レッスンサロン BRILLIANT GRACE




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今年も、我が家の2階から見える
多摩川の早咲きの桜が見事に咲き誇っています。
いつもと変わらぬ春の景色。
見る度、癒されます。


3月11日に起こった 東日本大震災
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
地震発生から1週間。
行方不明となられている方がまだまだ大勢いらっしゃいます。
1日でも早く、1人でも多くの方が無事に助けられる事を願っています。


あの日、私は銀座マロニエゲートの9階にいました。
どこかにつかまっていなければならないほどの、とてもとても大きな揺れ
ダンダンダンダンっと下から突き上げられるような衝撃・・・
かなり長い間、この大きな揺れと衝撃が続きました。
はじめはパニックになりましたが(初めての体験ですし)
「このビルは新しいから大丈夫」と自分に言い聞かせ
見知らぬ方と励ましあっていました。
大きく揺れてはいたものの下からの衝撃が小さくなった時
家に1人でいる母の事が気になり
携帯を取り出したら、すでに母から着信が。

急いでかけましたが、お互い悲鳴の状態でした。
揺れが小さくなるまでかけ続け、いったん切りましたが
早くに(まさに最中・・・)お互いの無事を確認できて良かったです。
(これから後はなかなか通話もメールも通じませんでしたから)

その後も余震がずっと続いていたので
帰ろうと思いましたが、電車に乗る気にならず
看板など落ちてきたらと思うと道路も怖くて・・・
(結局、電車は全線ストップ、道路も大渋滞になってしまいました)

とにかくもう少し安全な、情報を得られる場所で落ち着こうと
その後は、三越新館(昨年9月オープン)の9階に避難しました。
(ここは外の様子が分かるのです。いつもうろうろしているので・・・役立つ事もあります)

わざわざ高い場所へ避難?と思われるかもしれませんが
大地震の時は(首都直下の場合ですが)、銀座に津波が押し寄せるシュミレーションがあると
従業員の方から聞き、念の為5階より上階にいようと思ったのです。

結局、かなりの時間をそこで過ごすわけですが
(閉店後はこの9階が三越の避難所となりました)
従業員の方々のお蔭により普段デパートで過ごす時と同じような感覚でいられました。

すぐにガスは止められたのでレストランやカフェはクローズですが
地震対策も徹底していたと思います。
逐一情報を知らせてくれましたし
テレビも設置してくれました。
三越に避難して本当に良かったと思います。
(ただ9階ですから、度々襲う余震におびえていましたが)

ここでも私は見知らぬ方々とずっとお話をしていました。
大分、気を紛らわす事が出来たと思います。

三越で一夜を明かす事になるかなと思っていたら
避難所のイメージがあったらしく
両親が心配して迎えにきてくれました。
ありがとう。心配かけて申し訳ありません・・・

道路は大変な渋滞で、最初は全く動けない状態でしたが
色んなルートを知っている父のお蔭で
渋滞を抜け出し、無事自宅に帰る事ができました。


東京でも今だに朝から晩まで余震が続いており
(茨城や千葉などが震源の地震も多数(東京湾もありました)
特に夜の揺れは静寂の中起こるので、飛び起きるほど怖く感じます。
こんなに長く、地震におびえるなんて初めての事です。
家を失い、家族を失い、そのような中で余震におびえる
被災地の方々の恐怖はいかばかりでしょうか。

テレビや新聞で連日報道される、津波が街を襲う凄まじき光景や傷跡、
そして、命からがら非難された被災地の方々のお話しに触れる度
胸が締め付けられる想いです。涙が出てたまりません。


地震、津波が起こる前の
何気ない生活。
朝、起きて、「おはよう」と言い、温かいご飯を食べて
働いて(勉強して)、たわいない会話を楽しんで
夜は湯船にゆっくり浸かり、そして「おやすみ」と言って暖かいお布団で眠る。
そんな普通の生活が早く、早く訪れますように・・・



2011年 3月
Yasuko Ishii





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