夏(?)企画 作画過程
夏は既に終わってるとかつっこんではいけない。
そんなわけでやってきました作画過程のお時間です。
過程を紹介する絵はコチラ
えーととりあえず、下書きを描きます。
どうでもいい感じのコピー用紙に、ゴリゴリ描きます。
シャーペンと消しゴムしか使わない。ペン入れなんて行為はしません!
その代わりに、なるべく綺麗にシャーペンで線をひきます。
ノック消しゴムで細かい削りをいれつつ、線を確定していく感じ。
ちなみにシャー芯も消しゴムも100均で入手してる。
んで、取り込み。
スキャナでグレースケール150dpiでとりこむ。
なんかそういう事の詳しいことはよくわからないので適当です。
あ、こっから写真屋に放り込むよー。えーと、5.5?かな
んで、明るさとコントラストを適当にじって、線のクリンナップ。
いろぬりはじめ。
まずはイメージで背景色を流す。
そうしないとうっかり白で消してしまうので、
後々背景に色を入れる時にひじょうに困るため。
私は色を塗るパーツごとにしかレイヤ分けをしません。
むしろ線画レイヤと、背景レイヤと、色塗りレイヤにしか分けない事もあるんだ!
今回は割と分けてるほう。
とにかく肌用レイヤをつけて、色塗り部分を鉛筆ツールで囲って塗りつぶしてやる。
この時点では適当な肌色を流しこむ。
塗りつぶせたら、色をいじって、ベストな肌色にもっていく。
んで、その肌色を基礎色に影とか光の色も作っていく方向。
あ、ここで透明部分の保護をかけると、はみ出さなくて、いいぞ!(笑
あとはもう適当にゴリゴリと。ゴリゴリと。
まあ大体、常にブラシの強さは40%ぐらいかなー。
そのぐらいの色の馴染み方が割といいかな、と思っている。
完璧にぼかしやら、指先ツールやらで馴染ませたり、
中間色をとりまくって馴染ませるのはあまり好きじゃない。
ブラシの跡がいい具合に残るのがいい。
そんな感じで。
はい、肌色おしまい。
……というのはあまりにもアレなので、一応色作りのイメージを文章化しておく。
大体、影と光で反対(補色っぽい)の色をプラスしていく感じで作る。
今回は影が+赤で、光が+緑、かな。すごくビミョーな差なんだけど。
あと、あらかた塗り終わって、なんとなーく色の濃淡に納得が行かない場合は
(かつ、ブラシの跡がうまく残っていて、これを消したくないなーって時)
新しくレイヤを重ねてグループ化、30%ぐらいの濃度で色を重ねて
少しトーンをいじります。今回はこれを結構使ってる。
全パーツ同じ要領で塗り終わってこんな感じ。
服は、最初グレイで影をつけたものに、新規レイヤグループ化で、
ブラシ濃度5%で色をさしてる。
続いて、今度は線画をいじる。
線画レイヤをコピー、それにガウスぼかしをかけてやる。
数値は適当にいじって、良い感じ、と思ったところでとめる(アバウト
黒のままでもいいが、色をさすと面白い効果になったりするので、
色いじってみたりと、とにかく色々やってみる。
ついでに描き忘れてた紐も書き足しておく(笑
んで、あとは背景のいじり。
なんだかもう疲れたので、今回はグラデーションツールでごまかし。
赤茶でグラデをかけてます。
それから、フリーハンドで紅葉のような物体を投げ縄ツールで描き、
それを型紙に、自由変形で動かしたりしながら、幾つか紅葉を描く。
そのレイヤを複製して、ぼかしたり、覆い焼きにしてみたりして、いじくって完成!!
とてつもなくアバウトでどうもすみませんでした!
何のためにもならない過程なのに、見てくださったかた、ありがとう!!