でした (No.6000への返信 ) - 音姫

 

残念ながら千秋楽には行けませんでしたが、読ませて頂いて雰囲気が伝わって来ました。
本当に何回観ても「もうこれでいいわ」と言うことがなくて困った(苦笑)公演でした。
フィナーレでは「時間よそんなに早く進まないで!」と叫びたい感じでした。
演技、歌、ダンス共に、

最高峰の轟さまと共演されたお若い生徒さん達も、きっとたくさんの事を吸収された事でしょう。
また是非いつか再演を希望します。今度はベテラン勢による舞台も拝見してみたいですね。
今回も専科のお二方は別格的存在で心打たれましたもの。
では皆様!バウ観劇を引き続き堪能なさって下さいませ。
またご報告待っていま~す。

    音姫

[No.6002] 2010/10/22(Fri) 23:09:40

はい! (No.6002への返信 ) - やうこ

 

音姫さま、
ほんに ほんに そうでございます。
時の砂時計が 非情にも落ちていく、そんな感じで、終わってしまうのが惜しい舞台です。
再演されるといいですね。

知人(TOMさまファンというわけではない方)に劇場で偶然会いましたら、
「なつかしい 雪組の舞台に会えたようで 嬉しい」と言ってました。
今回の雪組さん達も真面目で、 一生懸命に自分の役に向かい、

轟さまに必死でついていき支えようという気概が伝わってくる気が 私もしました。
もちろん、他の組も みんな真面目な頑張り屋さん揃いです。宝塚ですから。
でも、なんとなくの「雪組カラー」ってありますものね。
そして、そんな若々しいエネルギーの中で、一樹さんと美穂さんの深みある歌や演技力が光って。
とっても良かったと思いました。
このさきも いろいろな舞台が観たいですね、いっぱい。
音姫さまにも、また劇場でお会いできますように。

   やうこ

[No.6004] 2010/10/23(Sat) 00:22:10

遅くなりましたが・・・ (No.6000への返信 ) - ト音記号

 

♪この心 伝える言葉 見つからず 何度も書き…

あまりの感動で,千秋楽から3日たっても頭はボーッとしたままで,
何をどう書いて良いのかわからない状態ですし,
ご報告くださった皆さまと,重なる部分も多々あるとは思いますが…

とにかく,轟さまの硬質な美しさにピッタリな文芸作品,そして何より,本当に心震える作品でした。
初見では,久しぶりにお目にかかる轟さまの男役のお芝居,歌,ダンスに
違う意味でただただ心が震え(^ ^)>゛,幕間からおかしなト音に陥っておりました(爆)
当たり前なのですが,所作もうちゅくしく,何をやられてもとにかく男前! 違った男役 !
頭の先から,指先,足の先まで一部の隙も無く神経が行き届いていて,これぞ男役の美学!!でございます。

世の中が自分の思いや力ではどうにもならない事に気づき,自分を生かす場所を見つけられずにいる・・・
そんなオネーギンが,純粋無垢な愛を告白され,それを拒絶したところから更に悲劇が始まるのですが,
決闘があり、放浪の旅を続け、元恋人との再会や革命家達の熱い思いに触れていくにつれ心が動いてゆき,
最後の最後に自分の進むべき道をみつける…と言う今回は受け身の役で、"動"の部分は後半になってから。
それなのに,少ない動きの中で,表情やちょっとした所作(例えば椅子の座り方やため息で…)により
心の動きが手に取るようにわかる為,私までオネーギンさまと一緒に胸キュンになったり(> <),
辛くなったり(+ +),悲しくなったり,喜んだり…と,これがもう大変なんでございます。
二部のタチアーナに再会してからの盛り上がりは感動もので,何度も何度も涙が流れて困りました。
皆さま,ハンカチは必需品にございますよ~。
1幕最後が辛かった分,最後に轟オネーギンさまと14歳のオネーギン君が,
同じ方向を向いて笑顔で前を見据えていらっしゃるのを見て
こちらもとっても清々しく幸せな気分で見終える事ができました(^ ^)

