私が試しているやさしい気功
香港で出版された三浴気功という本に、いくつかの易しい気功術の方法がのっていました。その中で、私が気に入っているのは站椿功(たんトウこうと読む)という気功術です
站とはたたずむ、しばらく立ち止まるという意味。椿はつばきあるいは大木という意味のようです。
その、やり方は、左の写真のように、両足を肩幅にひらき、両手はすっと下げ、両膝を軽く下げて、中腰で立ちます。姿勢はまっすぐ前を見ます。体中の力を抜いて、呼吸を整え、リラックスします。目はまっすぐ遠くを見ます。この姿勢でしばらく居ます。時間の長さは指定がありませんが、足が緊張しますから、長くはできません。
なお、一方の足を少し前に出す姿勢や、腕のかたちでは、手を腰の後ろにに当てる姿勢、体の前の大きな軽い荷物を下から支えるような姿勢、両手で壁を前に押すような形の姿勢もあります。
この気功は,中枢神経をリラックスさせ、血液循環を促進し、新陳代謝を活発にします。すなわち健康を保ち、各種慢性病の治癒に大変効果があるとされております。
私は、職場の洗面所で人が居ないときに、鏡をみながらそっとこの気功のスタイルをやってみたりしています。気分爽快になります。
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