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キッチンカウンターの下の空間
←ここを何とかしたい!
まずは、手頃なキャビネットを探しに島忠・村内・大正堂と大手家具屋を回ったが適当なものは無い。
通販のカタログを見てちょうど良さそうな白いキャビネットを見つけて注文したが、届いた品物をみてガッカリ。仕上げは980円のカラーボックス並みで、タナの配置も使いにくさ満点、当然即返品。
さて、どうする |
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一方、住まいを変えてから、今まで使っていた巨大なタンス(W1680, D570, H2000)が邪魔になり、処分を考えていた。
大きなタンスはリサイクルショップでも動かない商品としてお荷物で敬遠され、不人気アイテムの一つ。引き取りは無料どころか処分料がかかる。
くやしいから何か使えないかと無い知恵を絞る。
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ひらめいた! |
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← タンスの扉を利用、左右の2枚で足りる |
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早速棚の材料を調達、米松の集積材 |
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厚さ18mmの棚板と10cm間隔で
切込みの入った支柱。
ホームセンターで必要な長さにカット
してもらう。加工精度は良いが、後に
苦労することになる |
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工作開始 ! |
ベランダでの工作風景 |
扉はタンスの左右にある長い扉を上下からそれぞれ85cmカットして4枚調達 |
裏から見ると・・・ |
扉が重い(片方約5kg) |
カウンターの下に置いて見る、
扉の周囲の見える面だけ似た
ような色のニスを塗った。
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扉の具合も上出来 |
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ユニットを2個並べて完成 \(^o^)/
2個のユニットはインシュロック4本で連結
壁への固定は無く、カウンター板の下にLアングルで前に出てこないようにストッパーを付けただけ
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工作上の・・・ポイント・・・・というか反省点
- 扉に付いていたドアヒンジをそのまま使ったのが正解。ドアヒンジをゼロから付けたら多分相当いびつな物が出来上がっていた、と思う。
- カウンターの下の高さが手前と壁際で違っていた。手前だけ測って支柱を全て同じ長さにピタリと切って貰ったのは良いが壁際の4本を2mm程度削って収まるように縮めるのに一苦労
- 今回木工用ボンドは使わずに木ネジだけで組み立てたが、出来上がりの寸法を正確に保つためには先にボンドで止めておく方が良いかも。ネジだけだと材木の堅いところ(年輪と集合材の結合部分)でネジが逃げてしまい、出来上がり寸法がずれる。多少のことは気にしなければ構わないが。
- もっとも一度組み立ててから棚板の位置を変えたのでボンドで止めてあったらこうは出来なかった。
- キャビネットの左側は目隠しのために板を貼って色合わせのためにニスまで塗って仕上げたが(上の写真)、その後キャビネットの左側にもう一つカラーボックスを置くことになった。最初から判っていれば左側の板は要らなかった。(予測不能の展開)
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おまけ |
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ちゃんと巾木よけの加工もしました |
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かかった材料費 |
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棚支柱・棚板等材木 |
約10,000円 |
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扉の取っ手(@820) |
3,280円 |
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水性ニス・木ネジ |
数百円 |
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概算合計 |
14,000円 |
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蛇足 : 巾木よけ加工 |
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今回の工作のように最初から巾木よけを計画していれば問題ないが
すでにあるものの巾木よけ加工はかなり面倒 |
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カラーボックスの巾木よけ
簡単そうに見えるが |
底板を一旦外して、巾木の分
だけ縮めなければならない。
そうすると背板の固定も変える
必要が出て結構面倒。
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