私,今回,音楽がいつも以上に好きなんです。
その上,同じ曲で(と言っても少し旋律が違うのですが)歌い手が逆になったり,
同じ曲でも優しい感じだったり、激しくなったりと,曲の使い方もとってもステキです。
個人的にはm(^ ^)m(今回プログラムに歌詞が載っていないので曲名がわからないのですが…)
タチアーナからオネーギンへ,そしてオネーギンからタチアーナへの手紙の歌,
♪過ぎ行く 時の中で…と歌い始める曲(主題歌でしょうか?)
お芝居終幕間近に,オネーギンが関わった人達が人生を回顧する場面で歌う,
オネーギンが進むべき道を決める曲(かな?)が,大好きです。
それに「お前の人生だから好きに生きろ」,「人生を終える時にどう思うか…」
というおじ様が歌われる曲で,自分の人生をも考えさせられました。
もっちろん轟さまはよく響く伸びのあるお声で,その時の心情を歌われるのですが
今回,私,二部でニーナさんと歌われた時の柔らかく包み込むようなお声に心震えました♡
それと,今回の舞台装置はとってもシンプルで美しく,
その舞台で時に上手と下手に,時に舞台前と奥で繰り広げられる時空を超えたお芝居の演出,
そして,轟オネーギンさまと14歳のオネーギン君が同じ空間に立つと言う演出はとってもステキでした。

そしてそしてフィナーレの轟さまと雪組生のダンス。
これは皆さまが仰っているように「キャァ~~~~~!!」ものです。
とっても早いテンポの曲に振りがビシバシと決まって格好良いったらありゃしませぬ(> <)
でもその前,登場された時のロシアの大地に響き渡るような歌声…えらいこっちゃ!!でございます。

向こうで一緒にお壊れしてくださいました皆さま,ほんにほんにありがとうございました。
私は,残念ながらバウには行けず,お留守番しておりますので,
バウをご覧になられる皆さまにバトンタ~ッチ(^ ^)/ お願いよぉ。

♪轟さまに会えて良かった
♪轟オネーギンさまに会えて良かった・・・
        ト音記号♪

[No.6005] 2010/10/25(Mon) 01:46:16

私も…遅くなりましたが… (No.6000への返信 ) - トミー

 

> 開演時には 小雨に濡れていた神宮外苑あたりも、

公演終了後には雨上がりの爽やかな秋の空気に満ちて、帰路を往く人々に満足の笑みがあふれ・・・。

幸せな千秋楽でした。
わざわざ新規ツリーを立てるほどのご報告もないのですが、あっというまに千秋楽を迎えてしまったこの公演、お別れしがたく、未練たっぷりに語り合いたいと思って新規ツリーを立てさせていただきました。
千秋楽といっても、格別のアドリブは無く、

とにかく出演者の方々の渾身の舞台に 息を呑んで見入っている間に幕が下りる、これまで通りの公演です。
それでもやっぱり、この地で、二度と出会うことない舞台。
劇場内は 千秋楽特有の「気」に満ちていて、程よい緊張感や、熱い拍手に包まれていたように思います。

幕が上がり、倦怠感いっぱいのエフゲーニンさまが、

時を経て、革命に命を投じる決意をする、その輝く微笑を見送りながら幕が下りる時まで、

観客として時を共有できたことを しみじみ有りがたく思いました。

28日からのバウホール公演で、また「あれがウワサのオネーギン」さまにお会いし、

時の砂時計のひとつぶを 輝かせることが出来ますように。
それまで、人生を無駄にせず、頑張らなくっちゃ、ですね。



青年館でエフゲーニィ・オネーギンさまにお別れして、どんどん切ない気持ちがフィードバックしている私です。今更のこのこと…。

初見では、ひさしぶりの轟さまのお芝居にキャーキャーもんで めまぐるしく終わってしまいましたが、
一生分の運を使い果たしたかのラッキーで当たった良いお席で見た「オネーギン」。
もはや顔の一部となっているオペラグラスをかばんにしまって観た日。 号泣してしまいました。
タチアナちゃんに手紙を返そうとするオネーギンさまに「タチアナちゃんが可愛そう」…

