横尾忠則現代美術館

横尾忠則在庫一掃大放出展


お喜楽座掲示板・11月の情報ツリーで、 よっしーさまが、今回の展覧会情報を お知らせ下さいました。
そこで、大阪での ディナーショー 「Yu,Un jour chantant」 開催日がチャンス!とばかりに お仲間さんを誘って行って参りました。
(阪急線「王子公園」への行き方も よっしーさまに教えて頂きました。感謝!)
今回の作品は、かつて 何度か拝見したものです。(原美術館・世田谷・熊本・川崎 の各美術館)
でも、今回は、「在庫一掃」のタイトルイメージのとおり、ユニークな展覧形式で、
たとえば 作品に添えられた説明文は 横尾さんご自身が 大急ぎでメモ書きされた風情で、
しかも、その紙の四隅をガムテープで無造作に貼りつけ、額も 曲がって・・・ という具合。
そうしたラフさから、横尾忠則さんの人間味や人生観のようなものも伝わってきて、
見る側も 自由な想像をめぐらせながら鑑賞する事が出来ました。

作品たちとの再会 それ自体も なつかしいものがありましたが、同時に、
当時の轟さまの舞台のことや、ご一緒した お仲間さん達との楽しい時間 
そうした自分自身の「心の旅」につながる様々な思い出との再会が出来ました。
見終わって、こうして このページを作っている今も その温かな気持ちに包まれて・・・
素敵な体験になりました。 


↑当日のチケットです。




館内を少し進むと
有りました!
広い壁に  まず この三点が 無造作(っぽく)展示されていました。




↓ 拡大します
 作品の横には 紙テープで貼り付けた手書きの解説文と、画鋲ひとつで留められたキャプションが!


左上解説文
轟悠さんの地元 熊本で描く。熊本近代美術館での個展で 彼女とトーク。


キャプション
 <
Y.T 嬢の肖像>   
portrait of Miss. Y.T
2005 アクリル・布





解説
< 轟悠さんの「浅茅が宿」が タカラヅカファンにさせてしまった。


轟悠嬢の肖像
 portrait of Miss.Yu Todoroki  1999 油彩・布

作品の右横には「たいへんよくできました」の赤い印が押してあります




 <タカラヅカを観た夜に見た夢
2004  油彩・布


解説は、<この通り>と、長い矢印で。その左端には「努力を要す」の印が^^;




初めて宝塚歌劇団の公演を見た日に、1000枚のブロマイドを買って早速キャンバスに並べた。>

(作品は 写真撮影禁止でした)






鑑賞後、一階 玄関横の カフェでランチをしました。
ティーカップも 横尾デザインで素敵!
サンドイッチも 自然な優しい味で おいしかったです。


(展覧会 会期:2018年9月15日 〜 12月24日 )