変化に富んだ城ヶ島コースのご案内                  

東京から一番近い半島と言えば三浦半島。長靴に似た形をした半島に蹴っ飛ばされた小石に見えるのが城ヶ島・・・・昭和35年に城ヶ島大橋が開通して本土とつながったものの自然は未だそのままです。冬の断崖にはウミウが飛来し野鳥も多く、城ヶ島灯台からの日の出等で名所となってます。詩人・北原白秋の「城ヶ島の雨」も有名ですネ!
 コースタイム 京浜急行 三崎口駅(バス三崎港又は三崎東岡経由城ヶ島ゆき・/大人290円)・・5分・・海南神社・・・三崎港・・・渡し船白秋号(200円)・・・5分・・・・・・ピクニック広場・・・20分・・・・・・馬の背・・・・天然記念物ウミウ展望台・・・20分・・・・安房岬・・10分・・・・白秋記念碑・・・・5分・・・三崎口行きバス停・・・ 40分・・ 【3.5kmで1時間40分の歩程】
(クルージング艇で城ヶ島周遊後油壺へ/大人1300円は残念ですが2007年に休航し2009年10月も休航中です)

 
海南神社大鳥居  大いちょうの木  ちりとてちん丼 カジキ・づけ・ネギとろ丼コンビ 
 
 うらり市場に有る渡し船白秋の乗り場 渡し船から見た城ケ島 客が来れば出航する  城ケ島灯台と投光120周年記念碑
 
遠方中央に見える馬の背   長年の風雨で出来た崩れそうな馬の背 天然記念物 ウミウが見える展望台 
 
夕暮れの日差しがとても素敵です  この先は水っ垂れ岸壁で現在通行止め中    白秋の石碑 

 見所紹介
 城ヶ島大橋と観光船
  城ヶ島大橋は昭和35年に竣工。長さ575m、高さ21mの神奈川県景勝50選に指定された城ヶ島のシンボルです。渡し船の他に「遊び舟」があり長津呂より島巡り船が発着してます。
 北原白秋記念館と詩碑
  「雨がふるふる城ヶ島の磯に・・・・」と歌ってその名を広めたのは、北原白秋の「城ヶ島の雨」です。帆形の自然石に白秋の自筆を刻んだ詩碑は彼の没後、昭和24年に立てられました。隣接する白秋記念館で彼の遺作・遺品などが展示され、詩人を偲ぶことが出来ます。
 神奈川県水産総合研究所
  ここでは船舶の管理や自然環境の調査研究、水産物の付加価値化及び、漁業経営研究をテーマにした総合研究所と栽培漁業センターや内水面試験場が有り、魚介類を管理、改良、増殖、疫病防除の検査をしています。平成9年に新庁舎が竣工され総合研究所1階には水産展示室が自由に観覧できます。
 水っ垂れ (2009年10月現在がけ崩れで通行止め中)
  鎌倉時代、三崎に別荘を「源頼朝」はこの水をお茶や硯の水として使ったと言う伝説が有ります。長年どんなに日照りが続いてもこの水だけは枯れなかったとも言われています。現在でも洞窟の奥から清水が湧いています。又この周りはとても風流な場所で岸壁から突き出るように立っている黒松は一本松と言われ盆栽を見るように見事です。
 城ヶ島公園
  城ヶ島の東半分に広がるのが「県立城ヶ島公園」です。県内や周りの岩礁地帯では、大洋に面した島ならではの光景を目にすることが出来ます。展望休憩台に立つと360度の大パノラマが目に飛び込んできます。青い海と白い空の広がりや、その境界には房総半島・三浦半島・富士山・箱根・伊豆の山々、伊豆大島が横たわってます。
 うみう
  城ヶ島南面の赤羽根海岸から安房三崎に至る断崖には、毎年11月から翌年4月にかけて群生し国内でも指折りの生息地です。県の天然記念物に指定されています。県立公園駐車場よりハイキングコースに入ってすぐに「うみう展望台」がありとても素晴らしい景色です。紀子さまもお立ちよりになった場所で有名です。
 馬の背
  自然は無限の創造力を持ってます。海岸線を歩くとその事を身体で実感できます。太平洋の怒涛で刻まれた岩礁はとがったり丸みのある岩肌の美しい模様そして大きな穴や絶壁などさまざまな形を創り出してます。丹沢・四国山地と並ぶ日本地質学の宝庫なのです。
 長津呂の磯
  その昔、合戦のために里見家の長津呂七朗右衛門が軍船を乗り入れたと言う「長津呂岬」は魅力が一杯です。千畳敷の広々と続く岩場は格好の磯遊びポイントです。ファミリーで騒ぐのもよし、磯つりを楽しむのもよし、大物を狙って舟釣りに出かけるもよし、安房埼灯台に向かって磯づたいにハイキングするのも、変化が多く面白いです。
 城ヶ島灯台
  明治3年点灯の、日本で2番目に古い洋式灯台です。晴れた日にはここから伊豆大島、房総半島が望めます。真っ赤に染まる富士山をバックに灯台のシルエットが浮かび上がる日没の風景はとてもロマンチックなものです。