悲しい初恋に涙だらだら。
人のことは何もかもお見通しのオネーギンさまなのに、自分の気持ちには 不器用でいらっしゃる。。

2幕ですっかり「過去の男」になっちゃったオネーギンさま。
オペラグラスで観ていたら、いや、過去の男には絶対ならないカッコよさなんですが、

裸眼?で観ていたら、素直に う~~ん、そうなのね。。。

ちじれっ毛の悪友は、いつの間にかロシアに必要な人物として評価されて、
それを、喜ばしく思っている表情…だけど、自分に照らして男としての焦り。。

美しい旋律に説得力のある歌詞。

緒月さんの歌も素晴らしいし、それを聞くオネーギンさまの表情にきゅんきゅんです。

おじさまの愛にあふれたお手紙に涙だらだら。雪が降っていたのね。

そして、そして、最期に悪友・緒月さんに宛てた手紙を読まれる場面では、
後ろに現れる緒月さんが、

私が見た緒月さんの役名の歴史上の人物の写真?、肖像画?、にそっくりで、もうびっくり。

いつの間にか成長されてお化粧も似せてらっしゃるのね。。。
あまりに深イイ~宝塚の「オネーギン」に感動でございました。

1回では見足りない、何度観ても新しい感動の「オネーギン」です。

バウが始まるのを楽しみにしつつ、だけど、「オネーギン」とお別れする11月7日が近づくのも

怖いような気がする変な夜です。
      トミー

[No.6006] 2010/10/25(Mon) 03:19:39

 

≪ 3 ≫

本日のスポニチ (親記事) - トミー

 

出ました!!。

鼻血だらだらなダンディでございます!。
轟さまの登場です!。
皆様、走ってくだはい!。
 

    トミー

[No.6007] 2010/10/26(Tue) 09:30:30

Re: 本日のスポニチ (No.6007への返信 ) - りりか

 

走りました~!
 

チューズデー宝塚
大人のムード満喫して
轟悠 <上>

<上>ってことは<下>がありますよね。

もしかして<中>もあったりして・・・。

 

-----------
『 オネーギンは、ベテランの役者さんが、いつかはやりたい役といわれる役だそうです。
 ニヒルで、非常に複雑で、私たち女性から見ると、ちょっと自分勝手な男性だな、と思う

 部分もあるのですが、そこをいかにかっこよく大人の男性として表現するかだと思います 。』
・・中略・・・
『 演じていて、大きな手応えを感じました。』
オネーギンという男性についても、演じるにつれてだいぶ印象が変わってきたという。
・・中略・・・

『 自分たちだけではどうしようもない、

 時代の鬱屈(うっくつ)感のようなものがオネーギンにも影響しているのだなあと思うと 、

 彼の考え方がなんとなくわかる感じがするんですね 。』
なるほど、今の宝塚では、轟にしかできない役どころではあるようだ。
次回は共演者のことなどを聞く。

-----------
 

私たち女性から見ると・・・ですって・・・ほほほ。

[No.6008] 2010/10/26(Tue) 13:36:33

ありがとうございます♪ (No.6008への返信 ) - ト音記号

 

トミーさま~

いつ出るかいつ出るかと待っておりました~
とっても嬉しいお知らせありがとうございますm(^ ^)m
あの場面もこの場面も,それはそれはと~ってもダンディなオネーギンさまでいらっしゃいましたものねぇ♡
苦しみもがきながらも生きて自分の道をみつける姿も素敵ですし,
立っていらっさるだけとか、後ろ姿だけでもダンディでいらっしゃるんですもの~。 すごいですよね!!
で…どの場面のオネーギンさまでいらっしゃるのでしょうか~?

そしてりりかさま~
詳しいご報告をありがとうございますm(^ ^)m

> 大人のムード満喫して
> 轟悠 <上>
> 上ってことは下がありますよね。もしかして中もあったりして・・・。


うんうん,ありますよね!
もう中も下も,左でも右でも,たぁ~くさん出て欲しいです(爆)

> 「オネーギンはベテランの役者さんが、いつかはやりたい役といわれる役だそうです。
> ニヒルで、非常に複雑で、私たち女性から見ると、ちょっと自分勝手な男性だなと思う部分もあるのですが、
> そこをいかにかっこよく大人の男性として表現するかだと思います」


相手にはああは言っているけれど,本心は・・・っていうところもちゃんと伝わってくるんです。
それも台詞ではなくって,目だったり,相手を見るタイミングだったり,手の握り方だったりと
本当にちょっとした所作で・・・。
全然自分勝手な男には見えず,ただただ格好良かった♡ ほんに素晴らしいですm(- -)m

> 次回は共演者のことなどを聞く。

次回も楽しみです(^ ^)

