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かんげきろく

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タカラヅカスペシャル2015

New Century, Next Dream−

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梅田芸術劇場

12月

19日(土)

/

14時公演

18時公演

12月

20日(日)

/

12時公演

16時公演

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監修・構成・演出/石田昌也

構成・演出/中村一徳、稲葉太地

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≪主な出演者≫

専科

轟 悠

月組

龍 真咲

雪組

早霧せいな

星組

北翔海莉

宙組

朝夏まなと

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≪みなさまの感激かんげきろく≫

お喜楽座掲示板に寄せられた皆様からの“かんげき”ご報告を、ほぼ全文のまま掲載させていただきました。
敬称略ゴメンくださいませ。

『タカラヅカスペシャル2015New Century, Next Dream−』 (親記事) - やうこ

 

皆さま〜

梅田芸術劇場メインホールにて『タカラヅカスペシャル2015New Century, Next Dream−』

行って参りました。

 

オープニングの曲「New Century, Next Dream」は、石田先生が作詞、吉田優子先生が作曲された

この祭典の為に作られたという新曲で、出演者総出の華やかさと温かな雰囲気で幕が開きました。

続くMCで、この曲のご紹介として、轟さまが、「帰りの阪急電車でも口ずさみたくなるような

親しみやすい曲」というようなコメントをされていらっしゃいました。本当に耳に残る曲でした。

 

そして、恒例の 各組の公演にちなんだパロディが繰り広げられるわけですが、それらをはさんで、

第一部では「101年 愛メドレー」、第二部では「101年 夢メドレー」というコーナーがあり、

轟さまの歌唱ではありませんでしたが、

「愛 燃える」「(暁のローマより)愛してる」「パッション愛の旅」「(野風の笛より)風に舞い 夢に翔べ」

が、ほんの数フレーズだけでしたが なつかしく聴く事ができました。

 

そして、11月にご逝去された入江薫先生を偲ぶコーナーがあり、

轟さまが 先生の遺影の前で追悼のメッセージを読まれ、

そして そしての『霧深きエルベのほとり』より「鴎の歌」を歌われたのでございます。

こちらで ご紹介いただいていた事もあり、しっとりとした情感が伝わって 感激いたしました。

 

けれど 感激の余韻さめやらぬ その後に 更に もっとすごい大波の感激が!

一部の最後の曲となる『愛 遥か(はるか)に』でございますっ!!!

この曲は、さまざまな歌詞で歌われているシャンソンの名曲ですが

(ユーチューブなどでも たくさん出ている曲ですので、チェックしてみてください)

今回のは、「この愛を 翼に乗せて届けたい」というような内容なのだと 思います・・・

・・・感動したっていう割りに、何故 歌詞を覚えてないかって?

も〜ね、歌唱力という言葉で表現するのは おこがましい というか、足りないのですが、

とにかく 素晴らしい歌唱でいらっしゃる、それは モッチロンなんですがっ、勿論ね、

そう、演出も素晴らしいのでございます。

次第に出てこられる下級生さん達の まっしろなお衣装、一心に踊るダンスも心打たれるものがあり、

やがて、中央で歌い続けていらした轟さまがマイクを床に置かれ、

なんとも優美に、しかも情熱的に、皆様と共に踊られました(かなり長く ハードな振りで)。

そして、さっとマイクを取り上げて、また何事もなげに重厚な響きをもって熱唱されましたんです。

素晴らしい。

上手く表現できませんが、宝塚歌劇の「心」を見たような 熱い感動に包まれました。

 

さて、第二部で 特筆すべきは、「琵琶法師のオイディプス王」でございます。

階段上に ご登場された風格あるお姿は・・・オイディプス王かと思えば、琵琶法師(多分、盲目

ってことで そうなったかと^^;)。

階段を よろよろと手探りで下りるご様子は、かのオイディプスの涙なくして見られなかったシーン

でしたのに、どうした事でしょう、笑いなくしては見られないヨロヨロぶり。(うまいっ!)

そして、華形さんの水戸黄門が、「おいでぷちゅ」(全部が赤ちゃん言葉で、これまた 上手!)

について質問すると、法師が、オイディプスのあらすじを 一気にまくしたて 息を切らせながら

「90分かかって演じたものを50秒で終わらせた」と感慨深げに自画自賛?。

それなら、ということで、「ベルサイユのバラ」のあらすじを、助さん(沙央くらまさん)が早口言葉

のように数秒でまとめ 大拍手、

ならばと「風と共に去りぬ」も、黄門さまが 見事に数秒のうちに完結。

そこで、法師さまが、ナンとか(私も知らない公演名で、どうやら一路さんのバウ公演)をまとめろ、

と言われ、急に難問を振られた格さん(星条海斗さん)が「ニホンゴ ワカリマセ〜ン」と、しどろもどろ

に とぼけたり・・。

こう書くと ちっとも面白くないと思いますが、

ニール・サイモン シリーズなどでコメディセンスを磨き上げた轟さまはじめ、さすが芸達者な専科メンバーで、

笑いのツボ、間合いの押さえもバッチリで 面白かったです。

 

そして、リクエスト曲「愛の讃歌」。 これはもう、言うまでも無い素晴らしさでした。

時に知的な抑制が感じられたり、時にほとばしるような熱情に翻弄されるような・・・

 ただ、欲張りな事を言わせていただければ、こうした大劇場でなく、もう少し距離の近い舞台で

またお聴きしたいと思った曲目です。そしたら失神者 続出になっちゃうかしら。

 

そして、フィナーレ、ご挨拶、カーテンコールで、笑顔いっぱいの轟さまと しばしのお別れとなりました。

楽しかった!

