2007.7.9

パリーマサコ・ムトー遺作展を支えてくれた人達

 ムーチョ・キャラバンの由来

 「母、マサコ、ムトーの作る紙人形は地味で小さいけれど、その世界は日本そのものだ。能や歌舞伎などの大きな文化だけでなく、こんな小さな文化があることを海外の人にも知ってもらいたい。いつしか娘の私の中に育ったそんな夢に、友人たちが手を差し伸べてくれた。そして一緒に企画し、一緒に海外に豆紙人形を運び展示するボランテイア活動“ムーチョキャラバン”が誕生した」ムーチョキャラバンの「ムーチョ」はヒロコ、ムトーのニックネームです。
その足跡は
2002年  シアトル訪問展示「高校二箇所、日系老人ホーム二箇所、教会」
2003年  パリ、エスパスジャポン展
2004年  パリ、日本文化会館展
2006年6月4日 マサコ、ムトー他界
2007年 「パリ追悼展」
       サン、シュルピス教会(展示のみ)
       日本人学校(展示&朗読コンサート)
       ラ、フォンテーヌ校(展示&朗読コンサート)


マサコ・ムトー豆紙人形遺作展を支えてくれたメンバーをご紹介致します。順序不同。
ムーチョ・キャラバンのメンバー
 お名前 ニックネーム  紹介   
弟子丸典子さん  ノンコ 大学時代からの親友、「ノンコ」こと弟子丸典子さん。英仏べらべらの才女。超多忙な外語学校の校長先生。海外展は初回のシアトルから三回のパリ展まで翻訳、通訳、朗読(今回のみ)全てノンコのお世話に。主宰者がいなくてもムーチョキャラバンはできるが、ノンコがいなくては不可能な存在。四十年間世話になってます。  
原田節子さん 節ちゃん  ムーチョキャラバン事務局長。節ちゃんこと「原田節子さん」。元学習院短大や和泉短大の栄養学の講師。現在も栄養学の方面でバリバリ活躍中。長女の中三の同級生の男子のお母さんでした。
もう二十年近く面倒見てもらっています。 
 
川合正子さん ナビ川合  「ナビ川合」こと川合正子さん。節ちゃん同様、長女の中三の同級生の男子のお母さん。
海外もしもし相談員になれるほど海外は詳しく、ムーチョキャラバンは彼女の引率の下、移動します。スケジュール合間の観光は全て川合ナビにご相談。 
 
三尾宏子さん
福田純子さん
オノブ
カメ 
大阪から駆けつけてきてくれた「オノブ」こと三尾宏子さん(右)と「カメ」こと「福田純子さん(左)。オノブは中三から、カメは高1からの長い長い付き合い。
外国人に日本語を教える学校の講師だったカメは、エスパスジャポン展参加の後大腸癌、乳癌を乗り越えて今回のキャラバンに参加。勇気と笑顔の人
 
三尾宏子さん
一緒に写っているのは、レベッカ&ジェーン姉妹、と稲生みきちゃん)
オノブ ラ、フォンテーヌ校では8人分の子供たちの着付けを一人でやってくれたオノブ。着付けの免許皆伝のオノブにはノンコと私も着付けでいつもお世話に。耳鼻科で働く彼女はムーチョキャラバンの医療班でもある。メンバーの状態をみて適切なアドバイスをしてくれている。しっかり者のオノブには子供の頃から頭があがりましえ〜ん。
井出智子さん 卑弥呼  「卑弥呼」さんこと井出智子ちゃん。シルバー軍団、ムーチョキャラバンの唯一若いお嬢さん。レインステイック奏者であり、創作ダンス、作曲&ピアノ演奏も手がける智子ちゃんは 「書」も素晴らしい腕前。マルチな才能を持つ彼女がどんな方向に大きく羽ばたくか楽しみである。
西喜美子さん  キミさん 長野在住の蝋友禅作家、「キミさん」こと西喜美子さん。シルクオーガンジーの透ける生地に24行程の蝋友禅を丁寧に染め上げていく西さんの作品は、澄み渡った青い海に注ぐ光のグラジュエーションであったり、燃える夕焼けの空から深い闇に変わる雲の色のグラジュエーションであったり、静かな情熱を色彩の魔術で表現している。来年はパリで個展をする予定。
山下さくやさん
坪田美智子さん
  「ナビ川合」の高校時代からの親友、山下さくやさん(左)と坪田美智子さん(右)。北海道から駆けつけてきてくれたお二人は、エスパスジャポン展にも参加。
山歩きが得意な二人はパリの街もてくてく、てくてく何処までも。

ご尽力頂いたパリの素敵なお友達
校長ご夫妻 ラ、フォンテーヌ校校長夫妻。パリに着いて三日目、ラ、フォンテーヌ校の日本祭りを兼ねた卒業式&和食パーテイにムーチョキャラバン全員が招かれました。日本を離れてたった三日目なのに、なんて美味しかった懐かしいお鮨!!
臼井教頭先生 ラ、フォンテーヌ校までお借りしていた人形ケースを取りに来てくださっ た日本人学校の臼井教頭先生。温かいお人柄が滲み出ている先生でした。
美松スラリ晶子さん
渡辺理子さん 
ラ、フォンテーヌの美女二人。(左が晶子さん、右が理子さん)父兄会の役員をやっているお二人には「パリ追悼展」開催までどんなに手となり足となって助けていただいたことか!
 理子さんにはラ、フォンテーヌ校以外のことまでマイ、ファックス、マイ、テレフォン、マイ、カメラとなって動いていただきました。もう、パリ16区方向に足を向けて寝られましえ〜ん!でも、16区方向って、我家からどっちなんだろう?!!
渡辺玲ちゃん 「理子さんの長女、玲ちゃん17歳。(中央の紫の着物)。ラ、フォンテーヌ校卒業式の写真です。パリで生まれた玲ちゃんは日本文化に興味を持ち、サンシュルピス教会でもお客様にフランス語で一生懸命お人形の説明をしてくれました」
渡辺茜ちゃん 理子さんの二女の茜ちゃん(14)とお友達が童謡のコーラスで「朗読コンサート」を盛り上げてくれました。みんな将来の美女揃い!個性豊かでタレント性抜群!茜ちゃんは姉の玲ちゃん(17)の卒業式で 宇多田ヒカルの唄を独唱しました。
日本の遊びを演ずる子供達  理子さんの息子、黒一点の和(トモ)君(11)、晶子さんの長女、レベッカちゃん(11)二女、ジェーンちゃん(7)、和君の同級生、みきちゃん(11)の練習風景。
美少女揃いの三人の女の子と、テコンドーで四連勝中の強くて、既にイケメンの和君の四人が舞台に上がると一段と拍手が! 
渡辺実さん もしかして小田和正さんのご兄弟?」と問いかけたくなるほど似ている理子さん夫、実さん。十日間、さりげなく行く先々に車を回してアッシーボランテイアをしてくださいました。
おかげで超過密スケジュールの谷間を縫って、思いもよらない観光三昧!やはり、16区方向に足を向けて寝られない!誰か横浜からの方角を教えて!