こちらにひとつ記事が載っておりました。

≪添付の、“ぴあ”のHPは削除してあります≫

お洋服はミュージカルとダンスマガジンの時と同じようですが,お写真はまた違いますね。
こんな清々しい笑顔の轟さまが,舞台では深い虚無感をも感じさせる
ダンディなオネーギンさまになられるなんて・・・やはりすんごいお方です。
     ト音記号♪

[No.6009] 2010/10/26(Tue) 21:44:05

Re: ありがとうございます!!! (No.6009への返信 ) - やうこ

 

トミーさまの緊急速報「Go!」の発信と共に、

りりかさまが それ!とばかりに走られて、

ゲットし難い方々のために、詳しい内容のご紹介をしてくださり、

そして、ト音記号さまのナイスなコメントと、

「ぴあ」記事での ・・・きゃ!なぁんて素敵!なお写真のご紹介。 嬉しい!
皆さまのグランドアモーレに感謝です。

> > 「オネーギンはベテランの役者さんが、いつかはやりたい役といわれる役だそうです。
> > ニヒルで、非常に複雑で、私たち女性から見ると、ちょっと自分勝手な男性だなと思う

> > 部分もあるのですが、そこをいかにかっこよく大人の男性として表現するかだと思います」
>
> 相手にはああは言っているけれど,本心は・・・っていうところもちゃんと伝わってくるんです。
> それも台詞ではなくって,目だったり,相手を見るタイミングだったり,手の握り方だったりと
> 本当にちょっとした所作で・・・。
> 全然自分勝手な男には見えず,ただただ格好良かった♡ ほんに素晴らしいですm(- -)m


ほんとに。
「ぴあ」のインタビューでも、
『 歴史的なことだけでなく、雪と氷に閉ざされた国で、ヨーロッパへの憧れやコンプレックスも

 あるのではないかと思います。それを少しでも理解できれば、台詞の色や吐く息の量まで

 変わってくると思うんです』
な~るほど 深いですね~。
台詞の色、吐く息の量!
いや~深いです。

なので、何がどうだからという、そんな深い理由は分からないままに、ぼ~っと見とれている私などにでも、

なぜかオネーギンの心の動きが自然に伝わってきて、場面毎に現実感を増して行き、

いつしか自分の心と同化するような・・・。
「心 震える舞台」って、こういう事だったのかしらと、後から感じたりしています。

> こちらにひとつ記事が載っておりました。
>
≪添付の、“ぴあ”のHPは削除してあります≫
>
> お洋服はミュージカルとダンスマガジンの時と同じようですが,お写真はまた違いますね。
> こんな清々しい笑顔の轟さまが,舞台では深い虚無感をも感じさせる
> ダンディなオネーギンさまになられるなんて・・・やはりすんごいお方です。


ほんとにね~ 爽やかな笑顔、なんともカッコイイ、それでいて、どこか可愛らしさも感じちゃいます。
甘めなクールさというか。しゅてきぃ!
やっぱり すんごいお方ですよね~。なんとも!

   やうこ

[No.6010] 2010/10/26(Tue) 23:02:58

走りました^^; (No.6007への返信 ) - R.

 

トミーちゃん

お知らせ有難うございました。
夜にこちらに来て知ったので、大慌てで買いに走りました^^;

一軒目、売り切れ(T T)
めげずに二軒目に走り、無事ゲット^^/

内容は、りりか様が上手くまとめて下さっていますが(有難うございます)
『 一幕ではニヒルさを。二幕では哀愁漂う姿をお見せしたい』 のお言葉に、期待はさらに高まり、

見出し通りに「大人のムード満喫して」穴の開くほど見させて頂きたいと思います^^v

そしてそして!

ト音記号さま
ぴあのインタビュー記事のご紹介有難うございます。
3枚のお写真、とってもステキですね!!
いよいよ、ついに、待ちに待った、バウ公演初日まで一つ寝るだけになりました~~
皆様のご報告、新聞記事やその他インタビュー、CSニュース映像と予習たっぷりで臨むバウ初日!
ドキドキ、ワクワクは絶頂に達しております。

出ずっぱりの舞台、拝見するにも体力勝負!と、お仲間さんからのアドバイスが有りましたので、

早い目にベッドに入りたいと思いますが、楽しみ過ぎて眠れるでしょうか…
   R.

[No.6011] 2010/10/27(Wed) 15:55:43