 

   やうこ

[No.9570] 2015/12/21(Mon) 02:15:38

Re: 『タカラヅカスペシャル2015New Century, Next Dream−』 (No.9570への返信) - トミー

 

やうこさま、早々のご報告、ありがとうございます。

 

私も行ってまいりました。軽やかにダンスを踊られる姿、走り去られる姿、

トークでのお茶目な表情、マイクを置かれる姿、そしてそして、

歌われるお声…ほんにしゅてきでございました。

 

新調?なのかな、他のトップさんとのお揃いのゴールドのスーツ。

お衣装もどれも琵琶法師に至るまでお似合いで。

 

私はと言えば、パンフレットを見て、そーじゃん、「鴎の歌」じゃん。

ああ、お恥ずかし。だけど、Kazukoさまが書いておられるように

あのお声で歌われる「鴎の歌」は昭和のものとの違い、脳内の

「鴎の歌」が置き換わってしまう、しゅんばらしいものでした。

 

入江さん、亡くなられたんですね。宝塚メロディーで育った私には

感慨深いものがあります。

 

そして、ここで来るとは思わなかった「愛 遙かに」。

やうこさま、これってシャンソンではなくカンツォーネじゃないかと

思うんですが、どうでしょう?。イル・モンドのカンツォーネメドレーに

ありましたよね?。

 

回数を重ねるごとに、唸り?も入って涙もんでした。

男役をしたがえてのダンス。0番の向こうにマイクを

置かれる姿がチョーかっこよくって。

 

観客も一緒になって、歌い踊るタカラヅカスペシャル、楽しかったです。

だけど、あの場面に轟さまが出てらしたら、「左、右、キラキラキラキラ」

なんて私にはとうていできなかったわ。。

 

   トミー

No.9571] 2015/12/21(Mon) 06:30:52

Re: 『タカラヅカスペシャル2015New Century, Next Dream−』 (No.9571への返信) - やうこ

 

トミーさま、早速のご報告たくさん、ありがとうございます!

 

で、カンツォーネ、そうですねきっと。

と言っても、私めは 日本語でしか聴いた事がなくて、

シャンソンもカンツォーネも区別が出来ないんですが(^_-)

でも イタリアンっぽいから(どこが?と 突っ込まないでくだしゃいまし)

カンツォーネです。

 

今、携帯からで目もかすみ、これにて

ごめんくださいまし。

 

   やうこ

[No.9572] 2015/12/21(Mon) 09:04:27

Re: さっそくの観劇のお話 ありがとうございます (No.9570への返信) - わかな

 

嬉しいです。 その様子を あたまに おもいえがいて たのしめます。

ほんとに みなさま いつもながら 有難うございます。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさま、そして轟悠さま 世界中の皆さんのお幸せを お祈りいたします。

 

 

    わかな

[No.9573] 2015/12/21(Mon) 09:13:05

Re: 『タカラヅカスペシャル2015New Century, Next Dream−』 (No.9570への返信) - ト音記号

 

私も行ってまいりました。

 

幕が閉まった状態で,「タカラヅカスペシャル2015 New Century, Next Dream(多分・・・)

皆さんで仰るのですが,皆さまのお声の中に轟さまのあのしゅてきなお声も聞こえてきて,

その時点で一気にテンションが上がってしまいましたです(^ ^)

オープニングの曲♪New Century, Next Dreamの時のお衣装はゴールドのスーツ。

キラキラのお衣装も霞むほどのオーラで,轟さまご自身が

輝いていらっしゃったのはもちろんなのですが,歌われている時,MCでお話されたり

他のトップさんのお話をお聴きになられている時の立ち姿,そして着こなしが

ほんに美しくていらっしゃいました。 まさに"清く 正しく 美しく" !

そうそう,MCでは先日退団を発表された龍さんと同期の早霧さんにお話をふられる

とってもお優しい轟さまでございました。

それから北翔さんが,次の星組コーナーの準備の為にMCを早く抜けなければならなかったのですが,

初日は「ちぎちゃん止めて」と仰っただけだったのに,千秋楽では北翔さんを引き止めようとする

早霧さんの足を轟さまが掴み,龍さんが轟さまのジャケットを,朝夏さんが龍さんを・・・と

皆さんで北翔さんを引き止めようとなさっておりましたです。

 

帰ってプログラムをよく見てみると

1部が"101年愛メドレー",そして2部が"101年夢メドレー"となっておりました。

もしかすると,それで1部の最後に轟さまが♪愛遥かにを歌われたのでしょうか。

 

> けれど 感激の余韻さめやらぬ その後に 更に もっとすごい大波の感激が!

> 一部の最後の曲となる『愛 遥か(はるか)に』でございますっ!!!

> この曲は、さまざまな歌詞で歌われているシャンソンの名曲ですが

> (ユーチューブなどでも たくさん出ている曲ですので、チェックしてみてください)

> 今回のは、「この愛を 翼に乗せて届けたい」というような内容なのだと 思います・・・

> ・・・感動したっていう割りに、何故 歌詞を覚えてないかって?

> も〜ね、歌唱力という言葉で表現するのは おこがましい というか、足りないのですが、

> とにかく 素晴らしい歌唱でいらっしゃる、それは モッチロンなんですがっ、勿論ね、

> そう、演出も素晴らしいのでございます。

> 次第に出てこられる下級生さん達の まっしろなお衣装、一心に踊るダンスも心打たれるものがあり、

> やがて、中央で歌い続けていらした轟さまがマイクを床に置かれ、

> なんとも優美に、しかも情熱的に、皆様と共に踊られました(かなり長く ハードな振りで)。

> そして、さっとマイクを取り上げて、また何事もなげに重厚な響きをもって熱唱されましたんです。

> 素晴らしい。

> 上手く表現できませんが、宝塚歌劇の「心」を見たような 熱い感動に包まれました。

 

ほんにほんにその通りでございました?

その前が入江先生の♪ハロー ! タカラヅカで,トップの皆さまとお洒落に,小粋に

そして楽しそうに歌われていたのですが,ライトが暗くなって前奏が始まったとたんに

轟さまがその雰囲気を一転させ,観客を♪愛 遥かにの世界に誘われるのでございます。

歌詞に心を込め,思いを伝える轟さまの歌唱は表情がとっても豊かですし,

やうこさまが仰っているようにダンスがこれまたしゅてきなんです? 格好良いんです?

この曲は『Fever!』でも歌われたとお仲間さんにお聞きして,あの時の感動がよみがえったのですが,

広い梅田芸術劇場をも包み込まれる歌声は壮大でドラマティック。

最後,轟さまと皆さまの歌声が響く中で1部の幕が下りていく様は感動的で,心が震えました。

 

> さて、第二部で 特筆すべきは、「琵琶法師のオイディプス王」でございます。

> 階段上に ご登場された風格あるお姿は・・・オイディプス王かと思えば、琵琶法師(多分、盲目

> ってことで そうなったかと^^;)。

> 階段を よろよろと手探りで下りるご様子は、かのオイディプスの涙なくして見られなかったシーン

> でしたのに、どうした事でしょう、笑いなくしては見られないヨロヨロぶり。(うまいっ!)

 

バックに『オイディプス王』の重厚な音楽が流れている中(多分・・・)

階段を足で探られたのは1段のみ。 突如ちょっと外股で一気に駆け下りられたかと思うと

舞台に下りられてからは振り子のように揺れながらスキップをなさった琵琶法師さま(^ ^)

とってもお茶目でいらっちゃいまちゅ。

いけないいけない,どうも水戸黄門さまの赤ちゃん言葉がうつってしまって(^ ^)>)

 

> そこで、法師さまが、ナンとか(私も知らない公演名で、どうやら一路さんのバウ公演)をまとめろ、

> と言われ、急に難問を振られた格さん(星条海斗さん)が「ニホンゴ ワカリマセ〜ン」と、しどろもどろ

> に とぼけたり・・。

 

今回のタカラヅカスペシャルの監修・構成・演出をされている宝塚のニール・サイモン先生の作品で

「恋のチェッカーフラッグ」だと思います。

初日は黄門さまが格さんにふって終わりだったのが,千秋楽では格さんが助さんに、助さんが黄門さまに,

そして何と黄門さまが轟琵琶法師さまに託されたので笑いが起こっておりましたです。

フィナーレ?ではお目目をパッチリと開けられ,♪君はマグノリアの花の如くを4人で歌われるのですが,

エア琵琶?で間の手を入れられるノリノリのお姿がと〜っても決まっていらっしゃった

琵琶法師さまでごじゃいまちた〜。

 

> そして、リクエスト曲「愛の讃歌」。 これはもう、言うまでも無い素晴らしさでした。

> 時に知的な抑制が感じられたり、時にほとばしるような熱情に翻弄されるような・・・

 

ほんにほんに。

ディナーショーや巴里祭とはまた違った,タカラヅカスペシャルバージョンの

♪愛の讃歌をお聴きする事ができてとっても幸せでした。

 

小林一三先生の“清く 正しく 美しく” のお言葉の後には”そしてほがらかに”との続きがあるそうです。

轟さまの笑顔をたくさん拝見できて,私達も笑顔になれた,楽しくて幸せなタカラヅカスペシャルでした。

    

   ト音記号♪

[No.9574] 2015/12/23(Wed) 15:58:59

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